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2021年 締めの挨拶

2021年も、もうすぐ終わりですね……。

今年もコンスタントに連載を続け
約25万文字も書くことができました。

文庫本にして約2冊ですか。
素人ながら頑張ってる方なのではなかろうか。

ひねくれ黒猫の魔法学園ライフも
連載開始から4年半近くと長いですが
ようやくゴールが見えてきそうです。

本当なら、ラストスパートをかけて
一気に完結させるべきなんでしょうけども_(:3」∠)_

いやぁ、なんというか今年はいろいろありまして。

コロナで世間が大変だというのに
ウチの会社はお構いなしに普通に営業してたからね
もう少し、ゆっくりさせようという心遣いはないのかと。

それと、執筆とはまた違ったことをしておるのですが
海外のゲームの日本語訳をやるようになりました。

とはいっても、始めたのは10月からと
まだ経験値一桁のペイペイですけれども。

『また突飛なことしやがって』と思っているそこの貴方。
その通りです。何やってんだろうね_(:3」∠)_


ちょこっと説明させてもらうとすれば――

最近の機械翻訳も精度が上がっているおかげで
(もちろん、誤訳もあるので幾つか並行して使ってる)
英語が殆どできないWin-CLさんでも、
一度通せば普通に楽しめるぐらいにはなるわけですよ。

で、作品の流れとある程度の文脈さえ分かれば
どういう文章が適切なのかも自然と分かってくるんですよね。
いや、まぁ。これでも物書きの端くれですから。

キャラクターの顔を見れば
おおまかな性格や口調、好きな食べ物
風呂に入ったときにどこから洗うかや
トイレにかける大まかな時間まで
なにからなにまで分かっちゃうWin-CLさんですよ。

……と、話が脱線しかけたのを戻して。


小説を書くのって、大まかに言ってしまえば
 ①ストーリーの展開を考える
 ②展開を進めるための文章を考える
 ③読みやすいように文章を整える
の3つの工程じゃないですか。

これの①、②は既に行われているわけで。
わりかし、そう難しい作業ではなかったのかな、と。
とはいえ、本業の翻訳家に比べれば遠く及ばないとは思いますが。

――と、ここまでは翻訳作業についての話。
ここからは、なんでそれで忙しくなったのかの話。

①面白そうだけど、日本語が実装されていないゲーム。
 どうしても遊びたいので、翻訳しながら遊んでみました。
  ↓
②ある程度予想はしてたが、やっぱり面白いわ。
  ↓
③他のユーザーにも是非楽しんでもらいたいので
 日本語パッチを作って公開したい。
  ↓
④勝手にやると法律的にはアウトなので
 ゲーム制作者にコンタクトを取り許可を貰おうとする。
  ↓
⑤なぜか、公式採用されてストアに組み込まれることに。

……あれ?
なんか最後の方がおかしいな?

自分は『素人だし、どういう結果に転ぶか分からないので
あくまでも有志のパッチとして出したい』と言ったんですが

なんだろうね、海外の人って押しが強いのかね。

『クレームが出たら消すから大丈夫』
『公式で出した方がユーザーの声も聞きやすい』
とかなんとか、口車に乗せられてしまったわけです。

……まぁ、結果から言えば成功したわけなんですが。

他の人も日本語が無いから手を出さなかっただけで
ずっと気になっていた作品だったんでしょうな。

なんと日本語実装した直後にネット記事にもなったりして。
これには製作者さんも大喜びですとも。

なんか、手紙を送ってくれるそうです。
2週間ぐらいかかるので年始あたりに届きます。
やっぱり外国の人の感性ワカンネェナ。

その後『できることなら、ウチの別の作品も』と
多少のオコヅカイをもらって引き受けたりもしましたが
(Steamウォレットで。ドルで送ってくるんだもの)
こっちは正直、箸にも棒にも掛からなかった感じですね。

まぁ……それに関しては最初にゲームを見た段階から
ワイのアンテナが反応しませんでしたので……(辛辣)。

英語だろうが中国語だろうがロシア語だろうが
一目見た段階でそれが面白いかどうかなんて分かるし。
初めの一作が日本語実装した瞬間に人気が跳ね上がったのだって
自分からしたら当然だと思っていましたので。

『自分が日本語化したからそうなった』じゃなくて
『誰が日本語化しててもそうなっていた』でしょうね。

埋まっていたダイヤをたまたま自分が掘り出しただけ。
まぁ、埋まっているダイヤを見つけるのも才能でしょうけども。
……正直ワイ、スコッパーの方が向いてる_(:3」∠)_

ただ、自分がやらなかったら
まず埋もれたままになっていたわけで。
発売されてから半年、なんの音沙汰も無し。
日本人からのレビューすら一つもありませんでした。

『誰もやらないのなら、自分が』の精神でええのよ。

やってみた感じ、人気理由のウェイトとしては
原作の質が7割、機械翻訳の精度が2割、自分の能力が1割。
そんなところだと思います。誰がやってもそう変わらん。

大事なのは、『原作の良さをどこまで維持できるか』かしら。
下手にアレンジをしたところで誰も幸せにはならない。
僕たちは漫画の実写化でそれを痛い程知っている_(:3」∠)_


とまぁ、こんな流れで今に至るわけです。
きっとこの流れは来年になっても変わらないかな。

今まで自分が遊んできた中でも
『日本語化すれば絶対人気出るのに、勿体ない』
と感じたゲームは山のようにありますので
2022年になっても、こっちの方は続けようかなという感じ。

もちろん、執筆活動と並行してですけども。
ちゃんと一週間に一話のペースで進められていますし。
本当は温めている長編のネタの準備もしたい_(:3」∠)_

ゲームのレビューを書いたり。
海外のゲームを日本語化したり。
友人のゲーム製作を手伝ったり。
ただただゲームをしたり。
小説を定期的に書いて更新したり。

わりと忙しい一年でしたが
兎にも角にも、2022年。
もう目の前にまで迫っておりますので。

皆さんも、自分も
できることをやりながら頑張っていきましょう。

それでは、よいお年を!

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