KADOKAWA Group

ミド

@UR-30351ns-Ws
2019年1月2日に登録

歴史・時代・伝奇
詩・童話・その他

mid_rhimthy

11月13日
novel首塚2025に参加しています
novel首塚、それは喋る生首が出る小説を1か月間連載したり 1日、3日だけなどスポット参戦したりする自主企画（2025年で3年目を迎えるそうです）カクヨム内の企画はこちら「観光案内　novel首塚MAP2025」 https://kakuyomu.jp/user_events/822139838432927189 で、私の参加作はこちら「時忘れの浜辺と喪失の大神（仮）」 https://kakuyomu.jp/works/822139838720907054 またしてもインド神話を基にしています。「金剛の天帝」と主人公まで同じです。生首の名前はナムチ君です。「金剛の天帝」にいますね。実はあっちとこっちで設定が大きく違うんですが何がどう違うのかが明るみに出るのは当分先の話なので今は「違うんです」と言い張ることしかできません。物価高騰の影響を受けたり受けなかったりの大リユース時代の到来です。が、連載している「金剛の天帝」とは完全に別の世界線（仏教要素は大幅削減、出典も紀元前のインド神話を重点的にしたいなぁという努力はしない）なので、各登場人物の性格も事情もかなり違う……予定！よろしくお願いいたします。
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10月31日
文学フリマ東京41に出店します
開催時期は2025/11/23(日) 12:00-17:00 開催場所は東京ビッグサイト入場料は前売: 1,000円　当日: スマチケ 1,350円・現地窓口 1,500円とのことです。幣サークルのスペースは「うー５８」です。頒布物は前回の第五回静岡文学マルシェと同じく。お坊さんブロマンスと帝釈天の時々失敗する暗躍「白雪と業鬼羅刹」、ヴラド三世が吸血鬼になって大暴れしたり偶に大失敗する「Conducatorul Intunecat」、アンデルセンの人魚を元ネタにした人魚姫が助けちゃいけない男を助けてしまう「人魚姫とアトランティスの幽鬼」などを頒布予定です。参考、前回のサークル紹介：（https://kakuyomu.jp/users/UR-30351ns-Ws/news/16818622177033241673）多分今回もイベント時期が近づいたらカクヨムの文フリ参加者集まれ企画とか開催されそうな気がするので、今回はそっちにも顔出しできたらいいな。ともあれよろしくお願いいたします。
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10月12日
金剛の天帝（１３）更新と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。１３．雪山の少年 https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/822139837347857219 今後の超重要人物の登場です。前回更新分と合わせて、この話はジャータカの「雪山童子」の翻案です。元の物語では童子くん（名前は不明。本作では名無しのままでは書きづらかったのでクマラくんと名付けています。）は羅刹に身を差し出す前に辺りの樹や岩に偈を書きつけておくのですが、この話では釈迦の時代にはまだインドで文字による記録が広まっていなかったらしい＆それ以降もバラモンはヴェーダや師匠の重要な教えを長らく文字に残さなかった、という風習に従って二人とも文字を知らないことにしています。補足すると、カシュヤパ・ブッダは釈迦の一代前の仏陀です。彼やその更に前の仏陀については「釈迦以前にも悟りを開いた者はいたが、過去の仏陀達は教えを広めなかったので仏教が始まらなかった」という説明になるらしいです。（本作ではこの説明に近い設定にしています。）一方では「過去仏にも大量の弟子がいて人々はその時々の仏陀に導かれ解脱していた」という話もあり、色々複雑みたいですね。「世界は正法・像法・末法を繰り返している」とか、「釈迦入滅から時が流れた後、世界はやがて混迷を極め、それを耐えきった善良な人類が社会を立て直した末に弥勒仏が現われる」なんて話もあった気がします。どれが正しいのかは何とも言えません。本作の設定においては、彼に出会いはしたが出家しなかった登場人物達に次の仏を探すように伝えた人物として、この後もちょくちょく彼の名前は出てきます。
10月7日
金剛の天帝（１２）更新と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。１２．カラヴィンカ https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/822139837029774920 主人公の潜入は早速上手くいっていないようですが、こんな調子で無事愛する妻のもとに辿り着けるのか。登場する詩句は大変有名な偈です。「大パリニッバーナ経」に登場し、日本でも平家物語の冒頭に現れ葬儀の時も宗派によっては壁に貼ったり唱えたりしますね。スリランカでも葬儀の際には唱えられるらしいです。タイトルのカラヴィンカは日本では迦陵頻伽としてお馴染みの、仏教に登場する架空の鳥です。同名の雅楽もありますね。子供専用の舞だそうです。文化デジタルライブラリーに解説ページがあったのでついでに貼っておきます。 https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc22/sakuhin/bugaku/s7.html CLAMPの漫画「聖伝」でやたらひどい目に遭ってた女の子の名前でもあったりしたので、拙作では元気でいてもらおうと、ちょっと生意気なくらいの子供達にしました。
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8月24日
金剛の天帝（１１）更新と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。１１．ヤクシャに祈る者の村 https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818792435575838705 メインストーリーの更新は久々ですね。今回から暫くは仏教が由来の話が続きます。人間の様子は独自設定の部分が多いですが、神として扱われるヤクシャ（夜叉）は岩や樹木に宿っている存在とされるというのは初期仏典翻訳書の解説などを参考にしています。今回の儀式にはほんのちょっとだけ祈祷文が登場します。引用元は最近復刊された「アタルヴァ・ヴェーダ賛歌　古代インドの呪法」（辻　直四郎　訳）の一節です。 https://www.iwanami.co.jp/book/b248316.html
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8月24日
（2本目）「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に参加しました。
カクヨム公式企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に2本目を登録しました。企画のアドレスはこちら https://kakuyomu.jp/user_events/16818792438113475297 2本目の参加作品はこれ「だれかと、なにかと、それをみたわたしのあいだで」 https://kakuyomu.jp/works/16818792439190172631 メタフィクション要素のあるゲーム「OU」を語るエッセイです。当初は企画参加作品2本目を書く予定は無かったのですが、エッセイに書いたとおり原画展に行って作中BGMが流れる中で原画を見る内に涙ぐみそうになったので、いてもたってもいられなくなり衝動的に書きました。よろしくお願いします。
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8月14日
