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『死鎧の騎士:レヴナント』更新

『死鎧の騎士』一昨日の夜に『第32話 レヴナント』を投稿しました。

魔剣ヴェンギル。Vængirは古ノルドの言葉で翼ですね。Wingの語源です。魔剣の名前は多言語でバリエーションを出しています。そもそも古王国であるタルサリアが、滅んだローランドの国々が集まってできた国という話でしたので、色んな言語に造語を交えてつけてます。

システィル・ハリヤとヘルは、主に日の出と日没で切り替えています。ハリヤのkhalijaは隠すという意味で、ヘルをイメージしたHeriosは太陽神ですね。ユハンの太陽であったわけです。ちなみに『姫様ここにあり!』に於いてヘルの誕生で描かれているのは日食です。

ヘルが(おそらくは読者が)疑問に思ったことをスパッとゲイゼルに問いかけてくれます。うじうじと謎を引き延ばして話を引っ張る展開が嫌いな作者ならではの演出だと思います。

最後に出てきたのはハルキナの傭兵です。前話でディールオ卿が話していた傭兵ですね。追ってきていたのは、おそらくは墓場から蘇った死者たち。アミラはそれらをできるだけ傷つけず、ターニング(ターンアンデッド)で、D&Dで言うところの『破壊』します。

レヴナントというと、帰還者。D&Dで登場する強力なアンデッドです。ここでは、戻ってきた死者くらいの意味合いで使ってます。


次回、『第33話 モオンバル領』は昨日の夜に更新済みです。
お楽しみいただけますと幸いです!


『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442

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