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欲しいものができた。

勿体ぶって語るほどのものではありませんけどね。

家族と共有パソコンを使っているので、なかなかPCの長期間独占が難しい。
スマホはあるけれどフリック入力はイライラする。
自分用のあたらしいPCは手が出ないし、ポメラは電池の持ちが悪そう……。
そんなわけで、Bluetoothキーボードが欲しいなと。調べるとそこまで高くはないようですし。

スマホのバッテリーの減りには気をつけなければいけないようだけど、家族のだれかがPCを独占していても家の中で使えるし、隙間時間の執筆可能になる。カフェや喫茶店で書くってこともできる……いいじゃないか。

というわけで今どれがいいか検討中です。
重視したいのは、入力が楽、持ち運びできる、バッテリーの持ちがいいってところですかね。


――と、特に脈絡もない雑談をかましてみました。


もうしばらく前のことになりましたが、田辺聖子さんの訃報について触れたかったのにすっかりそのことを忘れておりました。自分のバカバカ。

田辺さん、全ての著作を読んではいませんが(膨大すぎて無理だよ!)、一時期古本屋でハイミスものの小説やエッセイを文庫本を集めて読んでおりました。古本屋なのは新刊で手に入りにくい時期だったためですよ。現在は代表作が復刊されてだいぶ手に入りやすくなっています。飯テロものとかを書かれる方は読まれた方がいいですよ。きっと勉強になる筈。

たまたま古本屋で買った田辺さんご自身による自作のガイド的エッセイ本を読んで興味を持ち、ガイドに登場する本を中心に読みだしたのがきっかけですね。
当然、私が手に取った時よりも以前の京阪神を舞台にした大人の男女の物語が紡がれていたわけですが、なんとも大人っぽくてしゃれていてお茶目でロマンチックで、よい匂いと肌触りのする世界が描かれていたことに目を見開かされました。美味しいものもたくさん登場するのも良かった。
風俗はもちろん古いけれど(その古さが却って魅力的というのもある)、永遠に古びない世界も書かれていたというような、贅沢な小説であったなぁ……と(話はそれるけれど、本というのは贅沢な世界がたかだか数百円で手に入るというのがしみじみすごい)。

書くものもガサツだし、実生活上でも掃除や片づけが苦手で汚い部屋で横になるような日々を過ごす自分ですが、田辺さんの小説で自分の手で美しい世界に触れられてよかったなぁ……という気持ちがどこかにあり、なんとなくお礼めいたものを伝えたくなったのでした。てなわけでここに認めておきます。

にしてもひどい文章だなぁ、私よ。



最後になりましたが、先日更新したエッセイや旧作・連載作へのお星さまとハート、ありがとうございます。執筆への糧にしております。週末休んで英気をため多分、連載作を進めてまいりますね。

西フロイデ様、エッセイへのレビューをどうもありがとうございます。
なにやら勿体ないお言葉でおほめ頂きまして恐縮です。ひええ……。それに私など全然ペーペーでございますよ。
受賞作にも目を通して頂いたそうで、喜んでおります。少しでも楽しい時間を過ごす供として用立てていただけていたのならよいのですが。

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