（おまけ３）タイのインドラ神像
前回の記事、カクヨム公式企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に参加しました。でうっかり忘れていたけど、カクヨムの近況ノートには画像が掲載できる！というわけで、せっかくだから実際見た像のうち、一番威厳があってかっこよかった写真をば。このお寺にはあと2体＋壁面にあった。一体が投稿作で紹介した直立の像で、もう一体は坐像だった。一枚しか貼れないのでご紹介できないのが残念。坐像が一番穏やかな表情で、左手のヴァジュラに加えて右手で法螺貝を持っていた。企画のアドレスはこちら https://kakuyomu.jp/user_events/16818792438113475297 参加作品はこれ「仏教の神様を推す、そしてバンコクへ行く」 https://kakuyomu.jp/works/16818792438199666409
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8月13日
「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に参加しました。
カクヨム公式企画「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に参加しました。企画のアドレスはこちら https://kakuyomu.jp/user_events/16818792438113475297 参加作品はこれ「仏教の神様を推す、そしてバンコクへ行く」 https://kakuyomu.jp/works/16818792438199666409 相変わらず帝釈天の話をして、そもそもの発端、TRIALS OF NAMA作中作ダルマパーラの話もしたり。タイ旅行は食べ物も美味しかったし楽しかったです。ついでに読んで面白かった漫画の話もしました。「エンマ」は電子書籍も出ているし、全8巻でそう長くも無いので漫画自体もお勧めです。（そしておそらく私がこの作品を紹介する際の説明が不足していたため、記事を読んでくださった方をビビらせてしまった……殺人鬼や侍や刺客が出るのである程度の出血シーンはありますがホラー漫画ほどの血グロ要素はないです！）
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7月5日
金剛の天帝　更新（間章２）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。「間章　法の神ヴァルナの話（２）」 https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818792435980495567 最初に、ウパニシャッドについての説明に語弊があったらすみません。でも輪廻転生と、叡智持つ者が解脱を求める事についてはこの話の軸なので、是非とも出したかったのです。名前だけ出たカシュヤパ仏陀は仏教の過去仏の一人で、釈迦牟尼仏の一つ前の時代の仏陀であるとされています。聖仙カシュヤパとは別人の想定です。前回更新で子の発生の大前提の話をしましたが、今回は早速例外が出ましたね。人間というか神間関係をちょっと大きめにアレンジしたのでもう一度言いますが、如何に二人で一つ要素の強いヴァルナとミトラと言えども実際の神話においては直接お互いの性交で子を為したりはしてません。こういうアレンジにした理由はこの後のミトラの行動に色々関わってくるからです。ヴァルナの発言どおり赤の他人のスシーマの前では詳細な話はさせませんでしたが、家族、子の発生、世界で生きるってﾅﾝﾀﾞﾛﾅ……という話にゆくゆくはつなげたい。次回更新までにはまたしばらくお時間をいただく予定です。引き続きよろしくお願いいたします。
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7月5日
大人気スマホゲームにインドラ神が登場したのでお勧めの読書の話＋拙作紹介をする
タイトルどおり。大人気スマホゲームにインドラ神モデルのキャラが登場しましたね。元ネタのインドラ神について詳しく知りたい人には、勿論各種インド神話の本がお薦めです。 ……が、それに加えて、ヴェーダからウパニシャッドが誕生する辺りの古代インド思想に関する解説書を読むのもお薦めしたいです。何故ならインドラ神を崇拝していた頃のインドの人々が、神々という存在についてどう捉えていたのかが断片的にとはいえ掴めるので。あの神話は人にとってどういう意味があったのか？インドラ神は人間に何をしてくれる神だったのか？など。本によっては最初の方にヴェーダの神々についての説明もついてくるのも有難い点ですね。あと、先日紹介した「ことばと呪力」に加えて、直接彼が登場する話はほぼありませんが、インドの「王」ってなんだろなというのが少しわかる「マヌ法典―ヒンドゥー教世界の原型― (法蔵館文庫) 」もおすすめです。なお、拙作「金剛の天帝」は、仏教の登場人物である神々の王サッカにヴェーダとその派生であるブラーフマナ、ウパニシャッドの神話の登場人物インドラの事績を辿らせる、つまりこの世（にそっくりな平行世界）のインドラ神の神話は大方が帝釈天の事績だったと強引に言い張るちょっとイレギュラーな物語です。（実際は先にインドの人々が崇拝するインドラ神がいて、仏教が生まれて釈迦や初期の教団指導者層により帝釈天が編み出されたはずです。）更なる余談として、帝釈天を生んだ仏教に加えて同時期に成立したジャイナ教もインドラ神を引き合いに出して教義を説明したり、開祖の伝説にインドラ神が誕生を祝福したという一節があったりするようです。紀元前5世紀の人々からは大いに頼られていたようですね。
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6月28日
金剛の天帝　更新（１０）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。１０．魔術の使い手たち https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818792435575838705 今回は字数が多くなりましたね。傷を治したり、犬を人の形にしたり、子供を造ったり、色々な魔法について。所々インド神話を基にしています。今回更新部分は、特に「ことばと呪力――ヴェーダ神話を解く」（https://www.shobunsha.co.jp/?p=7114）という本を読んだお陰で書けた部分が多かったりします。サラマーとブリハスパティのコンビとか。手に男根とか。話の後半に子供の生まれ方のエピソードもありますが、父と母に子を作る能力がありまた子の「魂」（便宜上こう呼ぶけど厳密には違う）との因果があって子供ができる、というのはチベット仏教を参考にしたりしています。まあ何が言いたいかというと、本作においてはヴァルナの魔術のような例外的な手段を用いない限り、肉体のある生命体は草木や壺からは生まれないんです。次回は一区切りしてヴァルナによる補足パートを掲載する予定です。引き続きよろしくお願いいたします。
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6月23日
金剛の天帝第１章の追加補足情報（ダスユについて）
以前、「金剛の天帝―神々の黙「視」録―」第1章終わる＋補足で「ダスユの王ヴリトラ」はヴェーダにはない話…だと思いますという件について書きました。（以下のリンク） https://kakuyomu.jp/users/UR-30351ns-Ws/news/16818093091730590222 それに関連して、最近読んだ本「アーリヤ人の誕生」にダスユの正体自体についての記載があったので紹介します。ヴェーダに登場する神々の敵「ダスユ」とは何者なのかについて、昔はドラヴィダ系の民族（＝ヴェーダの神々を崇拝する人々より先にインドに住んでいた人々）だという説が唱えられていたが、現在は「スキタイ系の民族ではなかったかと推測される」とされているそうです。なおこの本は主にヴェーダやインドの宗教、サンスクリット語について西欧人がどう関わってきたかの話なのでインド神話自体はほぼ出てこないのですが、上記のダスユに関するリグ・ヴェーダの詩の一節の訳し方を巡る西洋の翻訳者の先入観の話など、神話に関する本を読む上での視野は広がった気がします。さて、それで幣創作への影響があるかというと、第４話「アリヤマンとヴァーユ」で「ダスユの都市なら『文字』があるのでは？」という話をさせましたが、文字探しの結末についてちょっと練り直します。まだだいぶ先の話なので現在の掲載部分には影響はありません。今後ともよろしくお願いいたします。
