『死鎧の騎士』昨日の夜に『第35話 魔剣と鎧鍛冶』を投稿しました。
アミラは相変わらずの牽引役ですが、そんなアミラのためにゲイゼルが魔鎧鍛冶としての力を見せます。アミラは金で解決できることには金を使います。修道会の人間は別に世捨て人でも、常世に夢を見る人でもありませんから現実的です。
曲刀は第25話で敵の傭兵が持ってた武器ですね。曲刀と言っても、多分この辺の土地の刀剣なのでそんなに反ってないと思います。
ファイナルストライクというとD&Dでチャージの残ったスタッフを破壊した時に自爆するルールです。
魔剣の分解については不可逆っぽいですね。可逆であれば作った人なら分解可能なはずです。異世界ファンタジーでよく考えるのが、どこからが魔剣なのか。分解できるのか、分解できるなら柄は魔剣じゃないのか、折れたら治せるのか、よくファンタジーで折れた魔剣を治す描写が出てきますけど、あれどう見ても無理でしょって思ってしまいます。
魔法を現代科学的なロジックで解決するのはあまり好きでは無いので(SFに近づくから)、分解して、刃には鋭利さと錆防止が~とか、柄には修復が~とかいうのは前からあまり好きでは無かったんですよね。そういうわけで、こんな感じの分解になりました。人が亜神になるように、何か別の存在に変わるということで、不可逆にしています。どういう理屈で分解してるかも何処かで出てくると思います。
消去の魔法は『かみさま~』で主人公が覚えた唯一の魔法ですね。
魔剣ミュルスキ・ヤ・ミュルスキは兜になりましたが、ゲイゼルは魔剣と呼びます。盾を魔剣と呼ぶのも同じですね。元が魔剣だったのでそのまま魔剣と呼んでるのです。傭兵のオッサンが使ってたにしてはかわいい感じの名前ですが、ミルスキはフィンランド語で嵐です。
謎のゲイゼル物質については実は二度目の登場です。
馬はデストリアですね。日本の中世西洋ファンタジーは馬には割と無頓着なんですけど、洋物は拘ってる作品もありますね。ゲームでは"King Arthur Pendragon"を初めて手にしたとき、詳しくて夢が広がりました。拙作では『堕ちた聖女~』で主人公が馬を判別して相手の身分を見破ったりしてます。
次回、『第36話 会戦』は本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!
『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442