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『死鎧の騎士:会戦』更新

『死鎧の騎士』昨日の夜に『第36話 会戦』を投稿しました。

馬の値段は一般的なラウンシーで金貨2.5-3枚程度。コーサーやチャージャーで金貨11-14枚、デストリアで100枚以上になります。馬は維持費の方が大変なので、軍馬を養えるような者を騎士と呼んで特別な扱いをしたわけです。

クロイゼクネヒトは前線で戦う者以外にも、鍛冶師や縫製職人、施術師、食料を管理し料理をする専門の集団なんかを抱えていて、後方で彼らを支えています。上層部はあんな感じでしたが、彼らだって一枚岩ではありませんし、何より金を持ってる所は冗長性があって強いですね。

戦場は部分的に湿地ですけど、雪が降る前なのでそこまでぬかるんでるわけではないようです。
もともと、50人少々の職業兵士に200の民兵を足したくらいの規模で、傭兵を雇って倍程度の戦力にして防衛してたところを、500の死人を加えたエンブリルが前日、圧勝したってところでしょう。

騎乗投射兵のクロスボウは馬上用巻き上げ機が作られてるという設定です。一撃離脱で巻いて戻ってくるみたいな。今回は初撃だけ加えたら後ろの歩兵を降ろします。

交渉旗は『堕ちた聖女~』や『堕チタ勇者~』、『王子~』で登場しました。割と無茶苦茶やってるのに、何故か変なところで矜持があるのが好きです。ちなみにこれを守らないのがヴォーゲルと呼ばれる蛮族です。そう言う理由で長く北方のルイビーズは蛮族呼ばわりされてました。交渉旗を焼くのはヴォーゲルにも劣るというのは『堕チタ勇者~』の世界と同じです。

アミラは張り切ってますけど、割と気持ちだけが先行して、具体的に何をするか考えてないっぽいですね。


次回、『第37話 インヴィンシブル』は本日の夜に更新です。
お楽しみいただけますと幸いです!


『死鎧の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/16818093088653827442

2件のコメント

  • スレてないのがアミアミの良いとこだと思います(小並感w
    大変だ、なんとかしなくちゃって(自分には関係なくとも)思えるのは、
    美徳でもあり、危なっかしくも…難しい。
  • アミラは読者の素直な感情を代わりに吐き出してくれる主人公であればいいなと思います。世間とほどほどに離れてるのもちょうどいいかなと。

    吐き出した感情が見当違いだったり、やり過ぎだったり、力及ばなくて挫けたりするのを、ゲイゼルが補って肯定してくれる物語じゃないかなと思います。
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