感想・作品紹介エッセイ『迷える子羊の読書録』の最新記事にて、naimedさん作の異世界ファンタジー『緋き牙と碧き路』を紹介しました。
『緋き牙と碧き路』
https://kakuyomu.jp/works/16816927863052179513私の紹介記事:
https://kakuyomu.jp/works/16818093085464641449/episodes/16818093087595883367naimedさんの作品を初めて読んだのは、ざまぁされた人物にも共感を持てる異世界ファンタジー『惑いし令嬢は全てを流す』でした。それ以来、交流させていただいていますが、私の閑古鳥が鳴いている作品も読んでコメントをしょっちゅうくださり、とても励みになっています。
『惑いし令嬢は全てを流す』
https://kakuyomu.jp/works/16817330652212639806私のレビュー:
https://kakuyomu.jp/works/16817330652212639806/reviews/16817330657744939721それでは恒例の紹介作品の粗筋です。
【粗筋】
Bランクパーティー「リュウコ」の切り込み隊長マィソーマはどうしても身分を取り戻したかった。そのためにもパーティをAランクに昇格させたかったが、同じパーティの幼馴染のデルトは弱く、足手まといとマィソーマも仲間も感じており、あることをきっかけにとうとう彼を追放することを決めた。その後、順調にパーティはAランクに昇格したが、彼らは冒険者の立場を捨てて王国騎士団に入団し、順調に出世してマィソーマも目的を叶えていく。一方、追放後のデルトは国を出てソロ活動をしていた中で、元囚人のGランク冒険者と知り合い、彼から戦闘術を学んで強くなっていく。お互いを憎からず想っていたのに別々の道を選んだマィソーマとデルトが再会したのは、皮肉にも敵としてだった。そして2人の辿った運命とは?
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皆さん、もう耳にタコができるほど聞いているかもしれませんが、私はスピンオフやその後の番外編などで物語の世界が広がっていくのが好きです。『緋き牙と碧き路』にもそういう位置づけの作品として、『決死のタイムリープ』と『緋き牙と碧き路』の前日譚『2人のライオネット』があります。この3作が「Divine World」というシリーズ(カクヨムでは「コレクション」)で世界観を共有しています。
コレクション「Divine World」
https://kakuyomu.jp/users/naimed/collections/16817139558400179808『緋き牙と碧き路』は、冒険者パーティの「弱虫」追放のテンプレから始まります。冒頭こそ冒険ものの異世界ファンタジーでよく見かけるテンプレですが、その後はそれに収まらない人間ドラマが展開していきます。さしずめ異世界人間ドラマというか、異世界ドロドロ愛憎劇とでも言いましょうか。人間の弱い所、醜い所を露わに描写していきます。それだけでなく、恋愛小説好きな私に必須の切ない愛もあるのもたまりません。
あなたも異世界人間ドラマを読んでみませんか?
『緋き牙と碧き路』への私のレビューはこちら:
https://kakuyomu.jp/works/16816927863052179513/reviews/16818093085806753690――――――
ところでここ数日、『迷える羊の読書録』が「注目の作品」に載っているのを何度も見かけたのですが、その割にはあまりPVが伸びませんでした。確かにその前後に比べれば、新しい記事を投稿していないのにもかかわらず、多少はPVが多いですが、それでも1日当たり100PVもいきません。
皆さんも、10月31日、11月1日あたりに本エッセイが「注目の作品」に載っているのを見ましたか?
こんなことを気にするのは、もしかしてターゲティング広告のように、カクヨムはユーザーの閲覧履歴から好みに合いそうな作品を「注目の作品」として表示するようにしているのかと疑問に思ったからです。私の好みに合いそうな作品や、最近読んだ作者さんの作品が「注目の作品」としてしょっちゅう表示されているような気がするのです。でもターゲティング広告やクッキーの仕組みをよく分かっているわけではないので、単なる憶測ではあります。その辺に詳しい方、どう思われますか?
『迷える羊の読書録』の次回の更新は未定ですが、できれば11月9日にしたいと思っています。これからは、少し更新頻度を落として原則毎週土曜日朝に更新するつもりです。これからもよろしくお願いします。
【追記2024/11/2】
「注目の作品」の表示に関するカクヨムからのお知らせが2022年に出ていたことを、大田康湖さんにコメントで教えていただきました。
カクヨムからのお知らせ「「注目の作品」をリニューアルし、興味のある作品に出会いやすく変更しました」(2022/7/5)
https://kakuyomu.jp/info/entry/hotworks_personalizeそれ以前は全ユーザーに同じ作品を5分ごと(短い!)に変えて表示させていたそうですが、変更後はユーザーの読書傾向に合わせてそれぞれ違う作品が表示されるようになったそうです。
なのに自作が「注目の作品」に載ったとぬか喜びしていたのは、ちょっと、いやかなり恥ずかしい。きっと投稿後に記事を表示させて確認しているからでしょうね。そういうことで、スクショは削除しました。
ということは、ランキングに入れない作品をトップページから偶然見つけてもらうには、新着おすすめレビュー、新着小説、最近完結した小説、新作の連載小説に載るしかないんでしょうね。でも新着小説以下3つはあっと言う間に「もっと見る」の彼方に流れてしまうし、レビューは作者がどうこうできるものでもないです。それに最近完結した小説、新作の連載小説はすごく下にスクロールしないと見れないので、私は全く見ません(PC版をノートPCで閲覧してます)。
そう思うと、全ユーザーに同じ作品が表示されていた(でもたった5分だけ!)時の「注目の作品」にも利点はあったなと思いました。