ひぐらし　ちまよったか

これはミステリーなのか。作者困惑の一作。俺シリーズ第４作目！ 誰もが知っているあの小説。あまりに有名なあの結末。 さて、本作は……。 走るアイツの悲しい真実。聖なる夜の物語。さら…

松前日々輝(まつまえひびき)と雪城在処(すすきありか)は家が向かい同士の幼馴染だが、お互いに小学校高学年になったあたりから、あまり話さなくなった。たまに話をしても噛み合わない歯車…

　探偵の俺が小さな商店街で出くわした事件は大きかった。謎の武装集団に悪の組織、殺し屋そして幽霊！　小さな街に隠された「お宝」とは。 全ての謎は祭の夜に！ 前作「俺の事件簿」ht…

最初から見抜いた方と、素直に読み進めた方は、この物語を読んで脳内に展開する映像が全く違うはずです。そして、読了後、前者は面白かった、後者は驚いたと感想を述べます。これは作者が対面…

※こっそりとカクヨムコン8に放り込みます(*´艸｀*)←謎 ソーシャルゲームでの出逢いからの詩です。 ※私の体験談じゃないです～ ● 楽しくも悲しくも、何もない。 そん…

ここは閉じられた狭い世界。僕らが生きていくために必要な食料は全てトンネルの中に溜まっていく。だから僕らは、今日も生き延びるために、そして世界の出口を探すために、危険だと知りつつも…

此までのあらすじ。 「レブン▪フォン▪クロホード。お前は伯爵家三男でありながら薬学を学び、学園の研究学園の研究室で違法毒薬を開発。皇太子の婚約者である公爵令嬢エレノア▪フォン▪…

とある遠い未来の戦場。数百年も続く桜の大海原。 儚き桜は儚き命によって笑うのだ。 男はその戦場で駆ける。 旧式のライフルを握りしめ、弾丸にすべてを賭けて。 生きろ、生きろ、生き…

気難しい父に反発する私。 母が語った父の過去とは…… 父が見つめている南天の実にまつわる物語。

俺は鬼ヶ島で門番している赤鬼だ！ 仕事は順調！ 職場の人間関係だって良好だ！ そしてついに……俺はあの子にプロポーズをする！ 全てが順調だった。 ――そう全てが順調だった…

――大切な人の隣にいるだけで。 世界的なパンデミックから半年。 最初はただの流行り病かと思われたそれは、死者を蘇らせるものだった。 そんな中、2DKのアパートで暮らす「元」…

全国で相次ぐ集団記憶喪失事件。それらは人の記憶を喰らう怪物「ハミィ」によるものだということを人々は知るよしもない。 ある日、事故により記憶喪失となってしまった幼馴染の見舞いに行…

今回はちょっとしんみりと。俺も渋く決めます。 なお、本作は「名探偵俺シリーズ」の中の一作です。 他のシリーズ作は以下の通りです。 俺の事件簿 https://kakuyomu…

３３歳のレオ・フェルナンデスは、故郷のブラジルで料理の修行をし、念願だった自分の店を日本で開くが、コロナがたたり、あえなく店をたたむことになる。 妻と子供を養うため、レオは派遣社…

ある日送られてきた不審なLINEメッセージ。 誰かが都市伝説をまねて嫌がらせをしているのだろう。 陰キャな俺をからかって喜んでいるに違いない。 そう思って適当に相手をしていたのだ…

貴方がまだ幼いころ家にやってきた、メイド型アンドロイドのエルグランディア。 両親が共働きだった貴方にとって、エルグランディアは母のような、姉のような、友達のような、恋人のような存…

最弱ヒロインサバイバル、死んだら終りの一発勝負！ レトロＲＰＧの実況配信をしていたら謎の人物によってプレイ中の神ゲーの世界へ。 しかしよりにもよってシリーズ最弱ヒロイン、アイシラ…

「小鳥さんちの台所」とのコラボレーション企画です。 本文を読まないとピンと来ないと思いますので、是非、「台所」にお立ち寄りください。 ※※※※※※※※※※※※※※※ 今日もお…

〚ここは、蒸気機関が発達し、からくり仕掛けの飛空艇が空を駆ける世界〛 　私、ルシア・オルゴール・ニアは、アヴリオン帝国の神久音市立藍舞学園に通う中等部二年生。双子のココア・オルゴ…

ある日突然１通のメールを受け取った。 送り主は自称神様という。 ただ不思議なことに、送付先のアドレスがない。 そしてメールも削除できない。 その内容は、俺を世界のルールから外す…

異世界を便利にするべく常に開発され続ける魔法。しかしその発展の裏で政府非公認の脱法魔法を開発、使用してしまうものも少なくない。 魔法取締官、通称「魔取」はそんな脱法魔法の蔓延を阻…

「想像して。ここは教室ではない。貴方は今、広い砂浜に立っている。波音がして、綺麗なアクアブルーの海水が、脚に寄せては引く。冷たくて気持ちが良い。感じてみて……」 　しおんは放課…

