https://kakuyomu.jp/works/16817330648319304938/episodes/16817330652783767330拙作「とも動物病院の日常と加納円の非日常」で東京大空襲編の連載を開始した。
長く温めてきたテーマではある。
東京大空襲は東京を“ふるさと”とする者にとっては家族史に関わってくる歴史的大事でもある。
東京大空襲とは、1945年3月10日の未明から東京の下町を中心に行われた、米軍による無差別爆撃の事を言う。
被災者約310万人、死者11万5千人以上、負傷者15万人以上、損害家屋約85万戸以上を数えた。
小生の親族は父方母方ともに東京で暮らしていたが奇跡的に被害を免れた。
亡くなった者がいなかった分、小生も経験談を多く聞くことができたろう。
小生の世代は大空襲を直接経験した人間から話しを聞かされた最後の世代かとも思う。
実はこの物語。
最初は小生の子供達に読んでもらおうと思って書いた。
そうした訳で、文中にはほんの少しだけプライベートな家族史に関わる実話が混ぜてある。
とは言ってもこの物語はあくまでラノベよりのSF小説であり、文中に登場するいかなる事物、人物も架空の存在であることはここに明記しておく。
東京大空襲編は起、承、転、結、全55話となる。
全話予約投稿済みなので、毎日1話ずつ投稿する体裁となる。
どうぞよしなにお願い致します。
ご感想を頂ければ幸いです。