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カクヨムコン8、参加中です!

カクヨムコンの季節ですね。
今年のカクヨムコンは、まずは長編・ライト文芸部門で中華後宮×京劇(×宝塚)で臨んでおります。タイトルあらすじは以下の通り。

 「花旦綺羅演戯 ~娘役者は後宮に舞う~」(https://kakuyomu.jp/works/16817330647645850625) 
 国一番の役者の娘である燦珠《さんじゅ》は、父に倣って国一番の華劇《ファジュ》の花旦《むすめやく》になるのが夢。けれど、女の芸はあくまで余興、男旦《おんながた》と同様に舞台に立つことは望めない。
「女が女を演じて何が悪いのよ!?」
 拳を握る燦珠に、美貌の宦官・霜烈《そうれつ》は囁く。
「秘華園──後宮には女だけの戯班《げきだん》を養う一角がある。そこならばお前の望みも叶えられよう」
 皇宮の最奥では、皇帝や妃嬪を慰めるべく選りすぐりの女役者が切磋琢磨しているのだという。無論、寵愛や権力争いにも深く関わる蠱毒の園でもあるのだが。
「歌って踊れるならどこでも良いわ! っていうか天子様に認められたら私が国一番よね!?」
 意気軒高の燦珠は、まだ知らない。後宮に渦巻く嫉妬や欲望は思いのほかに強いこと。即位したばかりの若き皇帝は大の華劇嫌いであるということを。
 華劇に懸ける燦珠の熱意は、皇帝の考えを変えることができるのか!? 後宮の陰謀を除くことができるのか……!?</b>

 作者が宝塚&ミュージカルファンのため、中華ものと組み合わせたら楽しく書けるかな~と構想してみたら、本当に楽しく書けました! なお話です。後宮に渦巻く嫉妬や陰謀、を打破する強気ヒロインと謎めいた美貌のヒーロー(?)は鉄板のはず……。テーマに据えた演技や歌や舞踊の描写にも力を入れています。

 本日は冒頭4話公開しました。そして12月4日(日)まで毎日2話、以降は毎朝更新の予定です。本編がたぶん25、6万字のボリュームになるので&後日談や番外編も色々妄想しているので、カクコン期間中を通して更新していけたら良いです。是非ともお楽しみいただけますように!

 また、短編部門にもとりあえず2作応募しております。

 健全なほうのヴァンパイアもの(おねしょた疑似家族SF)
「明けない夜のヴァンパイア」(https://kakuyomu.jp/works/16817330649263786696

 不健全なほうのヴァンパイアもの(BL愛憎&執着兄弟もの)
「銀鎖の呪い」(https://kakuyomu.jp/works/16817330649339124173

 上のほうは死蔵していたストックになるのでたまたまなのですが、正反対のテイストのヴァンパイアもので臨むことになりました! それぞれ読み比べていただくのも良いかもしれません。ほかにも、期間中に思いついたら応募作を増やしていきたいですね。
 カクコン8参加作品はコレクション(https://kakuyomu.jp/users/Veilchen/collections/16817330650236183751)にもまとめておりますので、覗いてみていただけると嬉しいです。

 それでは長編も短編も応援くださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 ↓画像は、花旦綺羅~のプロトタイプを某企画に出した時に天崎剣さんにいただいたイラストです。こんな勝気で可愛いヒロインが歌って踊るお話です。ビジュアルもイメージしやすく描写できていますように!

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