前にXで拾った「物語の主人公」と「世界の主人公」との違いを解説してくれたポストがあって、それによると
https://x.com/KbS2BOeCI9RTOzC/status/1788741492133261560『物語の主人公
→あくまで自分の物語の主人公であり、(同じように)自分が主人公の物語を生きてる他人からは雑に扱われもする
世界の主人公
→世界の主人公であるため、その世界に自分の物語を生きる人は存在せず、主人公以外皆主人公の物語の脇役。主人公ファースト』
という違いがあるとの事。
この辺と「同じ根っこ」に当たると思う部分が、別の人のポストにあって、
https://x.com/_cup_sugar/status/1769930528185332139『なろう系に出てくる敵って平和を脅かす悪や考え方の違いでぶつかる相手というより、
主人公様が絶大なるお力を披露して蹂躙するためだけに存在している感が多くてキツい
言語化が難しいけど、このキャラが生まれた理由は主人公が気持ちよくなるためだけなんだな、みたいな
悪役ではなくやられ役
伝われ』
っていうものだ。
今の30代後半から40代の世代は、ちょうどファミコンでドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのコンピューターRPG直撃世代で、
そこでは「RPGの主人公は特別な存在」っていうのが大半だから
「世界の主人公」が普通で、敵は全て主人公=プレーヤーに倒される「やられ役」っていう認識だから、いわゆるなろう系はそういう構造に自然となってしまうのだと思います。
「物語の主人公」だと自分が「良かれ」と思ってやったことで他人に迷惑をかける事も多々あるのですが(散々実体験済み)
「世界の主人公」だと自分が「良かれ」と思ってやったことが全部拍手喝采を浴びるんですよね。そこの「天才的な主人公様」を「キツい」と思う人がいておかしくないでしょう。
まぁ言いたいことは分かります。箸が転んでも主人公アゲをキメるよなRPGのキャラたちは。
これからコンピューターRPG黎明期(れいめいき)の直撃世代が50代、60代になってクリエイティブ業界の中心になるだろうから、
余計に「物語の主人公」と「世界の主人公」との違いが分からない人が増えそうだ。
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