ひとつ目の「オカルトを撮る顔」は、カタカナで読んでみてください。「オカルトヲトルカオ」右から読んでも左から読んでも、というやつです。
高2の時、文芸部の部誌に載せたんですが、翌年、文芸部に入ってきた女の子に「あの話は怖かった」と言われてしまった。怖い話を書いた覚えはないんだけどなぁ。
二つ目の「MEGANĒ」ですが、ローマ字読みしてください。めがねー、目がねぇ、というオチの話です。
筒井康隆さん主宰の「NULL」7号に掲載されました。この同人誌、驚異的なことに、すべての投稿したショートショートに対して、筒井さんか誰か著名作家がコメントをつけてくれる、という素晴らしいもの。
同じ号に、夢枕獏さんが、「カエルの死」というタイポグラフィの大傑作を投稿して、入選していますので、夢枕獏先生と同窓生、ということになります?かねぇ。
1985年、中公文庫から「ネオ・ヌルの時代 PART 3」と題した文庫に収録されました。
あ、歳をばらしてしまった。