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6月12日
第五回静岡文学マルシェ（6月21日）に参加します
その名のとおり静岡で開催されるイベントです。概要はこちら第五回静岡文学マルシェ　開催情報 https://shizumaru.info/shizumar_05/ これまでに書いた仏教もののうち、「雪山奇談」、「愛別離苦」、「此岸の大火と激流の船頭」を収録した新刊「白雪と業鬼羅刹」を出す予定です。収録内容としては上記3作に加えて、過去にアンソロジーに寄稿した「羅刹仔」という作品も改稿して収録するほか、短い書下ろしも追加する予定です。総じて川沿いの小さな僧院を舞台にした業と救いを巡る話と、近代化の進む外の世界との遭遇と仏法の危機の中でどう生きるか……のような話を、しているつもりです。伝説の国シャンバラと20世紀初頭までの英露対立、日露戦争を下敷きにした伝奇小説「羅刹仔」では急に「国」が出てきて、俗世にまみれた人々が火花を散らしたりします。それもまた私の趣味なので。なお今回は表紙を委託して書いていただいたので、いつも以上にお手に取っていただきたい気持ちは強いです。ともあれ、よろしくお願いいたします。
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4月13日
「此岸の大火と激流の船頭」を公開しました。
「此岸の大火と激流の船頭」 https://kakuyomu.jp/works/16818622173033095301 この世は燃えているとか、激流を渡り切るとか、そんな感じの釈迦の言葉を基にしたタイトルです。内容はお坊さん二人のブロマンスです。出来の悪い青年僧が僧院長に愛欲を抱いていて、それでも戒律だけでなく彼固有の事情で表に出せないまま悶々としていたけれどある日……　そんな話。雪山奇談の続々編でもあります。色々続いたけど、この二人の話はこれで完結。元々は「師弟ブロマンスまたはBLを読ませてください」という企画を見て衝動的にやる気が沸いたんです。そういえば親ストーリーも発端は死別ブロマンス企画に衝動的に参加したくなった事だったね…… そんなわけで参加させていただいた企画はこちら。「師弟ブロマンスまたはBLを読ませてください」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818622171253429266
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4月11日
金剛の天帝　更新（９）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。９．黒き魔のナムチ https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818622172834337233 主人公に突っかかってきたアスラ族の青年ナムチ、随分と腕が立つ戦士です。元のインドの神話でもインドラと敵対し何度も戦ったアスラです。随分強烈なエピソードもあったり……。あと、彼の使った技「幻腕」、「幻身」は、実は「頭三つ腕六本の阿修羅像」の自己流解釈だったりします。さて、今回は主人公のかつての妻がなんと鳥に生まれ変わっていることが発覚します。本作は一応仏教を下敷きにしている話＋神の目線で語られている場なので、動物に生まれるのは苦しみが多く辛いことであるという設定です。直接参考にしたのはチベット仏教系の解説書です。元にした話では帝釈天は「そりゃ君の前世の行いが悪いよ」みたいな態度ですが、本作では愛の燃えるままに色々言います。二人が無事再会できるかどうかの結末はだいぶ先になる予定です。今後ともよろしくお願いいたします。
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3月30日
金剛の天帝　更新（番外編１）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。番外編　シャクラのデーヴァハウス https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818622172062583845 今回は本編とあまり関係のないお遊び回です。エイプリルフールが近いので。ヴァルナの意外な一面に振り回される主人公をお楽しみください。元ネタは14年位前のダイワハウスのCMです。「ダイワニャン」とか「なんでダイワハウスなんだ？」で検索すると出てきます。インド人は猫に対し良い印象がない人が結構いるらしいですが、本作のヴァルナは猫が嫌いではないことにしました。また家を建てる前に大地の女神を祭るという地鎮祭みたいな動作の元ネタは、現代インドにBhoomi Pujan Vidhiという儀式が存在するところから発想を得ています。
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3月21日
金剛の天帝　更新（８）と補足（3月22日18時追記）
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。８．沈む夕陽 https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818622171530186091 ついに主人公を次代の天帝としたいと先帝が明言する回です。ヴァルナは大いに動揺してあれこれ言いますが、天帝とは気持ちがすれ違っているようですね。いよいよの時が来るまでに分かり合えると良いのですが。仏教では神にも寿命があり、本作はそれを採用していますが、インド神話において神は神同士やアスラやラクシャーサその他との争いで殺されたり仙人に呪われたりしない限り不死身です。それと本文中にもありますが、トラーヤストリムサの神々は全知全能からはほど遠いという設定です。なので彼らの社会は、世界の仕組みも十分に理解できていないのです。じゃあ誰なら知っているのかという話もいずれ出します。そして「業」の説明が出てきましたね。実際には、リグ・ヴェーダ成立時点ではインドにカルマの思想はまだ存在しなかったようです。仏教にも色々ありますが、ダンマパダなど初期に成立したとされている経ではヤマ神は死の象徴として「ヤマの手」、「ヤマの目」という表現はあるものの死者の来世を決める存在としては扱われていないため、本作はそっちを発想元にして「地獄を統治している者」扱いです。本人の登場はあるとしても大分先の見込みですが、名前だけはオープニングに出てきましたね。
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3月15日
「続・皇帝陛下のバカヤロー！（以下略）」（KAC2025 第4回お題「あの夢以下略」応募作）公開
続・皇帝陛下のバカヤロー！～その船を漕いでゆけ、そっちの石は置いていけ～ https://kakuyomu.jp/works/16818622171042585204 を公開しました。 KAC2025 第4回　書き出し指定「あの夢を見たのは、これで9回目だった。」の応募作にして、「トリの降臨」作です。 20C初頭っぽい架空の国で、ロマンの無い男がまた石柱の欠片を探しに行きます。異世界ファンタジーなので悪魔みたいな男も出しました。魔物は太陽の力で殺菌だ。（効かない場合も数多ありますが……）冒頭の碑の話の元ネタは大北方戦争です。実際にはピョートル大帝とはいえこんな碑を建ててはいませんが。なお本作は皇帝陛下のバカヤロー！～陸軍軍人ニコラス・フォン・ステンボックの背景情報が五月蝿い宝探し～ https://kakuyomu.jp/works/16818093093242750301 の続編です。体感的に、お馬鹿っぽい内容の時は長くお馬鹿っぽいタイトルで攻めていくのが良い気がしたので今回も引き続きそんな感じで。 KAC系のお題は時間があったら参加すると楽しいことに実質ユーザー暦3年目くらいにして最近ようやく気づきました。ガチ勢ではないので、時間があったらですが…… って、何に対してもこんなスタンスなので、一体自分はなんのガチ勢なのかわからないまま生きている。
