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新章公開:十一の巻「破戒」

https://kakuyomu.jp/works/16817139557879395382/episodes/16817330652666712614

逆理桜紅葉(さくらともみじ さかさのことわり) 十一の巻「破戒」

蛇神と土蜘蛛の妖怪戦争、決着編。
今回の章については、公開するのに残酷表現のセルフレーティングが必要ではないかと、かなり悩みました。
これは「戦争」の物語。悲惨の描写そのものは必然であり不可欠だと私は思っていて。そこに手心を加えるのは、「今まさに起こっている現実の戦争に対する軽視」になる。フィクションとしてこの程度の表現自体は「度を越えてはいない」。
ただそれを「どんな人を対象として発表すべきか」、というのがレーティングの問題。それは当然検討しなければならないでしょう。その点についても、私としては「ギリギリ無しでもいける」というのが作者としての今の判断です。ただカクヨムの規定的にはどうなのか?該当するとなれば、対応はしなければならないとは思っています。

乞う、ご意見ご批判。

さて物語ですが、今回のこの終わり方で、「実はまだ続く」のです。むしろここからが蛇神と土蜘蛛の確執、蛇神と姫の悲劇の本筋。「ここから」、次章以降から土蜘蛛の陰湿な復讐が始まり、その結果「もう一度」蛇神は運命に打ちのめされることになります。
しつこい事だけは自信がある作者の私です。



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