• エッセイ・ノンフィクション
  • 詩・童話・その他

眠れん

・アニメやドラマの最終話などで、オープニングを飛ばす演出が好き。オープニングをエンディングに持って来るとなおよい。
 いちばんは真田丸。真田丸が完成したときの演出は涙が出るほどしびれた。


・アラビア語は、アラビア文字からして、学習意欲を奪う。アラビア語を母語にしている人も、日本語は文字からして受け入れづらいだろう。


・読んだマンガ
「バーナード嬢曰く。7」(施川ゆうき/REXコミックス)
 『あらゆる本を他人の日記と思って読むよ』(102ページ)は、たしかにあながちまちがっていないし、確かにと思うし、本質っぽい名言だ。
 自分の読解力に悩んでいる人へのよい助言になると思う。しょせん、他人の日記なのだ。完全に理解することなどむりな話だ。


・読んだエッセイ
「一私小説書きの日乗」(西村賢太/角川文庫)
 先年死んだ西村の日常を本当にただ淡々とつづった日記。
 大隅 スミヲさんが参考にしていると触れていたので読んだ。

『自称、物書き見習いの日常2024』
https://kakuyomu.jp/works/16817330669303044324

 本当に、何時に起きて、どこに行き(よく編集者とけんかする)、寝る前に何を飲食したかが書かれているだけなのだが、妙な迫力というか、文章にふしぎな魅力がある。
 西村は基本的に、朝昼は食べず、深夜の鯨飲馬食だけだったようだ。それが彼の死期を早めたが、まあ、その因果に対しては、彼としては大きな不満はなかったであろう。
『やはり、作家は不貞腐れながらでも書き続けることが肝心であると、改めて痛感』(157ページ)
 私もいつか、こういう日記を書きたいと思った。

4件のコメント

  • おはようございます。
    どの名言?もうなずくもので、スッキリしました。
    ありがとうございます。

    (おそらく自分は、自分の中にあるもやもやしたものを明確に言語化してくれている文章を読むのが嬉しいようです)
  • ご機嫌麗しゅう♪
    アラビア語……ワタクシも紛争地の方とやり取りするようになるまで勉強しようと思う日が来るとは夢にも……(笑)
    まぁ、色々と悩みは尽きませんが、それも含めて書き続けるしかありませんね。
  • ・高山さん

    おはようございます。
    お役に立てたならうれしいです。近況ノートを書いた甲斐がありました。
    書く時も、「他人の日記」を記すつもりで書くといいかもと今思いました。
    ではでは。
  • ・歌川さん

    ご機嫌麗しゅう♪
    長編を描き終えて、ひさしく頭の中が空っぽでしたが、また、アイデアが浮かんで来ました。
    アラビア語は、日本のくずし字に似てますよね。
    ではでは。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する