祖父のベッドに寝ていたときに現れた、ちょっとかわいそうなオバケの話。 実話で、あまり怖くない話です。

【アイヴィス】という名のアンドロイドが蔓延する近未来。人々はその利便性に依存するも【アイヴィス】は人間と同じく病を患う機械だった。病から時に暴走する彼らを治療する機械療法士《レイ…

注意！！　想像しないように。 青年は惨めだった。 青年は屈辱を味わった。 青年は悔しかった。 青年は憤った。 だから、黒ゴマの青年は決意した。逃げることを。理不尽に殺される存…

画竜点睛 ——その昔、まるで生きているかのような龍の絵に目玉を描きこんだところ、 本物の龍になって絵から飛び出し、何処かへ飛んで行ってしまった—— という故事が元になった言葉だ…

ゲーム開発者の神崎俊夫は、自らが主として開発に携わったタイムマシンに乗って、二十二世紀の日本を覗き見するが、そのあまりの変貌ぶりに愕然とする。その後、電器店で見た十六種類の文房具…

俺はたった今思い出した。俺の前世が勇者であったことを。たくさんの化け物を倒して人々に崇め奉られていたことを。 なのに今の俺はどうだ？　上司には媚びへつらい、部下には舐められ、肉体…

『カクヨム甲子園２０２２』を読んで。

突然、不思議な力を手に入れたルイ。しかし、その力を使いこなせずにいた。この違和感は何なのか……

まずは第3話まで読んでほしい！！【読んで笑って！　詰め込みまくりのラブコメディ！】 （ああ、なんて素敵なのかしら！　まさかリアム様があんなに逞しくなっているだなんて、反則だわ！　…

貧しく、つましい不便な古い時代だった頃、 より大きな幸せのために、小さな犠牲を払うのは、 一つの社会正義の形であり、必要悪であった時代が確かにあった。 豊かになり、自由があり、…

第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト参加作品。 （テーマ：あなたの心を離さない“後輩のくせに失礼な”あの子） 殺し屋のネムちゃんとその先輩が、通話でウィットに富んだ会話…

しょうたくんはとっても可愛い四歳の男の子。 優しいお姉ちゃんやお兄ちゃんたちに大事にされて、毎日すくすく育っています。 今日は氏神さまの夏祭り。 お兄ちゃんと一緒に来た縁日で、し…

空に浮かぶ月を眺めていると、ふとあなたの顔を思い出す。 だから私は、愛しいあなたを忘れないように、いつもその夜空をキャンバスに切り取ってしまうのだ。

高層マンションの一室で月に一度ほど、定例で行われている食事会。 部屋の所有者、木場はもてなしの為の料理作りに腕を奮っていた。 集まったのは、好々爺然とした日宵（ひよい）。 若く…

春が近づき、つらら女が男の元を離れたのは、なぜだったのか。 カクヨム公式で 【公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ ～日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよ…

今日もランチタイムの学園放送は楽しく弾けた二人のトークショーが繰り広げられていた。

おばちゃんはその人に会いに行った。 一人で… 誰にも言わずに…

ひいおばあちゃんが毎日見ている樫の木。その木にまつわる物語。

ミチはいつも僕の手を引いていろんなところに連れていってくれる。僕には見えないけれど、ミチにはいつも何かが見えている。

26歳の東城里子はモテない。訳ではない！　剣の道に生きているから出会いがないだけだ。多分。きっと！ 里子はある日、近所の湖で凶暴な大型犬から絶世の美女を救う。里美は美女に“無視出…

ある会社では、社長から目を掛けられている男性社員が令嬢と結婚することになっていた。 これをよく思わない目地田は妨害しようとするが、うまくいかずに殺人をおかしてしまう。 『ワシ…

九州北部に伝わる昔話『鷲の卵』をもとにして書いた、現代のお話です。 貧乏な独身女性の主人公は、念願の「ファラオの茹で卵」を作ることにした。 とろ火でじっくりことことと卵を茹でて…

九州北部の昔話『鷲の卵』をベースに書いています。 父親の言った冗談のせいで、蛇と結婚することになった娘は、 このままでは命を落してしまうという。 父親は娘を救おうとして、占い…

　未だ、恋の経験の無い僕。 　このままでは、良くないと思い、機械の力で、恋の経験をしようと、作ってみた、恋のアシストアイテム充恋器。 　とんでもない失敗作でした。 　

居酒屋でアルバイトを始めた大学2年生の私は、たまたま客として来た高校時代の先生とばったり再会した。あの日と変わらぬタバコの香り。それは初恋の香りであり、燻る恋心の副産物だった。

現実世界に起きていることが辛くて ほぼ一日中眠るようになったひきこもりの女の子、“ゆめ”。 ある日彼女は夢の中の自分、通称“夢ガール”に「夢だけじゃなく現実でも“ゆめ”でいさせて…

　私、清水信吾は去年、美しかった妻の優子を亡くして生きがいを失っていた。しかし会社の異動で同じ課で働くことになった、元気で可愛い里美と知り合い、ひかれていった……。

千代ちゃんが初めて大阪のおばさんのお店に遊びに行きます。そこで出会った水掛け不動さんのお話。 「天神さんの細道は～」の中の一話