昨日の近況ノートで予告した通り、私の感想・レビューエッセイ(レビュー録は言い過ぎかも)『迷える子羊の読書録』の栄えある(と堂々と言っていいのか迷いますが)実質的紹介第1弾を公開しました:
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093085531795117第1回目は、ちょっぴりファンタジー要素も入った、ヒストリカルロマンス『桜兎(さくらうさぎ)・明治悲運奇譚』(瑠花さん)です。
https://kakuyomu.jp/works/16818023212550034591私の書いた粗筋でちょっと紹介いたします。
【粗筋】
明治中期、朝鮮半島の日本人街に住む少女三鈴と両班(高麗、李氏朝鮮王朝時代に官職を独占した支配階級)の嫡子ギョヌが恋に落ちる。密かに愛を交わす2人だったが、時節は両国にとって厳しい時代。両国民がお互いに憎み合って蔑み合い、戦争の足音が近づく中、摩訶不思議で不吉な力も2人の関係を妨げようとし、彼らの愛の行方は嵐に翻弄される小舟のように彷徨う。
***
憎み合う環境に身を置いていながら、愛し合ってしまう。切ないですね。そんな恋愛小説、それもヒストリカルでシリアスな展開が私は大好きなんです。ちょっと我田引水ですが、私がそういう嗜好で書いたのが『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』です。
『傀儡妃は幼馴染の王太子をひたすら愛する』(カクヨムコン開始まで休載中)
https://kakuyomu.jp/works/16818093082545600224話がそれてしまいましたが、『桜兎(さくらうさぎ)・明治悲運奇譚』はヒストリカルな切ない恋愛系が好きな方には特に気に入っていただけると思います。これ以上の感想は是非、本作記事でどうぞ。
私のレビューはこちら:
https://kakuyomu.jp/works/16818023212550034591/reviews/16818093080964076344ところでちょっと『迷える子羊の読書録』の宣伝になって申し訳ないのですが、今日、創作論・評論で週間7位、日間2位になり、トップページの注目作品にも掲載されました。
もちろんカクヨムのランキングで夢の1桁台になって嬉しいのですが、小説ではジャンル別ランキングの100位以内(てか200位以内も滅多になし)にも入れないのに創作論・評論ではすぐになれてちょっと複雑です。でも皆様が応援や評価、コメントをくださったお蔭の結果ですので、卑下しないで喜びます。ありがとうございます。
【追記】何か問題があったわけではないですが、念のため。掲載してもよいですかと聞かれないからと言って、田鶴の推し作品ではないわけじゃありません。大量の作品の山に埋もれてしまっている良い作品が多々あるので、まずは星100個以下、かつ(もしくは)フォロワー100人以下の作品から紹介していくつもりです。それにエタりそうな作品を紹介するわけにもいかないので、紹介する作品は完結作品か、定期的な更新(もしくは更新予定)のある作品になります。それから紹介する以上、私も最終話または最新話まで読んで事前にレビューを投稿していなくてはならない事情もあります。