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恋のお邪魔虫登場

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逆理桜紅葉(さくらともみじ さかさのことわり)  八の巻「土蜘蛛」

新章公開です。

 前半は、これまでの章で結ばれた姫と蛇神の、ラヴラヴの新婚生活。ただしそこに若干のお互いの気持の揺れ・スレも感じさせつつ…といったところで。

 後半は、二人の恋に暗雲が立ち込めてきます。宿敵「土蜘蛛」、いよいよ登場。

 一つだけ。「妹」という言葉は、ご承知の通り現代ではもちろん「年下の女の兄弟」という意味ですが、昔々は「妻」という意味があったそうで。この場合「夫」にあたる言葉が「背」。「妹背の契」は夫婦の結婚という意味になるわけですが。
 この「妹背」の「妹」が、蛇神に対しての姫の立場を、ダブルミーニングでいい感じにハマるかなぁ、と。
 現代語的な妹とも取れるし、蛇神の「妻」なわけで……女同士ですが。
 本作では、そういうニュアンスでこの「妹」という語を使っています。

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