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「ヨルを狩る者(night goes on)」完結

カクヨム漫画原作小説コンテスト応募作品、書き下ろし第三弾「ヨルを狩る者」、完結いたしました。
以前書いたとおり、ここまでがエピソード「night goes on」ということで、シリーズの第一話となります。

コンテストの応募期間終了後、完結を外して色々整備して、第二話以降を投稿していきます。
でもとりあえずは完結。お疲れ様でした。


やあ、もう最後までこんなんでしたね。最終節読んだ後の監修さんの言葉が「最後まで酷いね」でしたからね。
それは良いのか悪いのか。

監修さんといえば今回プロットの段階で「最後まで胸クソ」とかズタボロに言いつつも、結局GO判断でした。
実はコンテスト応募作品用のネタは他に幾つかあったのですよ。
どれもネタないしプロットの段階で、監修さんからボツ喰らってます。

そんな中、「ヨルを狩る者」は「胸クソ」で「最後まで酷い」けど、アリってコトになりました。
決め手は何だったんでしょうね?

後、面白かったのが。

第三節読了後の監修さん「カナミ、ええ子や」。
第四節読了後の監修さん「カナミ、クソビッチ」。

なんというアツい掌返し!
いやまあ、カナミちゃんアレなキャラですけどね。
狂言回しとしては優秀でしたよ?


内容に関しては・・・
一応、救いのあるラストというのも考えてはいました。
が、安易な救いとか許しとか、そういうものを準備しても良いことなんて何もない。

今回はがっつり「届かない」ということをしっかりと書ききろうという結論に。

んで、残った方にも釘だけは刺しておきましょう、と。
そうなったら誰も救われないよな。あっはっは。

・・・笑いごとでは無く暗い話になりました。
少年漫画原作とは。
感情移入の激しい人なんかは要注意かも知れません。


ヒロイン小島ユウは、NESのとっても古い作品からの再登場。
このエピソードではやや冷たい感じのする役回りでしたが、割と人間的なところもあります。
その辺りはまた第二話以降で出していきたいですね。

NESは秋せつらが大好きなのです。
菊池秀行の魔界都市ブルースシリーズの大ファン。
最初に書いた小説も超伝奇でした。

小島ユウはそういった超伝奇小説の主人公として考えられています。
美形なのもその辺りの影響。

ペンダントとか、色々と秘密が多いキャラですが、お約束の塊みたいなものです。
深く考える必要は無く、読んだままの彼女を見ていただければ、と思います。

ああそうそう、NESの書いたものを色々と読んでいる方なら判るかな。
小島ユウについてはあるキャラクターが口にしています。
「私の神様」です。
蛇足情報ですが、同じ世界を共有しております。そのうち誰かが出てくるかもしれません。


さて、コンテスト応募期間中は、もう大人しくしているつもりです。
その間に、「流石に少年漫画原作にこれは出せない」と引っ込めておいた、「ヨルを狩る者」の第二話を執筆しておきます。
うん、これはすごいというか、更に酷い。
「night goes on」で目を背けるような人には耐えられんかもしれん。

・・・これ、本当に公開できるかな・・・

などと、ちょっと一抹の不安を残しつつ。

次はコンテスト応募期間終了後に。
では、また。

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