【執筆中のつぶやき】
小説の中の『日常』。
日常もの、スローライフものの作品であれば、「いつもが日常」なのだと思います。
では、事件が起こって、それを解決していくタイプの作品の場合、【いつ】、日常を書けばよいのでしょうか?
この↑タイプの作品を書いている私としては、「『日常』を描くタイミング」は、非常に難しい!!! ――と、思っております。
「次々に事件が起こりすぎて、息をつく暇がない。ほのぼのシーンはないの?」
――という、感想をいたいたことがあります。
えー、今、思いっきり敵に囲まれているんだけど……。ほのぼのって、何?
(そういうシーンで、この感想をいただいたのです)
……たぶん、「敵に囲まれる前」に、ほのぼのシーンを入れるべきだったんだろうなぁ。
その一方で。
「あの件が解決していないのに、まったりしている場合じゃないと思う!」
――というツッコミをいただいたこともあります。
……ま。そうだよね……?
要するに、タイミング、タイミング……。
「休暇は、計画的に入れましょう!」って、ことですよねぇ……。物語でもリアルでも。
※けど、『日常』『まったり』を書き慣れていない作者が、無理に『ギャグ』を入れるとスベる気がする……。
……え、私? 冗談の才能がないと分かっているので、入れませんよー。
あー、いや……。友人に「やめたほうがいい」と、斬られたことがあるのです(涙)。
そんなわけで(?)、来週11月11日に、現在連載中の長編の第二部が完結したら、「計画的な休暇」を取ります。
近況ノートは続けようか、どうしようか、検討中です。(ちょっと忙しい……)
【更新予定】
慌ただしい日々が続いていたが、ようやくひと区切りがついた。
『ライシェン』の未来は、すぐには決められない。
まずは、できるところから……。
最愛のメイシアと共に、未来を見つめるルイフォン。
まだまだ、これからのふたり。
共に寄り添い、時を重ねていこう――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第十章 蒼穹への黎明と
4.風凪の眠りに灯る光-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817330647755997028 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 公開です。
※第二部 第十章は、
2022年9月9日 ~ 2022年11月11日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ルイフォンとメイシアの日常」
よく考えたら、『デヴァイン・シンフォニア』で、「日常」を書くことは珍しい気がします。
しかし、やっと訪れた平穏(注:第三部開始までの一時的なもの)。
今、ルイフォンとメイシアの日常を書かないで、どうする!?
――というわけで、ふたりの日常です。
頭の中で、ルイフォンが、ふと呟きました。
「メイシア。お前、また綺麗になったな」
…………何を言っているんだう? 頭は、大丈夫か?
思い切り引きましたが、よくよく考えれば、この「普通じゃない感」が、いかにもルイフォンらしい。
というわけで、採用しました。(私の頭が大丈夫か、心配です)
そして、それに付き合えるメイシアも大概です。
立派なバカップルだと思います。
第一部では、ルイフォンに接触されようものなら、一気に赤面したメイシアですが、第二部では「照れながらも嬉しそう」に進化しました。
第三部では、「はにかみながら、ことんと額を寄せる」にまで、クラスチェンジします。
今回で、第二部最終話でもよさそうな内容でしたが、『風凪の眠りに灯る光』エピソードは、あと1回続きます。
(そうでないと、このエピソードタイトルの意味が分からないので。一応、第一部最終話の『飛翔の調べを運ぶ風』に合わせてつけたタイトルですが、言わなきゃ、誰も気づかない……)
次回、ついに、第二部最終話です。
【次回予告】
深緑の街路樹の間を一台のバイクが駆け抜ける。
ルイフォンは、メイシアの体温を背中に感じながら風を切る。
目指すは〈蠍〉の研究所跡。〈スー〉の家。
〈スー〉のプログラムの解析が終わるのは、まだまだ先の話。
しかし、ルイフォンには、ある目的があった。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第十章 蒼穹への黎明と
最終話
4.風凪の眠りに灯る光-2
波乱万丈の第二部、ついに完結――!
よろしくお願いいたします。