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『死鎧の騎士:モオンバル領』更新

『死鎧の騎士』昨日の夜に『第33話 モオンバル領』を投稿しました。

システィル・ハリヤは当然、ターニングなんてできません。所属する修道会が厳しいらしいので、表立って荒事はできないため黒剣さえ振るいません。味方になると使えなくなる強敵です。局所的にしか強くない、つまり接待マップじゃないと強くない敵みたいになってます。

ターンした死者たちは破壊されず、そのまま再びアルルーナの力で連れて行きます。アミラの本来の仕事ですね。

傭兵団に戻ったブラドーはベタベタのベタな会話でアミラたちを恩人だと紹介します。

レヴナントについては科学的解釈ではなく、魔法の力で動いてるようです。こういうの、SFちっくな解釈はSFに任せておいて、魔法のあるファンタジーは魔法の理屈で解釈する方が好きです。双方棲み分けした方が二倍楽しめますしね。

逆に武器の使い分けについては、できるだけ理屈をつけたいところです。例えばレヴナントですね。彼らは防御はほとんどスルーしていい代わり、それほど技量はありません。アミラが第3話で考えた通りであれば、技量は死者の技量に由来するようなので、扱いやすくて両手でしっかり持てて何より安い槍を持たせています。

農民兵でも貧しい者は大鎌なんかも使います。ただ、傭兵たちが大鎌では槍相手は厳しいというのは、大鎌、長さの割にリーチが短いんですよね。力を篭めるために両手で離れた場所を持ち、しかも刃が内向き寄りなので自然とリーチが槍に負けるわけです。昔、吸血鬼の映画か何かで大鎌使ってた気がしますけど忘れました。何でしたっけ?

もうひとつ。板金鎧相手なのにここの戦場、剣がやたら多いのは、魔族相手に魔剣ばかり使われてた影響ですね。魔剣と鎧だけ発達してきた感じですね。まあ単純に作者の鎧好きが大きいんですけど。この先、徐々に細くてしなる長剣、戦鎚やフレイル、棘付きのメイスなんかが対人は主流になってくると思います。

鎧さえ着ていれば死者が比較的少ないのも理由かもですね。職業兵が自ら剣を主に使って、自分たちの身を守ってるわけです。

あとはクロスボウですね。帝国の時代からありますが、これだけはどうしても強力な上に素人が使っても強力、機構の進歩が進んでいる、上質なイチイやトネリコなどが不要といった利点があるので、ある意味拳銃のように普及して、拳銃のように規制されてるかもです。


次回、『第34話 レブカ卿』は本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!


『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442

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