田沼意次時代を舞台にした時代もの&政略結婚もの「八重姫様御大変」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330657293541111)を連載開始しました。
江戸時代について調べていた時、「意次の息子を婿にもらっておきながら、意次が失脚した瞬間に離縁させた&娘は別の男と再婚させた(新しい婿はもといた妻子と別れさせた)」老中、水野忠友のエピソードを知って「立ち回り華麗すぎ……怖……」となって考えたお話です。離縁・再婚させられた当事者たちにはさぞ言いたいこともあっただろうと!
6月末締め切りの公募に出す予定なので、期間限定の公開になります。毎日朝晩2回更新で6月4日完結の予定です。短い期間ではありますが、お読みいただけると・誤字などはどんどんご指摘いただけると嬉しいです!
ちなみに、このタイミングでこの作品を公開したのは小説家になろうで開催されている企画「書き出し祭り」が切っ掛けです。
プロアマ混合の匿名企画、タイトルあらすじと冒頭4000字のみで「読者を惹きつける書き出し」を競おう! という趣旨のこちらの企画に、私は今回「魔王の末裔は奸臣の孫に嫁ぐ」(
https://ncode.syosetu.com/n3137ie/17/)という作品で参加したのでした。魔王の末裔=信長の子孫の織田家の姫と、奸臣の孫=意次の孫の田沼意明の政略結婚&謀略ものでした。「誰ひとり元ネタを知らなさそうな歴史ものでも、異世界恋愛っぽいタイトルに、同ジャンルにありそうな不遇ヒロイン・政略結婚要素を加えれば読者が呼べるのでは?」という狙いのもとでの試みでした。
結果としては、会場1位・全体6位(全100作を25作ずつ第1~第4会場に分ける構成になっています)と割と好評だったのですが、資料がなくて続きが書けないことに後になって気付いたので、せめて同じ年代を扱った八重姫様~を参考作として公開してみようかな、という流れでした。「歴史ものを人気ジャンルっぽい切り口で」というコンセプトは、本作にも共通していますしね。
上述した「書き出し祭り」、参加作者や読者から忖度なしの感想がもらえる貴重な場です。時にはファンアートがもらえることも……。書き手として頑張って考えたタイトルやあらすじが読者からはどう見えるか・どんな期待を持たれるかを連載前にチェックしたり、アイディアのブラッシュアップにも使えたりするかと思います。どのような作品が票を集めるかで、読者の傾向を知ることもできます。
次回は9月に開催で、参加者は本日5月20日夜および21日昼にtwitterにて募集されます。公式アカウントの告知(
https://twitter.com/kakidashi_fes/status/1659476508778573825)をご確認の上、興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。
(お付き合いのある書き手さんが参加されるようでしたら、全力で特定に参ります💕)