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2024年12月04日の近況報告 何故AIをここまで叩くのか?

 AI、今回のお話では特に「画像生成AI」を使いたい人からしたら「全く意味が分からない」位に反AIの勢力が強いのは何で? って思いがちだけど
「現在のテクノロジー水準では犯罪に悪用されて、物によってはAI生成のニセモノである証明のしようがない」からダメなんだ。とは言わせてくれ。



 例えば、一時期話題になった「クジャクのヒナ」で検索をかけるとAIで合成されたウソの画像が大量にヒットする。っていう事があったから
「真実を知りたい人を邪魔する」から現在みたいなAIの幅広い利用は今の所考えた方がいい、ってなるわけでして。
 AI生成画像は年々精巧になっているから一目見ただけでは判別しにくいから騙される人も出て来る。だからダメなんだ。



 記憶に新しい例ではとある博物館のイベントポスターで「AIで合成した実在しない貝類の画像を使った」として一時期騒がれたけど、あれも
「あのポスターの貝を見たくて来たのに実際には存在してなかった」ってショックを受ける人がいるだろう。ましてや
「博物館だからこそ真贋(しんがん)を厳格に見極めなくてはいけない立場なのにAIというニセモノを使うのはどういうことなの?」ってなって大騒ぎになったんですよ。



 しかもAIを駆使すれば「罪の捏造(ねつぞう)」も可能で、逮捕させて社会的に抹殺したい人をAIで取り込んで痴漢冤罪動画を作ったり、外を全裸で歩き回る露出狂動画を作ったり、
 その他犯罪行為に関わっていると思われてしまう捏造動画を「でっち上げる」事も可能なわけ。だから現行法ではAIは規制しなくてはいけないわけなのよ。
 特に痴漢は現行法でも「例え女側がでっち上げた嘘」だったとしても「男性側の人生が終了する」のだからましてやAIによる捏造動画をでっち上げられるのなら、
 もう電車に乗る=痴漢者扱いされる。どころか「普段は電車を利用して無くても」罪を着せる事が出来るから、それはいかんでしょ! って話にもなる。



 多分AIを使いたい人は「承認欲求のお化け」になってて「むしろ承認欲求こそが本体」になる位それに突き動かされていて、
「アイディア次第ではこんなボクでもみんなから凄い凄いと賞賛されるようになるんだ!」って思ってるんでしょうね。
 その「AIさえ使いこなせればボクでも凄い人になれるんだ」っていう発想自体が全然、これっぽちも凄くない凡人の極みである事に気づかないのは、正直言って危ない。
 それこそ「やることなす事その全て」が「隅から隅まで凡人の極み」で「わざとやってんのかな?」って思われるほど没個性的なレベルなんだよな。



 ラノベ作家やマンガ家志望者が「ボクの渾身のアイディアを誰にもパクられないように、ボクを絶対に大ヒットさせてくれる人だけにしか言わないようにしてるんだ」
 って言うのと一緒。言っとくけどそれ、大抵のワナビはやってる事でこれっぽちも個性的じゃない事だからね。
 それに、肝心なその「渾身のアイディア」って奴も令和の時代に
「宇宙を旅する蒸気機関車に乗って星々をめぐるお話を思いつきました!」っていう次元で、全くお話にならないんだが。



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