3月9日
「月に焦がれたもの」（KAC2025 第2回お題「あこがれ」応募作）公開
「月に焦がれたもの」公開しました。3000文字以内なのであっさり読めます。よろしくお願いいたします。月に焦がれたもの https://kakuyomu.jp/works/16818622170675389060 KAC2025 第2回お題「あこがれ」応募作です。今昔物語を参考にしたようなしなかったような、月に行きたい兎の話。去年「OU」というゲームをプレイしたのですが、その影響が強く出た話だと自分としては思っています。ところで今昔物語の兎の話の基になった「ササ・ジャータカ」では、兎（釈迦の過去生）は死んでいないようですね。旅のバラモン（正体は帝釈天）が起こした火は水のように冷たかったので、体が少しも燃えなかったって感じの描写です。じゃあ月にいる兎は何かというと、帝釈天が山を絞って月の表面に描いた兎の絵であるって説明だそうです。ササ・ジャータカの概要としては、このサイトの五段落目の解説がわかりやすい、多分。 https://sairenji.org/blog/post-80/ ところでジャータカは児童向け易しい言葉で翻訳された本も何冊も出ていますが、アツかったり面白かったりする話も結構あって驚きました。夜叉女に攫われて育てられ、自分を夜叉だと思い込んでいる王子の話とか、そう手を加えずとも少年少女向け短編読み切り漫画にでも翻案できそう。
3月6日
「パンドラの人形箱」（KAC2025 第1回お題「ひなまつり」応募作）公開公開
パンドラの人形箱 https://kakuyomu.jp/works/16818622170523760157 KAC2025 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025～第1回お題「ひなまつり」参加作品として書きました。お題が「ひなまつり」だと聞いたので、ホラー短編の「中に誰も」 https://kakuyomu.jp/works/16818093090267438702/episodes/16818093094096823814 の前日談で書けると思ったんですが、完成してみたらあんまり繋がらない結果に。ところで「中に誰も」の登場人物も言ってますが、「呪いの五月人形」って聞いたことないので、一度そういう企画とかあったら面白そうですね。私は五月人形に付属してる刀を見て「これ斬れるのかな…」と思い、抜いて紙を切ってみたことがあります。無事切れましたが、その他のものは試してないので、結局何処まで斬れるのか今でもふと気になったり。
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2月27日
金剛の天帝　更新（６）（７）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。６．天地に分かたれた夫婦 https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818093094877891651 ７．暁のウシャス https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818093094877953747 偉くなることがほぼ決定した途端に縁談、しかしシャクラは生前の妻を忘れられず……一方縁談相手のウシャスもシャクラに関心が無く……そんな話。第8話以降はまたしばらくかかる見込みです。補足として、ヴァルナ神が別の神と妻を共有していたエピソードは実在しません。が……同じアプサラスに同時に欲情した結果、子ができたエピソードはあるので発想元にしてます。逆に帝釈天に生前から妻が四人いた話はジャータカとその基になった Maha Buddhavamsaに実在するようです。現在のインドラ神の広く普及している物語には無い話ですね。
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2月22日
金剛の天帝　更新（５）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。５．英雄シャクラ https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818093094593707230 今回でデーヴァの王になることが約束された主人公。これでヴァルナとは名目上対等になります。為すべきことを実現に移す為に必要な範囲での野望がある男なので、一安心して割と喜んでいます。そんな回です。補足しておきますと「周山天」というのは、「四天王がいない時代の四天王天」のことを表現する為に無い頭を捻って出した苦肉の策です。冒頭のヴィルーパクシャ達のいる時代まではまだまだ長いですね。
2025年2月8日
金剛の天帝　更新（４）と補足
金剛の天帝―神々の黙「視」録―を更新しました。４．アリヤマンとヴァーユ https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962/episodes/16818093093699053235 アリヤマンはアーディティヤの一柱で、時代が下ると出番がめっきり減ってしまう神です。祖霊、儀式、婚姻など伝統に関するものを司る神らしいので、自分がお兄ちゃんであることを強調するシーンを入れてみました。あと王侯の規範を司る神でもあるらしいけど、今のところ王子様っぽくはないかな…… 彼が文字を見たことがないと話すシーンは、古代のバラモンはヴェーダを文字として紙に書くことを禁じていたことにゆるく由来します。同じく初登場のバガは誰に対しても飢えない程度の富を恵む神であり婚姻の神だそうです。（余談ですが初めてこの方の存在を知った時、そういうタイプの富の神がいるなんて、とちょっと感動しちゃいました。）本文にも書きましたが、富の神の加護は皆が欲しがりそうなので、来るもの拒まずの社交性がありそうな神にしました。本人もニコニコしながら「わかってるよ、みんな財産が大好きなんだよね！」って言ってくれそう。さて、表題の二人を部屋から追い出してまで天帝とヴァルナがやろうとしている密議の内容は次回の更新をお楽しみに。
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2025年2月2日
「皇帝陛下のバカヤロー！（以下略）」でカクヨムコン10短編におためし参加をしてみた
参加費を払う必要があるわけでもないのでやってみた。より正確に言うと、SNSのフォロワーさんが「参加作品が30,000作品を越えると抽選景品がもっと豪華になるんです！」という感じの事を力説していたので、それじゃあまあ、やってみましょうか……という理由で、プロットが既に頭の中にあった話を1日で文章化できる分のみにして書きました。（どうやら新規書き下ろし作品でなくても良いようですが、折角なので。）こちらです。皇帝陛下のバカヤロー！～陸軍軍人ニコラス・フォン・ステンボックの背景情報が五月蝿い宝探し～ https://kakuyomu.jp/works/16818093093242750301 20世紀初頭のロシアがモデルのコメディです。やたら長い背景情報の説明、ファンタジー世界に部分的に持ち込んだ変なリアルっぽさ。お笑いいただければ幸いです。
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2025年1月24日
微ホラー短編の更新（久々）
