今頃のご挨拶になって出遅れ感が半端ないのですが、カクヨムコンで拙作を覗きに来てくだすったお方々、ありがとうございましたm(_ _)m同コンテストに参加なすっておられた作家さま方、お疲れさまでしたm(*^_^*)m
コンテスト期間中に何としてもあと一話更新しようと奮闘(?)するも間に合わなかった「カクテル…」ですが、応募期間が終わりすっかり腑抜けて数日を過ごした後、書きかけの下書きを見ましたら当該エピソード内の設定にやや疑問を覚えまして、これは出せなくてかえって良かったのかも……、などと冷や汗をたらしております。
ネットで調べるだけでは確たる情報が得られず、しかし関係者に取材なんてできるわけないし……、と嘆き、どうしても分からない部分は「そこはフィクションなんで!」と想像に任せて書くしかない、と覚悟を決めたのですが、いざ「自由に書こう」となると、それはそれで大変なんだなと実感。舞台設定を自由に考えられるということは、幾通りもの設定パターンを考えられるというわけで、設定パターンが複数あればストーリーも複数できるというわけでして、つまり、複数のオプションの中から最も適した表現ができるものを選び取らなければならないということになるからでして……。
複数案からひとつ選んで書き始めても、「これで上手く体裁とれるかな……」と不安に思っていると、やっぱり数行書いて行き詰まる。全部消して二つ目の案に基づいて書き始めても、やっぱり途中で書けなくなる。考えられる選択肢を全部書き出して大雑把なプロットを作って整理し、そのなかのひとつを選んで書いてみても、やっぱりうまくいかない……。
うーんうーんと唸っていると、とある作家さまが「複数のラストを思いついたときは、その数だけラストまでざっくり書く」と言っておられたのを思い出しました。ラスト案が4つあるなら、4つの物語を書き、書いているうちに「これだな」と思う形が固まってきて、いつの間にかひとつのラストに行きついている、というのです。し、信じられん……。
この作家さんの場合は「作品単位で4つ書く」というレベル。一方、私はわずか四千字前後のエピソード一つ分の話。遅筆の私には致命的に厳しい作業ですが、複数の作品を書く労力に比べたらうだうだ言える立場ではありません。
ああ、ゴツイなあ、しかし、もうこれしか道はないような気がする。やっとこ重い腰を上げ、お蔵入り前提で「オプション1」のあらすじに従いちまちまと書き出しました。すると、不思議なことに、300字ほど書いたところで「これでいけるかも」という光が見え、500字ほど書いたところで急に昔の記憶が蘇り、設定が不安定になる原因となっていた元ネタの情報不足がほぼ解消されました。おおぅ! 「何事も労力を惜しまずひとつひとつ確信を持って書く」という、果敢に挑戦する姿勢が吉なのですね!
あ、悟りを開いた心地になったからといって、書くのが早くなったわけではありませんですm(_ _)m💦「カクテル…」はあと一話で一区切りつきますので、只今猛チャージかけてます(これでも)。
昨年末のクリスマス以来更新が止まっている「ちっちゃいけど…」の続きも早く出さねば~と焦ってますです。PV数が増えるたびに、「続きはどうした!」とどつかれているような気分でありがたく震えておりますm(_ _)m💦💦エッセイ二つも、決してエタっているわけではないので、どうぞ長い目で眺めてやってくださいませm(_ _)m💦💦💦