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「姫様なんてむいてないっ!」連載チュウ。

カクヨム恋愛小説コンテスト応募作品、「姫様なんてむいてないっ!」ただいま第七章まで公開いたしました。
いよいよウィルが何故英雄と呼ばれているのか、数百の義勇兵団が、どのようにして数千の帝国軍を退けたのか、です。
ご都合主義でも、そこまで出来過ぎたハナシにはしませんよ。一人で数個師団分の働き、とか? そんなのは逆にありきたりでつまらない。

さて、本来なら今回の近況ノートは、「やはり恋愛で長編は厳しいなぁ」という泣き言で埋め尽くす予定でおりました。
うん、かなりマジで。
フォロワーさんはすぐについたのですが、PVは伸びんなぁ、と数日お通夜モードでおりまして。
「かみさまクラスタ」の時みたいに、いつかスコッパーさんに発掘されることもあるだろう、ぐらいの気持ちでした。

いやあ、星がついてレビューまでいただけるとは夢にも思わず。
土下座しておきます。ありがたやー。
頑張って完結まで持っていきます。王道、極めてみせますよ。


さて、今回は「姫様なんてむいてないっ!」が出来るまで。

最初にビーズログさんのサイトを見た時の感想が、「お姫様ばっかりだなぁ」だったのですね。
なので、読者層としてそういうネタが受けるのかなぁ、と。
そんな理由で、割とアッサリと「お姫様」を題材とすることが決まりました。

お姫様って一口で言っても色々あるんですよね。オタサーの姫だったり、姫姉さまだったり。
自分の中では、姫様ってダイレクトに「王女様」だったので、ここは王女様でいこうかなと。
王族の血を引くお姫様、テンプレというか、かなり王道な設定となりました。

世の中的にお姫様ネタって、最近はミスマッチ系が多いんですよね。
細い腕で武器振り回して、戦場で無双するタイプ。
それをお転婆とかヤンチャとか。いやいやいや、おかしいだろうそれって。

そうじゃないとすると、今度はおっとりとした世間知らずタイプ。
ぽわぁーんとしていてトラブルメーカー。
なんか知らんけど愛されキャラ。これもちょっとなぁ、って。

そもそも絶対王政において、特にしっかりとした王族が治めている王国なら、公務がかなり忙しいはずなんですよ。
実際の王族でも、そんなのほほんとした生活してますかね? ああ、一部いますね。まあいいや。

そんなわけで、がっつり仕事をして、それでいてちょっとそこから逃げ出したりもして。
責任感があって、親しみも持てるというメリア姫のキャラクターが生まれました。
無責任に城を飛び出して無双するのでもなく、無条件になんとなーくで愛されるキャラでもない。
メリアには、ぐっと現実感のある女性であってほしかったのです。
立場と、気持ちの間で揺らぐ女の子。うん、こういうの大好物。


おおっと、もうだいぶ書いてしまった。
長い話だし、結構書きたいコトがあるんですが。
これから後半戦、ぐわっとくるところですからね。

王道、果たしてどの方向に転がっていくのか。
エピローグまでしっかりと、尻尾まであんこを入れていきますよ。

もう少々、お付き合いくださいませ。

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