思いついた短編を只管積んでいくことでその内成長の証になってくれたらいいなという目論見で始めたシリーズ「今のところ、俺には何も起きていない」を久々に更新。今回は「ちょっとよく書けた」という感じがある。「そこに道があるから」 https://kakuyomu.jp/works/16818093090267438702/episodes/16818093092767746995 子供の時に読んだ怪談を基にアレンジして書くのが一番書きやすい…けど、あまり手本に頼り過ぎるのも自力で考えたホラーとは言えないので、もうちょっと自力での発想力向上の努力をしなければ。
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2025年1月7日
「金剛の天帝―神々の黙「視」録―」第1章終わる＋補足
釈迦と出会う前の帝釈天（シャクラ）が出世して神々の王になるまでの話です。金剛の天帝―神々の黙「視」録― https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962 インド神話をご存じの方は、こんなに早速ヴリトラを討ち取った先に何があるのか驚かれたかもしれませんが、一応筆者なりに先の事も考えてはいます。取り敢えず一区切りついたところですが、アスラ王ヴァルナの思い出話はまだまだ続きます。次回からデーヴァとアスラ、というかシャクラとヴェーマチトリン＆ヴィローチャナの対立が強くなっていきます。ヴァルナはまだ傍観中です。補足① ヴリトラの立ち位置はおそらく（というのも、もしかしたらヴリトラ＝ダスユ説も世の中にはあるのかもしれないがこれまで読んだ本の中では見たことがないため）独自設定です。もっとも神話上のヴリトラ自体、最初は旱魃の擬人化みたいなものだったのが後付けでトヴァシュトリに息子の仇討ちの為に作られたものになったり熱心なヴィシュヌ崇拝者になったりと色々設定が時代によって変動しているようです。ともかく本作ではお話の都合上、こう変えさせてもらいました。補足② 登場人物「先の天帝」は、え～～～と……まあ、その内名前が出ます。といってもインド神話に詳しい方なら容易に正体が予測できるのかもしれませんが。この方もおそらく本作での独自設定度が強い存在になるであろうと思われます。
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2025年1月6日
第2回もじのイチで出店した話
○イベントに対して小規模寄りのイベント。出店しながらでも全サークル周れる規模。サークル数に対し会場が大変ゆとりあり机も奥行きが広く、頒布する側としてはありがたい。本がいっぱいおける。人の行き交いも抽選会の時を除き概ねスムーズだったのではないか。このおかげで一列ずつ各スペースを見て回ってくれる参加者さんもそこそこいたのではないかと思う。目玉の抽選会は、昨年一般来場者側で参加した際も並んだが中々時間がかかるので今回は下記のヘルプで1時間かけることもあり、店番のため見送った。 ○サークルとして私は口下手だという自覚があるので、半年ほど前から「自ら喋らなくてもサークル頒布物の内容をある程度伝える方法を検討すべきではないか？」と考え、サンプル冊子（本文を部分的に抜粋したりカクヨムのURLをQRコードで載せたり）を作って無償配布することにしている。上記の理由で全サークル回る参加者さんもいたおかげか、今回はこれをそこそこ持って行ってもらえた。大変ありがたく嬉しい。 ○イベントのヘルプについてもじのイチでは希望する参加サークルには受付や巡回を1時間担当する代わりに出展料を値引きしてくれる制度がある。今回これを利用したが、受付の合間に一緒にヘルプに入ったサークル参加者さんとお喋りできる良い機会になった。見た感じ、巡回の人も会場の様子を見る合間に交流していたようで、こういうのも割と楽しい。（完全に主観なので、ご迷惑になっていたら申し訳ない……）次回は文学フリマ東京40に出店予定。正直前回の様子を見て恐々としているが、まあそれでも、他人がイベントで楽しそうにしていると自分も参加したくなってしまうので参加したのだ。同人イベントに一回出店者側で参加してしまった結果、そういう癖がついてしまって今年で七年くらいになる。これからも気長にやっていくことだろう。
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2025年1月4日
1月5日、第2回「もじのイチ」に参加します（出店側）
直前の告知になってしまった… 「もじのイチ」は昨年スタートしたばかりの小規模寄りの創作文芸同人誌即売会です。第2回「もじのイチ」の開催日時は2025年1月5日（日）11:00-16:00、開催場所は東京都立産業貿易センター　浜松町館2階南です。幣サークルの出している本は吸血鬼モノと伝奇モノが多いですね。カクヨムに掲載している「王冠の棘」　https://kakuyomu.jp/works/16817330663533319242 や「インタビュー・ウィズ・ザ・カウント」 https://kakuyomu.jp/works/16817330647799095683 の登場人物が、平行世界で吸血鬼に襲われたりします。イベントが気になった方は「もじのイチ」で検索してみてください。よろしくお願いします。
2024年12月25日
（ネタバレあり）短編BL「瘴土の魔王と光導の天使」を書きました
瘴土の魔王と光導の天使　を書きました。 https://kakuyomu.jp/works/16818093090699953643 残忍な吸血鬼王（若さはあるけど不死身ではない）が人間の神官を拷問したり雷の天使を嬲ったりする、BL短編のバッドエンドな話。 BL成分については直接的なシーンはなく、ちょっぴりえっちですね程度。多分。（以下ネタバレのようなそうでもないような）お話に続編などはない予定ですが、仮に吸血鬼王が何かのきっかけで死を心底恐れて天使に縋ったら、天使は神官の件は水に流して宥めてくれて二人の仲がよくなりそうな気がします。逆に天使があのまま堕とされるのもあり得そう。読者様の想像にお任せします。
2024年12月22日
「金剛の天帝―神々の黙「視」録―」を始めました
釈迦と出会う前の帝釈天（シャクラ）が出世して神々の王になるまでの話です。 https://kakuyomu.jp/works/16818093090217250962 若き日の武神がアーリア人の敵を倒したり、先輩に嫉妬されたりしながら頑張ります。ヴェーダから仏典まであれこれ混ぜたり寄せたりしながら話を作っております。偶になんだこれ？ってなるかもしれませんが、最後までお付き合いいただけると凄い嬉しいです。名前表記については前回作「戦嫌いの武神と小国の王子」（時系列的にはこの話の後にくる）からサンスクリット語とパーリ語の混住にしてます。というのも、大乗仏教にもいる神は昔の中国と日本の学者の皆さんが頑張ってくれたので漢訳名があるんですが、ほぼ上座部仏教の仏典のみにいる神など（パハーラーダ阿修羅とか）やそもそも仏教に登場しない神（ヴァルナ以外のアーディティヤ7神の皆さんとか）はオフィシャル漢訳名がね…探せなくはないけど凄い煩雑なので…
2024年12月14日
ホラー小説まとめどころ「今のところ、俺には何も起きてない」を始めました
今まで頭の中に案だけ浮かんでは消えていたホラー系・理不尽系ストーリーの練習帳が欲しかったので作りました。 https://kakuyomu.jp/works/16818093090267438702 ただ、なにせホラー物をちゃんとした文字にするのは初めてなので、至らないところだらけだとは思います。場所を作ったからには、不定期でも更新しながら成長していけるといいんですが。 12月15日追記：もうちょっと内容が増えてサマになってきたらホラー系の企画に参加してみたいけど、まだ1作じゃ流石に格好がつかないな…と思っています。
2024年12月8日
12月1日文学フリマ東京39に行ってきました（来場側）
