神崎あきら

びっくりしました。週末あたりかと思っていました。
本日3/12（火）はカクヨムコン９中間選考発表でした。

今回、長編１作品、短編３作品が通過していました。
作品への応援ありがとうございます。

【長編】３作品中１作品通過
烏鵲、暁闇に飛ぶ - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16818023211854993268


【短編】６作品中３作品通過
匣の中 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330664250883431

ブルー・オーシャン - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330667518055527

まほろば水族館 - カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/16817330663786879238

長編は『東方伝奇』のリライトで１月半ばから思い立って書き始めました。
書かなきゃ……みたいな天啓があったように思います。
実のところ、長編ホラーを書こうとしてアイデアが出せず、残り少ない時間でこの機会に集中してリライトしようと思ったのです。
非常に短期間の戦いでしたが、心ある読者さんがたくさん読んでくださりレビューもいただけたことが大きいと思います。

短編は現代ファンタジーだと競争率が高いのでは、と思っていましたが１作品は落選でした。ホラー短編は二作品落選で、昨年よりも通過率が悪かったです。
ホラーは昨年通過できた作品よりも星レビューは多かったような気がするのですが、それだけ競争率が高かったのでしょう。

後半なかなか応援に行けなかったのですが、応援していた作家さんは軒並み通過されており嬉しかったです。
落選された方もこれは読者選考だし、作品の優劣はさほど関係ないので別のコンテストを狙いましょうよ。

カクヨムコン６のときから考えたら、全部で４作品も通過できるなんて信じられないほどです。それだけご縁ができてきたのかなというのもありますし、コンテストにちゃんと胸を張って出せる作品を書く気概は当時と全然違います。

さて、ここから編集部の選考になるわけですが、正直厳しいと思います。
どの作品も力一杯書いたのですが、周りを見渡して抜きん出ているものがあるかというと、客観的に考えて難しいでしょう。

今回の一番の成果は「烏鵲、暁闇に飛ぶ」を書き切れたことです。
自分の中で最高の作品です。（ブラッシュアップはまだまだ必要ですが）
今後は続編の「烏鵲堂事件簿」を書き進めつつ、新作長編の構想も練っていきたいと思っています。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
もう春が来てますね（過去写真・中国西安にて）