こんにちは。
いつも作品をお読みいただいたり、評価やコメントをくださり、ありがとうございます。
なかなか外典が始められなくて、うずうずしているのを抑えるために、釣りをする日々です。
さて、今回は、7作目『勇者紡ぎし6の物語』の第1話「7人の読書家」について書いていこうと思います。
冒頭は、アルド一行が、ミグランス王に逢い、国立劇場の支配人に逢いに行くところから始まります。
王はともかく、支配人は喝采に関わるサブクエストの時にしか、ちゃんと話さないので、セリフを書くときは、少し大変でしたね。
あと、支配人の言う問題ですが、これはゲームをやってて感じたことを入れてみました。
演劇を行う時は、配役は全てアルドたちなので、アルドたちがいない間は、いったい誰が演劇をやっているのか、気になるところです。
そんなところに出てきたのが、ローラというわけです。
ローラも、何かしらのモデルがあって、ローラと名付けたのですが、どうしてローラになったのか、失念してしまいました……。
その後、アルドたちは、各地にいる読書好きのパーソナリティのキャラクターに逢いに行くことになります。
当初は、全員でまわろうかとも思いましたが、翼人の村にアルド以外は言ったことが無いという点を考えて、手分けしてお話を聞いてくるという流れにしました。
まずは、ミストレアに話を聞きますが、「ミグレイナ旅行記」はもちろん実在こそしませんが、教会の人のミグレイナ大陸の見聞録というのは、実際にありそうだなということで、採用しました。
続いて、ヴェイナですが、「エルフの指輪」は、エルフと指輪ということで、「ロードオブザリング」を参考に作りました。
次はシンシアですが、「月の女神と金の弓矢」は、ギリシャ神話における月の女神アルテミスと、アルテミスが持つ金の弓矢に関する悲恋のお話が基になっています。
また、シンシアは相変わらずしくじっておりますね。
続いてはルーフスですが、「熱風の使者」は実際にゲーム内でルーフスが好きな本として出てきます。
まさに、ルーフスの人生のターニングポイントともいうべき、本ですね。
続いてルイナですが、「エルジオン大百科事典」は置いておいて、「女勇者アテナ」は、その名の通り、ギリシャ神話に出てくる女神アテナが基になっています。
続いて、イスカとクロードですが、クロードの方は、「ヒストリア オブ ブリリアント キングダム」ということで、華麗なる王国の歴史というところでしょうか。
イスカの方は、「エージェントXYZ」ということで、スパイものですね。
XYZは、カクテルの一つで、終わりを意味するものです。
このカクテルの名がついているということで、お話の主人公もイスカも、並々ならぬ覚悟を持っているということですね。
どのキャラクターも、その性格を考えながら、創作しましたが、そのキャラクターっぽさが、出ていたでしょうか?
読書好きの話を参考にアルド一行は、各地にある書庫へと向かうことになります。
さて、こんなところで、次回は第2話について書いていこうと思います。
では、今回は、ここらへんで……