20章「再会」、公開しました。
あの、その……本来は、この20章の内容の後にエピローグと称して、追加の短いエピソードや後日談をつけて完結!のはずだったのですが。
区切りの良い所まで書けると、見せたがりの虫がムラムラと…すみません。
細切れにして公開しているだけなので、本来の予定以上は伸びてはいません。
10月中の完結も果たせませんでしたが、可及的速やかに。
これまでもそうでしたが、ヒロイン・オーリィさんは「台詞が大げさでクドい」のが特徴です。これは「歌劇のプリマドンナみたいな、大時代的なキャラを書きたい」という、作者である私の欲求を最大限満たすためにこんなキャラになったわけですが、今回の20章では、それがとくに顕著。芝居がかったセリフ回しを意図的にモリモリにしてあります。
「……愛は……愛はあるの……ただそこにある。理由なんてないのよ。この世に、いいえ人の心にいつも愛はあって……たとえ一時姿を消しても、愛すべき人が現れた時、また姿を現すの。(以下略、本編より)」
正直、かなりクサいと思う(お前が言うな)。でも、こういう「クサい」展開を真正面からブチ上げたいからこその彼女でもありまして。
はたしてお読みいただいた方にどう映るのでしょうか?