既にさんざん言われているとおり、物凄く広くなったので全ブース見て回るのは流石に無理です。あと、列幅が狭いため人の往来が往一本来一本の動かない動く歩道のようになってしまい、「偶々通りがかって目に入ったサークルの本を手に取り、ちょっと眺めて購入する」ということがやりづらくなっているのは確かです。だけどまあ、それでもカタログを見て気になったサークルさんのある列はとりあえず一通り歩くくらいならまだ可能です。で、今回も自分が初めて出会う＆交通が滞っているのを待つ間に目に入れて衝動買いするサークルはあったので、それなりに悪くはなかったと思います。私が同人誌即売イベントに行くと、特に購入側で来場する時は大体衝動買いをしに行ったような結果で終わります。夏祭りに行く度につい普段食べないお菓子の袋詰めを買ってしまうような。イベントにそれ程強い意味を感じているわけでもないんですが、それでも無性に告知がある度に「行くか…」と思い立つのは不思議なものです。そんなわけで、次は出店側で「もじのイチ」に参加します。あと、次回の「文学フリマ東京40」でも出店予定です。日が近づいたら改めて告知しますので、どうぞよろしくお願いします。
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2024年11月13日
12月1日文学フリマ東京39一般参加します
今更ですが既に何冊か同人誌は出しており文学フリマを中心に細々と活動中です。（サークル名は「町長になった夢とか？」です。）ともあれ今回は一般参加側です。というのも最近の文学フリマ東京、出店する側になると、自分の店を番しながら気になるサークルを廻るのはなかなか困難なので…。来年5月はサークル参加するようにちまちまと話を書いております。どちらもよろしくお願いします。
2024年11月10日
久々すぎて話すのも恥ずかしいけど現代ファンタジー（？）を更新
現代もの、向いてないね……いやどのジャンルも取り立てて上手いという程の出来ではないけどとりわけ苦手だったかもしれない……書いてみないとわからないものです。書き始めた当初は娯楽の肯定とか色々考えてはいたのですが、のんびりしすぎた所為で自分の考えもあれこれ変わってきたり。まあぶつくさ言っていても片付かないので、小刻みにでもまず一話分書くことにしました。 Trial of NAMA ～どのゲームにも生首が出る～第15話　猫（前編）　話は巻き戻る https://kakuyomu.jp/works/16817330664701715096/episodes/16817330665588565822 話の黒幕？の一人が登場したりします。
2024年10月22日
カクヨム更新しました、……20日前に。更新頻度低い？
近況ノートってどのくらい頻繁に書けばいいんだろう……カクヨムのフォロワーさんはXのフォロワーさんと必ずしも一致しないし、多少は自我を出した方が良いんだろうか。 ※なお、逆にXでは一旦スイッチが入るとうるさいくらい同じ話題について喋っている。そんなわけで20日前にカクヨムを更新しております。「戦嫌いの武神と小国の王子」 https://kakuyomu.jp/works/16818093085940824973 「帝釈天　第0話」みたいな話。バラモン教と仏教が並立する世界観でインドラ神が人間の王子に出会って期待をかけます。発想のスタートは「ブッダ悪魔との対話」における釈迦から帝釈天への言及が「私が悔い改めさせました」「布教のために利用します」とかいうのではなく、割とフレンドリーだな…？という解釈で、準備運動は「スッドーダナ王がインドラ神を信仰してさえいれば必然的にシッダールタ王子の生活の中にインドラ神は存在するのでは…？」という仮定です。釈迦って悟る前の自分の信仰については語ってない（精々、「父王が祖霊の廟を祀っていた」、くらい）ようなので……。一次創作イベント（厳密に言えば一次創作品があれば二次創作も可らしい）「TAMAコミ」で無料配布した冊子の転載です。しかしまあ、一つのCPというか組み合わせにここまで入れ込んでるのって大分久しぶり過ぎて自分でも戸惑ってしまう。こんなに思考を支配されてしまうものだったんだ。先日、この熱意に憑りつかれたまま東寺に行ってきました。私を含む観光客が大変多い。ここだけじゃなく多くのお寺に該当する話なんですが、梵天だけじゃなく帝釈天も如来・菩薩に近い顔立ちで作られてるの、改めて見ると本当に嬉しいなあ。釈迦に近い顔立ちの帝釈天……（これもまた二人の組み合わせに入れ込んでいる所為で生まれた感想である）あと、仏像というよりも仏像を熱心に拝んでいる人を見て色々と考えたりしました。作品には多分反映されませんが。
2024年7月18日
また仏教です　愛別離苦って話を書きました＆帝釈天について
「愛別離苦　或いは父親に置いて行かれた男の話ほか」 https://kakuyomu.jp/works/16818093079563910885 を書きました。「雪山奇談」 https://kakuyomu.jp/works/16818093078870371412 の続きみたいな話ですね。本作は僧侶と羅刹ではなく、終盤に出てきた白い男と刃のような男の話です。天界に生まれたことを幸せだと思い、また無自覚に天以外の六道の住人を下に見ている天人（仏教定義で「神」「神の子」とも言う）の白い男（白雲天子）が、転生した父親を人間から再転生させて天人に戻したいという考えを抱いたのが話の発端です。自分の仕えている天界の皇帝の帝釈天にちょっと意地悪なやり方で考えを糺されたり、じゃあこれから自分はどう考えていけばいいのか悩んだ矢先に阿修羅の一人である刃のような男（四刃阿修羅）との対話で少し希望を見出したりします。話のベースになってるのは大乗仏教（非常にゆるくてもソースと称して良いならチベット仏教）なんですが、主に帝釈天の人物設定においてちょくちょく上座部仏教の成分も入ってます。きっかけは「サンユッタ・ニカーヤ」の日本語訳上下巻「ブッダ　神々との対話」「ブッダ　悪魔との対話」を読んだ事なんですが、下巻の「悪魔との対話」に出てくる帝釈天がそれまでのフワッとした、「雷撃を操る天界の王で阿修羅王と戦ってる」というイメージに加えて未知の挙動（えっ、地上と関わる神のトップがお釈迦様の直弟子～！？　お釈迦様が彼のことを只管語っている上にジャータカっていう公認外伝みたいなものでは前世以前からの仲～！？　しかもリグ・ヴェーダのインドラ神からお釈迦様が（教団がかもしれないけど）「意図的に変えた」っぽい要素がある！？）を取っていたので、私は衝撃のあまり、この新しく知った方の要素に飛びついてしまいまして……なので「愛別離苦」に出てくる彼はそこから色々拗らせた結果の産物です。一部ソースが残念ながら仏教百科系のウェブサイトのみ（（https://www.wisdomlib.org/definition/suja）（https://www.wisdomlib.org/buddhism/book/the-great-chronicle-of-buddhas/d/doc364639.html）等）で、紙媒体で確認できておりませんが。（日本語でも読める上座部仏教経典全訳のどれかにある筈ですが、価格が高くてどうにも……）そんなわけで上記サイトを見てこっちの方が推せるなって感じちゃったので、「帝釈天が舎脂夫人に対しその父親の面子を潰して強引に夫婦となったことで神々と阿修羅の戦いが始まった」という筋立てにはなっておりません。初期経典での帝釈天と阿修羅王の争いの原因はそもそもお互い気が合わず忉利天の支配権（神々の王の位は世襲ではない）を巡ってのものだそうです。（ただまあ、上記サイトで引用されてる経典はだいぶ古い、所謂仏教ワールドの初期作品みたいなもので、人によっては続編やリメイク後の話もとい後々の経典の方が刺さることだって当然ありうると思ってます。）こんな感じで「帝釈天面白いやつだなトーク」が結構私の中で盛り上がっているので気が向いたらまたなにか書くかもしれません。お釈迦様と彼の関係とか見てると凄い面白いので…… よろしければお付き合いいただけると幸いです。
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2024年6月19日
雪山奇談、来世で再会する可能性もなくはないけど死別ですね
