https://kakuyomu.jp/works/16817330666557495210/episodes/16818093076940980301怪異さまナー☆TSU・CHI・NO・KO そのジュウイチ 槌の輔にて御座候!
ノートタイトルの通り、今回はまず前半に、化け猫高校生・珠雄の正体バレエピソード。そしてある意味、またまた早苗の受難回。
実は珠雄というキャラクターは、第三話にあたる「そのニィテンゴ」で登場させた時は、どう転がすかまったく未定で思いついたキャラ。なんならお話の最後までメインストーリーには絡ませず、平和な傍観者として置いとくのも悪くないかな、ぐらいに思っていたのですが。これまた小数点ナンバリングの前回「そのジュッテンゴ」で妖怪マンションのアイデアを思い付いた時、「あ、これはガッチリ絡ませよう」と方針変更。メインキャラ昇格の一環として、三人組のうち早苗にだけ正体バレさせることになりました。
猫らしいちょっと小狡い感じが彼の持ち味で、三人とも怪異たちともちょっと違った立ち位置。トリックスター的にいい感じに動いてくれそうな予感がします。
あと、苦労性ではあってもこれまで、内省的で落ち着いた言動や活躍の多かった早苗の取り乱しようが今回の見もの。そう、本作はコメディなので……早苗くん、そうやって動いてもらわないとね(笑)。
後半は、ちょっとお悩み中のノッコが鴻神神社を訪れることで、意外な展開に……というより、ここで「ツチノコ」がようやく登場。
もともと、「土屋祝子、愛称ノッコ」なので、ノッコ自身がツチノコという含みなのですが。その彼女にさらにツチノコの相棒が出来るという。
この光るツチノコ「槌の輔」、魔法少女ものでお馴染みの妖精的なマスコット、つまりあのポジションに着くキャラ。しばらくはノッコの守護霊のような役割で活躍させる予定です。
恒例の本文スクショ↓、珠雄と早苗のドタバタシーンをチラ見せです。