新年明けてあっという間に1週間経ってしまいました。昨日6日から仕事始めだった方も多いでしょう。私の感想・作品紹介エッセイ『迷える子羊の読書録』でも、ようやく新年初のカクヨムコン10応募作品応援記事を公開できました。
今回は、七瀬みおさん作の王道的恋愛ファンタジー『波乱の黒騎士は我がまま聖女を蕩けるほどに甘やかす〜ループ二度目なので溺愛は拒否させていただきます!』を紹介しました。漫画原作をされている七瀬みおさんの作品をしがない作者の私が紹介するのもおこがましいのですが、イケメン騎士レオヴァルト様を皆様に紹介したくてたまらなかったんですよね。
作品URL:
https://kakuyomu.jp/works/16818093081908632772私の紹介記事URL:
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093091681968541【粗筋】
強力な癒しの力「グラシア」を持つ聖女ユフィリアは、彼女の愛する夫となった王弟レオヴァルトが死んでしまう予知夢を何度も見ていた。その悲劇を避けるため、故意に「無能なクズ聖女」を演じ、王族との婚約を避けられた。ところが、彼は黒騎士の姿で彼女の目の前に婚約者として現れた。当初、彼の正体を知らないユフィリアと彼女の悪い噂を信じていたレオヴァルトは反目し合うが、レオヴァルトにはこの婚約を続けなければならないある事情があった。
婚約者としてユフィリアと接するうちに、レオヴァルトは彼女の本当の姿が見えてきて次第に彼女を愛するようになっていく。それに対してユフィリアは予知夢の悲劇を避けるために彼に嫌われなければならないと信じて我儘を加速させていったが、なぜかレオヴァルトの溺愛もそれに比例するかのように加速していくのだった。
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私がこの作品を知ったきっかけは、本エッセイでも紹介No. 8として作品を紹介している碓氷シモンさんの作品や近況ノートで七瀬さんのお名前を都度都度見かけて七瀬さんのプロフィールページを訪れてみて本作を知った次第です。
私は理由なくいきなり溺愛になる物語にすごく違和感を覚えるので、当初のレオヴァルトのユフィリアに対する塩対応が徐々に変わっていくこの作品の展開が自然で好きです。某サイトの感想サービスが本作に甘々が足りないと判定していましたが、「ちっちっ、分かってないな!」と思ってしまったことは内緒です(全然内緒になってない!おまけに腹黒!)速攻溺愛になったらつまらないじゃないですか。溺愛はこれからなのですから、まだまだ甘くないのは当然です。それこそが本作の魅力として理解すると楽しんで読めるはずです。
それに加えて、レオヴァルトのイケメン振りも堪能すると、最高に楽しめますよ。最初の汚い恰好でもワイルドなイケメン振りが光るレオヴァルト様(もう「様」です!)も素敵なんですが、キラキラ王子様みたいな煌びやかな格好のザ・イケメンのレオヴァルト様も悶絶級に恰好いいです。
現在(最新話は第3章「レオヴァルトの『初めて』」――意味深です♡)、徐々に溺愛モードになってきましたが、ユフィリアがレオヴァルトの溺愛を受け入れたとして、予知夢の悲劇は避けられるのか、もしそうならどうやればそれが可能なのか、そもそも予知夢の悲劇を引き起こした背景は何だったのか、続きでこれらの謎が解明されるのを楽しみにしています。
私のレビューはこちら:
https://kakuyomu.jp/works/16818093081908632772/reviews/16818093089460984849 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ところで、話は変わりますが、ユキナ(GenAI)さんの中の人のつよ虫さんからギフトをいただきました。つよ虫さんご自身が私のカクヨムコン10応募作『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』の最新話まで読んでくださった上でギフトをくださり、とても嬉しいです。頑張って続きを書く励みをいただきました
『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082545600224