死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ（https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078423711258）に参加したくて、相手の来世を心配しながら徐々に弱っていく僧侶と、僧侶を食い物にしようとする羅刹のブロマンス＋前世の因縁が追いかけてきた話を書きました。雪山奇談（https://kakuyomu.jp/works/16818093078870371412）です。よろしくお願いします。元々はジャータカ（本生譚、お釈迦様や弟子たち他の前々々々…々世くらいの人生の話とされている物語集）でも割と有名なあの話に着想を得ていたりします。四か月くらい前までチベットの本を読んでいた＆最近調べ物があってジャータカなど仏教説話の本を読んでいたので、記憶が新しい内に活用できた満足感があります。（実際にジャータカがよく読まれるのはどちらかというとタイなどの上座部仏教圏らしいですがｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ）
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2024年1月6日
2023年の11月～12月のまとめなど
Trial of NAMA ～どのゲームにも生首が出る～ https://kakuyomu.jp/works/16817330664701715096 という小説を書き始めました。会社員兼ゲーム実況者の青年が自分の家系には江戸時代から続く九代分の祟りがあると知らされ、祟っている霊を供養する為にゲーム実況を通じて霊に語り掛けろと言われたものの、今度は何故かゲームの中に引きずり込まれたりてんやわんやな現代コメディです。とはいえ、2024年1月以降は別の原稿と並行しての更新になるため、ペースは落ちるものと思われます。で、上記の小説の主人公「青木久弥人」には実在しないインディーズゲームの体験版を30日間プレイしてもらうという筋書きを立てたので、作者の私も独裁政権下の台湾の学校が舞台のシリアスなホラーゲーム「返校-Detention-」をプレイし始めました。今、多分半分まで進んだのかな？話の真相に辿り着くにはもうちょっとかかりそうです。舞台の高校の生徒が拷問されていることを暗示するショッキングなシーンなどが随所にあり物凄く暗く陰惨な展開もあるものの、ゲーム自体の難易度としては、追い回してくる化け物の対処法も大体事前に教えてもらえるので多分気をつけて進めば難しくはない、はず。現時点で認識しているストーリーとしては、家庭崩壊、父の不倫と汚職事件による逮捕という1960年代の内気な高校生女子にとっては大きすぎる外的な要因により、主人公が未来への希望を持てなくなってしまったことで大変な悲劇が起きてしまったようです。自由になりたいと心の底から願いつつも、自由の意味やそれを手にするための方法がわからなかったんだねぇ。彼女が一歩踏み出せていれば、オープニングの彼と一緒に戦う道も見いだせたかもしれないのですが……
2022年11月21日
インタビュー・ウィズ・ザ・カウントという話を書きました（完全ネタバレ）
別の原稿で切羽詰まったりイベントに出ていたりしていたらすっかり日が経ちましたが、自主企画イベント「◆戦争のアナザーストーリー◇」に参加したい＆別の原稿に出した登場人物たちの平行世界でのその後を書きたいと思って「インタビュー・ウィズ・ザ・カウント－伯爵と俳優－」という小説を書きました。作品ページにあるとおり、一風変わった経歴を持つ俳優が、一人の伯爵とナチス党との繋がりを疑うところから始まる物語です。出来ることなら固有名詞を極力避けて書いて見たかったのですが、途中でどうにも進めづらくなり、地名や人名は結局明記することになりました。ただ、作中人物の名前（全員実在）だけは最後までどうにか伏せられたので、今ここで安心して種明かしができます。撮影されていた映画：Valley of Eagles(1951,英）俳優：クリストファー・リー女優：ナディア・グレイ伯爵：カール・グスタフ・フォン・ルーセン公爵：コンスタンティン・カンタクジノ背景として、クリストファー・リーが映画の撮影の為に訪れたスウェーデンでルーセン伯爵一族の女性に婚約を申し込んだところ（もっとも、撮影していた映画は別の映画ですが……）と、ナディアが戦時中にカンタクジノの愛人になりその後結婚したところまでは実話です。
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2022年9月11日
Children of Emerald Moon設定備忘録（第17話まで）
本文中で明らかになった事実とその補足事項のみを集約しています。 ◆この世界の種族について人族、狗人族、森人族、鳥人族…など、○人族とつくものを総称して「人間」と呼ぶ。この呼び方は人族視点のものであり、例えば狗人族は自らの種族を美称として鋭牙族と称することもある。一方、魔族とは狼魔、吸血鬼、鳥魔…など、基本的に○魔と称されるものの総称である。これも人族視点の呼び方である。種族によって寿命は異なり、森人族は五百年の寿命を持つと言われている。 ◆東方人について終の大河の東から来たと言われている人族。人族ではあるが、天空八神を崇拝せず独自の神話を持ち、自らの文化に閉じこもる傾向があるため、他の人族からは異質なものと見られることが多い。 ◆天空八神についてこの世界の人間に崇拝されている神々のこと。誰もがいずれかの神を熱心に崇めているわけではなく、年に数度の祭の日以外は教会に行かない者もいる。第17話までに明らかになっている神々は以下のとおり。ブリアデウス　創造の神　人間の神　エフェメラントの国教会の主神グランディウス　戦争の神　力と男性性の象徴の神　ヴィーダルラントで多く信仰されている神サラプトノス　海の神　ヴィーダルラントで多く信仰されている神ツァイスピンデル　時の神　月から星の運びを見守る神 ◆邪心の神デオンハイルについて天空八神には数えられていない。タルタラントの主神で魔族にとっての唯一の神。『天地創造記』では、創造の神ブリアデウスと邪心の神デオンハイルとは遠い昔から百年に一度『天乱戦争』と呼ばれる戦いを繰り返してきたとされている。物語開始時点の一つ前の『天乱戦争』は四十年前に始まった。 ◆国家について第17話までに明らかになっている国々は以下のとおり。ヴィーダルラント王国　大陸北部に位置する小国エフェメラント王国　大陸中央に位置する大国タルタラント　魔族の国サルヴァ国　大陸南西部の国エラブル　エフェメラントの東に位置する森人族の国 ◆生活習慣について・郵便を送る際には人間の運び屋だけでなく、文禽という特殊な鳥に運ばせる方法もある。・人間の移動には徒歩、馬の他に巨鳥や畜竜を使用する方法もある。
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2022年8月6日
Children of Emerald Moon という話を連載しています
元々Twitter上の企画「文披31題」に参加する為に話を書こう！という動機での連載ですが、なんだかんだで15話まで進んだのでご挨拶します。 Children of Emerald MoonはSFC～PS辺りの頃のテレビゲームみたいなノリの異世界ファンタジーを目指している物語です。いろんな種族からなる「人間」が、同じくいろんな種族からなる「魔族」と凡そ百年に一度戦争をしている世界に生を受けた少年「ベルン」が、神からの預言に従って「聖剣」を授かり、この世界を破壊しようとしている「邪心の神」を倒しに行くというストーリーになっております。物語は第一話で出会う少女「シュリン」の書いた日記という形式で進んでいきます。話の過程でちょっと気取った魔族の男に攫われた少女を助けに行ったり、貴族の屋敷から宝石を盗んでいく盗賊と出会ったりします。作者の趣味により色々な有名作品のパロディやオマージュを放り込みながらの珍道中が繰り広げられる見込みですが、気長にお付き合いいただけると幸いです。細かい設定なんかをそのうち別の記事に記載します。よろしくお願いいたします。
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ミド

