• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

2024年12月02日の近況報告 縛りプレイ

 いわゆる「ゲーム実況」では他の配信主と差別化するために「縛りプレイ」をすることがあるだろうけど、面白くなるどころか悲壮感が漂ってきてむしろ普通の配信を見たくなるものも多い。
 動画を作った本人たちにも名誉ってものがあるから具体的にどれか? とは言わないけどね。



 どこで聞いたか詳しい話は思い出せないけど(多分いろんな人の話が混ざってると思う)「面白さは掛け算」だそうで、ゲーム実況の例で言うと
「10の面白いゲーム」を「10の面白い人」が実況すると「10×10」で100の面白い動画になるけど
「10の面白いゲーム」を「1のつまらない人」が実況すると「10×1」で10の面白さにしかならない動画になる。との事。



 その「面白さは掛け算」という理論を信じるのなら
「1のつまらない人」が何とか面白くしようと縛りプレイをしても元が面白くないだけあって「0.1の縛りプレイ」しか思いうかばなくて
「10×1×0.1」になって「1の面白さ」になってしまう。



 あるいはもっと酷い例では面白くしようとしても、そもそもが面白くないから「面白くするための縛りプレイ」のつもりが「-1の縛りプレイ」になってしまって
「10×1×-1」になって「-10の面白さ」になってしまう。つまりは「見るのが苦痛」になるコンテンツを配信してしまう事になりかねない、という地獄絵図。
 冒頭で述べた「悲壮感が漂う縛りプレイ動画」はこれが原因で産まれるのだろうか……。



 個人的には「よゐこの○○で○○生活」っていう極上級の面白いコンテンツを摂取して、
 それが平均点だと思って暮らしてるから縛りプレイがつまらないって考えになるんだろうけど。

 よゐこは縛りプレイとか一切ないし、ゲームも全然上手くないけど見ていて凄く面白いゲーム実況動画なんだよね。
「面白さは掛け算」の話だと「10の面白いゲーム」を「100の面白さを持つよゐこ」が実況するから「10×100」で1000の面白さになってると思う。
 さすがは芸人。まさに職人芸かと。



Xやってます。日常生活で思ったことをつぶやいています。
https://x.com/agatuma_yui

作品一覧はこちらから。
https://kakuyomu.jp/users/agatuma-yui

よろしければフォローをお願いします。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する