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沼蛇の魔女:第一章完結、そして第二章へ

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沼蛇の魔女と石の巨人 第14話 魔女、大いにその威を揮う

 第一章「魔女出立編」、今回公開の第14話で最終。先行で公開していた第15話より、第二章「魔女相剋編」へと続きます。
 ここからが物語の本題。オーリィと仲間達が、シモーヌの待ち受けるテバスの魔城に乗り込み死闘を展開するという。

 ようやくラノベらしくなってきたじゃありませんか(汗)

 今回公開した14話で、本作に登場を予定していたキャラクターの顔見せも全て終わりました。

 とはいえ5話で名無しのキャラとして登場して以来、アグネスはずっと縛られて転がされたままですが……
 教皇の娘アグネス、魔城攻略戦前半の「囚われの姫」ポジションキャラ。オーリィ達のパーティの当面の目的は彼女の救出になります。なので気の毒ですがまだまだ当分はあのミノムシ状態です。彼女の初台詞は果たしていつになるやら。
 元は「黄金の林檎」に登場した、喧嘩っ早いが世話焼きの姐御肌キャラ「雌豹の」アグネス。本作では「雌獅子」。二つ名に違わず、本作のアグネスも女性ながら勇猛なキャラとして想定してあります。

 そして白魔シモーヌの背後にいる謎の声の主、「よだか」。その名の通り、元キャラは「村」の最古老、愉快なガミガミ婆さんの「よだか婆ァ」ですが、本作では騒動の影の黒幕的な役目を担うキャラになります。
 実はこの「よだか」は物語の本当に最後の最後、エピローグのようなシーンだけに登場する予定でした。「あれ?誰か忘れられてません?」と思わせたところでポイっと登場してもらおうという趣向だったのですが。ただそれは元の「蛙売りシリーズ」をご覧になった方ならともかく、こちらだけをお読みいただいた方にはあまり上手い仕掛けでもない。独立して読んでいただいて楽しめるものにするのが本作の狙いなので。ここで一言登場ということになりました。

 さてこの14話。「大スペクタクルシーンを決めて一章の最後を飾る!」というのが狙いです。
 いやその……ここまで地味でしたからね(汗)。それにオーリィが「魔女」だというのに(まぁそりゃ姿はラミアですが)、魔法の一つも使わなきゃ魔女っぽくない。そして使った最初の魔法が。
 
 極大チートの爆撃魔法、極端過ぎる。
 
 ただその辺の「万事加減の効かない危うさ」がテツジ君の心配するところでもありますし、シリーズを通じてのオーリィらしさでもあるのです。
 そして対するシモーヌは、あれを「身の程知らず」と言ってのける、実はこれまた大概なチートキャラなのですが……どう強いのかはお楽しみに。

 第15話、いったん期間限定公開を止めましたが、再公開してあります。ゾルグとベンを加え、まずはパーティ結成。旅が始まりました。よろしくお見守り下さい。

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