novel首塚2025に参加しています

文学フリマ東京41に出店します

金剛の天帝（１３）更新と補足

金剛の天帝（１２）更新と補足

金剛の天帝（１１）更新と補足

（2本目）「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に参加しました。

（おまけ３）タイのインドラ神像

「この夏、あなただけの“好き”を届けよう」に参加しました。

金剛の天帝 更新（間章２）と補足

大人気スマホゲームにインドラ神が登場したのでお勧めの読書の話＋拙作紹介をする

金剛の天帝 更新（１０）と補足

金剛の天帝第１章の追加補足情報（ダスユについて）

第五回静岡文学マルシェ（6月21日）に参加します

「此岸の大火と激流の船頭」を公開しました。

金剛の天帝 更新（９）と補足

金剛の天帝 更新（番外編１）と補足

金剛の天帝 更新（８）と補足（3月22日18時追記）

「続・皇帝陛下のバカヤロー！（以下略）」（KAC2025 第4回お題「あの夢以下略」応募作）公開

「月に焦がれたもの」（KAC2025 第2回お題「あこがれ」応募作）公開

「パンドラの人形箱」（KAC2025 第1回お題「ひなまつり」応募作）公開公開

金剛の天帝 更新（６）（７）と補足

金剛の天帝 更新（５）と補足

金剛の天帝 更新（４）と補足

「皇帝陛下のバカヤロー！（以下略）」でカクヨムコン10短編におためし参加をしてみた

微ホラー短編の更新（久々）

「金剛の天帝―神々の黙「視」録―」第1章終わる＋補足

第2回もじのイチで出店した話

1月5日、第2回「もじのイチ」に参加します（出店側）

（ネタバレあり）短編BL「瘴土の魔王と光導の天使」を書きました

「金剛の天帝―神々の黙「視」録―」を始めました

ホラー小説まとめどころ「今のところ、俺には何も起きてない」を始めました

12月1日文学フリマ東京39に行ってきました（来場側）

12月1日文学フリマ東京39一般参加します

久々すぎて話すのも恥ずかしいけど現代ファンタジー（？）を更新

カクヨム更新しました、……20日前に。更新頻度低い？

また仏教です 愛別離苦って話を書きました＆帝釈天について

雪山奇談、来世で再会する可能性もなくはないけど死別ですね

2023年の11月～12月のまとめなど

インタビュー・ウィズ・ザ・カウントという話を書きました（完全ネタバレ）

Children of Emerald Moon設定備忘録（第17話まで）

Children of Emerald Moon という話を連載しています

金剛の天帝　更新（間章２）と補足

金剛の天帝　更新（１０）と補足

金剛の天帝　更新（９）と補足

金剛の天帝　更新（番外編１）と補足

金剛の天帝　更新（８）と補足（3月22日18時追記）

金剛の天帝　更新（６）（７）と補足

金剛の天帝　更新（５）と補足

金剛の天帝　更新（４）と補足

また仏教です　愛別離苦って話を書きました＆帝釈天について