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話が地味で小難しい。

 ネット小説の最近の流行について話をしていたら、つい先ほど創作友達に言われた言葉です。
 「女史の文章は長くてまだるっこしいし、話が地味で小難しいから共感できない……ってなる」。

 いやあ当たってる。
 さすが長い付き合い。的確すぎて笑うしかありませんでしたwww
 勢い余って昔書いた話をアップしてしまうほど(笑)。
 ねー、この頃から(っていつだ)ずっと、地味で小難しい話を書いてるのよ。

 …つってもね。
 いわゆる「自家発電」(下ネタ的意味もあるので、わからない方はお調べください)的に書いているのと、自分が読みたい話が商業誌にもネット小説の海にもほとんど見つからず、たまーに、いいのがあったやったー!! 小説の神は我をお見捨てにならなかった!! と思ったら、即シリーズ打ち切りになるか更新されないか、挙句の果てには作者様が退会シマシタ…って…。

 これが何度も続けば、ああ、自分が好きなものは世間様とかなりかけ離れてるんだろうな、と悟らざるを得ません。
 思いつくタグで検索してみて、出てくるユーザー名が自分のだったときのがっかり感(笑)。
 検索の仕方が致命的に下手なだけかもしれませんが。

 それに、話が地味なのは昔からだし…。
 高校時代に国語教師から言われた「文章はうまいが、ドラマがないな」というのが私の原点なのかもしれません。

 うーん、創作指南書とか文章読本とか好きで読んでるんですけど、自分が「そういうの」を小説に求めていない(読んだ小説にたまたますごいドラマがあって面白かった、というのはもちろんある)のと、どういうわけだか、思いつく話思いつく話、短編長編含めて妙にフラットな方へ進んでいくので、こりゃあ自分には面白い小説を書く才能はないんだと、これまた悟らざるを得ません。

 まあでも仕方ないと最近はあきらめています。他の人が「小説の書き方」とかを読んでちゃんとできることが、自分にはできない(それでもようやく「プロットを立ててその通りに書く」ということができるようになりましたが)。
 「みんなと同じ」ものを書く必要はない(やってみたいですけどね、好きなジャンルとかあるし)。小説を書くのは自分の一部なのだから、それは誰にもどうすることもできないわけですし。

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