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沼蛇の魔女27:お話が繋がりました

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沼蛇の魔女と石の巨人 第27話 動揺

 どうにも書く気が湧かず28・29話が先に公開されていた本作、ようやく今回の27話公開で話が繋がりました。それに伴い28話冒頭に暫定措置として未完成の27話のあらすじを掲載してあったのですが、それも削除。正式公開版としました。

 それにしても、この27話、第三章の幕開けなのにこんなことでいいのか(汗)。

 いやその……お読みいただければおわかりいただけると思うんですが、この27話、ぶっちゃけ展開がツマラナイというか……そのまま書くとそれこそ「オーリィが癇癪を起こして一人で魔城に乗り込んでしまった」の一行で終わってしまうという。一話分とするには中身が無さ過ぎる。

 というわけで。色々と小細工で盛り込んでみました。

 まず冒頭に過去話。オーリィと、ケイミー・コナマの出会いの場面のさわり。
 そして中程に妖魔シモーヌの背後にいる「よだか」の正体とコナマとの因縁。
 最後に、シモーヌに連れ去られたケイミーに何が起こっているかの、これまたさわり。

 このくらい入れておけばどうにか1話分の体裁は保てたか、新章の始まりに相応しい導入になったか、と。作者の私としては思っておりますが、はたして。

 さてそれにしても。27・28・29と三話かけて魔城突入となったわけですが。
 まだバトルシーンが全然無いという(汗)。
 現状オーリィ組とメネフ組の2パーティに分かれている。このシチュエーションを上手く使いたいので、しばらくは合流させずにそれぞれ戦う形にしたいのですが。
メネフ組はお相手もそこそこ考えてあるのですが、オーリィ組の方はまだ白紙。
 さぁどうしよう?と今、頭を悩ませています。

 最後に。「よだか」の正体、森の命の神『大樹霊ゲゲリ』。ずっと後に一応説明しようと思っているのですが、差し障りのないところで少しここで紹介しておくと。
 いわゆる「ドリアード」。巨大な樹が本体の精霊で、活動したり人と会話をするために樹に巣をつくるヨダカに憑依しているという設定です。
 そもそもこのキャラは本作の原型小説、拙作「麗しき蛙売り」「オーリィと黄金の林檎」に登場する「よだか婆ァ」が本作のために転身した姿。そしてその元のよだか婆ァは「本名不祥」だったのです。

 今回、このスピンオフ作品で初めて彼女の本名が明かされたという。作者的にはちょっと感慨深いところもあったりします。

 

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