「とも動物病院の日常と加納円の非日常」の加筆訂正が終了した。
スマホでの閲覧を考え、足したり削ったりを繰り返した。
読み易くなったと思う。
明日からは「垂直少年と水平少女の変奏曲〜加納円の大いなるお節介と後宮の魔女達〜」の連載を開始する。
これも拙作のリライト。
とも動物病院の前日譚に当たる。
モブでキモオタおまけにインキャの同志に捧げる作品と言える。
思えば、還暦過ぎてまでモブでキモオタおまけにインキャをやって来た人間としては、サブカル世界は正にオアシスかも知れない。
文学全般に美術、クラシック、ジャズ、はたまたアニメや漫画、映画、SF好きとくれば、昭和の昔から日陰者扱いだった。
大学は理系の専門学校だったので、同好者と言えばほんの一握り。
小さな同好会を立ち上げて他大学のSF研などと仲良くして貰って、同病を相憐れんだものだ。
そうして月日が経ち仕事をしながらサブカル漬けの日々を生きる内、小生の息子や娘もサブカル世界(広義に考えてだが)に棲息する様になった。
真に良い時代ではある。
サブカル世界で食べていける様になったし、サラリーマンになるより余程未来も展望できる。
さて、老後の楽しみの事であるが矢張りサブカルだ。
半世紀以上に渡り、読んで、見て、聴いて、眺めて、楽しんで来た世界は、五臓六腑を満たしている。
さすれば後は書くしかあるまい。
妄想は果てなく、創作はパラレルワールドの実話をパクリるがごとしって感じである。
スマホがあれば何時でも何処でも作文はできる。
これほど楽しくお金の掛からない趣味はないだろう。
良い時代に老後を過ごせて幸せではある。