わたくし、あがつま ゆいはWEB小説を日夜書いてネットの海に投げ込んでいます。
昔は無給でボランティア、今では広告収入の還元プログラムを利用しているものの月数百円程度の小遣い稼ぎにしかなりやしません。
コンテストに応募しても周りのレベルの高さに散華(「さんげ」と読む。詳しくはググれ)してばかりで、
最終選考に1回だけ残れたのが戦歴と言えば戦歴。とまぁボロッカスの戦歴です。
正直書くというのはべらぼうに時間がかかります。
こういう近況報告みたいな書く内容がある程度わかってる物でも1000字程度書くのに30分かかるなんてザラですし、
小説だと話の引き、どうやって楽しませるか、次の話を見させるための次回予告……
など考えることが近況報告とはけた違いに多くなり、1時間かかっても1000字も書けないというのも良くある話。
そんな「べらぼうに時間がかかるのに何の成果も無い事を何で続けているのか?」というと、突き詰めて言えば「自分の遺伝子を遺すため」というのがあります。
この名義とは別の名前でホームページでサイト運営をしていた頃、私のサイトを見て考え方が少し変わった人がいたんですよね。
初めはただ単にそれが面白かっただけなんですが、ツイッターをやってる際に(あがつま ゆいとは別名義の完全プライベート用ですが)
私がオススメしたゲームを他の人が遊んでくれてお礼を言われた時に確信したんですよね。
「俺がいなかったら彼女は違う人生を歩んでいた。俺の足跡が彼女に残った」って。
それ以降、何で書くのか? と言われたら「自分のDNAを残したいから」と言うようにしてます。子孫を残すという本能にどこまでも忠実だな俺は。
文章を書くというのはある種の生殖活動の一環なのかもしれません。