あけましておめでとうございます。
正直、年末に書けることを書いてしまったのでいまここに書くことってないのですが、節目の挨拶はしっかりしておこうと思った次第です。
年末にも書いた『異世界図書館企画(仮)』ですが、現状作品の中核を占める図書館の設定だけはできています。
とりあえず、舞台となる異世界にマッチした図書分類法を作りました。
公共図書館など使われているNDC(日本十進分類法)と同じ0~9までの類目表(一次区分表)からその下の綱目表(二次区分表)まで、ざっくりと。
実は昔同じ事をやろうとして挫折しているのですが、今回はやってみたら一時間ちょっとで綱目表まで埋まっていて、気づいたらできあがっていたという体験をひさしぶりに味わいました。
いまは別の作品を書いていますが、表現や細かい展開に迷うたびに「気がついたら良い感じにできあがっている魔法ってないかなあ」なんてことを思います。
同時に、そうやって試行錯誤をしつつ書くこと自体が好きでやりたくてやらずにはいられない厄介な星の下に生まれた人間らしいので、あっても使わない気もしています。
『おとなげキュリオシティ』の続編の方は、メインキャラクターを見直して、追加のレギュラーキャラを一人作りました。
三人いると関係性を相対化しやすいので、ドラマが作りやすいのです。
見直しに関しては、冬寂ましろさんが書かれている『わりとどうでもいい創作論』の2を参考に設定を書き出してみました。
第2話 キャラの魅力的に動かす3つの方法
https://kakuyomu.jp/works/16816927863191628082/episodes/16816927863223434327 創作論や方法論は、気になったらとりあえず試してみるところから始めることにしています。
自分にはない視点が入っているので、面白いし色々な発見がありますよ。
たとえば、声のイメージで、舞羽は「小松真奈さんだなあ」と思っていたのですが、きすかは漠然としたイメージしかなくて考えていったら「久保ユリカさんだ!」という答えを得たのはなかなか痛快でした。
これから登場する三人目は那沙美《なさみ》というのですが、彼女の声のイメージは「日笠陽子さんで決まり」でした。
そんな風にスローペースながら少しずつ進めています。
今年もよろしくお願いします。