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「優性遺伝」「劣性遺伝」という言葉は、5年程度の期間を経て、「顕性遺伝」「潜性遺伝」に移行されるそうです

【執筆中のつぶやき】

昔、小学校で「双葉」と習ったものは、「子葉」という言葉で呼ばれるようになりました。

「初めに出てくる葉っぱ」が、必ずしも2枚あるわけではない。
植物によっては1枚のものもある。
そのため、言い方が変更されたそうです。


同じように、「優性遺伝」「劣性遺伝」という言葉は、今後5年程度の期間を経て、「顕性遺伝」「潜性遺伝」に移行されるそうです。

現在、「顕性遺伝」「潜性遺伝」は、推奨用語というもので、カッコ書きで「顕性遺伝(優性遺伝)」「潜性遺伝(劣性遺伝)」と表記するのが、望ましいようです。

「【優性】遺伝」「【劣性】遺伝」という言葉から、「優劣」がイメージされてしまうため、変更されるそうです。


変更の理由はもっともでありますし、良いと思います。

――しかし! です。

現時点で、「潜性遺伝」と、書いても、読者に通じない可能性が高い気がする!
今なら、圧倒的に「劣性遺伝」のほうが通じると思う!


……はい。
私が、作中で「劣性遺伝」という言葉を使いたいのです。
ですが、言葉が変わるというのなら、やはりそれに従うべきだと思うのです。

だから、「潜性遺伝(劣性遺伝)」が望ましいのかもしれませんが……。
カッコ書きは、カクヨムではカッコで出ますが、サイトによってはルビになるのです!

勿論、 |《》 の表記を使えば、ルビにしないようにできるはずですが、複数サイト転載派としては、各サイト用ルビ振りマクロ(サクラエディタに自分で登録したやつ)に変更を加えるのが面倒くさい。


そんなわけで。
時代の流れですから、ここは腹をくくって(?)、「潜性遺伝」と表記します……。


理由があって言葉が変わるので、そのこと自体は良いと思うのですが、趣味の物書きとしては、言葉の変更は、ちょっと困るなぁ……。


ちなみに、私は未だに、植木鉢から出てきた朝顔の葉っぱを見て「双葉が出た!」と言います。
今更、「子葉」なんて、言えないよぅ……。



【更新予定】

「王の異色が、先天性白皮症!?」

 驚愕するルイフォンに、〈蝿〉は語る。
 それは、王家と、王家を影で支える〈悪魔〉たちのみが知る口伝。

 創世神話の裏側に秘められた、もうひとつの――真の創世神話を。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第九章 潮騒の鎮魂歌を

  4.神話に秘められし真実-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817139555680742204
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。


※第二部 第九章は、
 2022年5月13日 ~ 2022年9月2日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「欲しい『情報』は、奪えばよい」

すみません。
今回は、どう言い繕いようもなく、「トンデモ展開」だったと思います。

そして、これが、この物語の根っこといいますか、最大の秘密といいますか、設定そのものといいますか……。

主人公であるルイフォンが、クラッカーである理由。
それは、今回のエピソードに繋がるから――でした。


今回は、繊細な内容を含むため、差別的に感じられる表現にならないよう、できる限りの注意を払いました。
しかし、もし、ご不快に感じられる方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。



【次回予告】

「私は鷹刀の者として、伝えておきたいのです。
 何故、我が一族が、〈贄〉として王族に求められてきたのかを」

〈蝿〉の口から語られる、過去の歴史。

 そして、それは、現在の〈冥王〉へと繋がっていく。
 ルイフォンの母キリファが、破壊を願った『もの』へと――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第九章 潮騒の鎮魂歌を

  4.神話に秘められし真実-3


 よろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)
    実は昨日のうちに、近況ノートのタイトルを見て、「えぇぇぇぇ~っ!Σ( ゚Д゚)」と驚いておりました(笑)
    でも確かに、優劣があるかもしれないと誤解してしまうような表記は、変えたほうがよいのかもしれませんね(*´▽`*)
    新しい名前、すごく覚えにくそうですけれど……(;´∀`)

    すっごく気になるところで終わったので、次回もわくわくと楽しみにしております~!(≧▽≦)
  • 綾束さん
    こんばんはー!
    コメントありがとうございます。

    近況ノートは予約投稿できないので、ネタバレにならないタイトルを心がけての、前日投稿。
    ……ですが、今回のは、ちょっとビックリな、目を引くやつでしたよね。
    (ネタバレにならないのでセーフ……ということで、よろしくです~)

    私もこれを知ったとき、「ええええええっっっ!」でした。

    確かに、変えたほうがよい表記だと思います。
    でも、だからといって、「顕性遺伝」「潜性遺伝」なんて、誰も知らないよ!?
    ――と、激しく思います……。

    いや、まぁ、そんなこと言って使わないでいると、なおのこと、誰も知らない言葉になってしまうので、使っていくしかないのかな……と。(で、使ってみた)


    次回へのわくわくをありがとうございます。
    いよいよ、鷹刀一族が〈贄〉となってきた理由が明かされます。
    引き続きのトンデモ展開で、謎がスッキリします(?)
  • こんにちは

    潜性遺伝、いいと思います。なんだかカッコいい響きで
    (優劣で教わった世代なので、潜在遺伝だと思ってました。予測変換にも出てこないし)
    自分はこういう時、語感の良さを重視しています。しっくりこなかったら、思い切って造語にしてみたり。
    『宝永の乱』だと、幸成が母のことを「放浪癖」と誤魔化した場面がありましたが、あれも結構悩みました。意味合いとしては認知症で、でも認知症は時代背景にそぐわないし、古い呼称に痴呆というのもありますが、差別的でよろしくないということで、結局放浪癖に落ち着きました。
    侵蝕人も、あまりカッコいい響きではなかったので、穢多にしようかと迷った時期もありました。結局却下になりましたが、猿山編では「穢れ」の語をさりげなく使ったり、妖派では邪血と呼ばせたりしてます。
    現実世界と同じように、呼称の揺れを持たせるのもありなんじゃないかなと思います。読者が混乱しない程度に、ほどほどに……

    ムスカはなかなか粋なことをしますね。
    これまでの悪行や彼の性格を考えると、もう敵としての死しかないと思っていましたが。
    創世神話――プロローグから出てきたので、何気に1番長く悩まされてきた謎です笑
    最初はメイシアと関係しているのかなと思いつつ、やっぱり違うのかなとも思い……それも最近になってやっと回収されましたね。
    そして今度は、鷹刀の秘密。
    楽しみにしています。
  • ナマオさん
    こんにちは。
    コメントありがとうございます。

    潜性遺伝。予測変換には、まだ出ませんよね~。
    そのうち、辞書がアップデートされて、出てくるようになるのだと思いますが、正式には5年後くらいらしいので、まだまだ先かも。

    語感の良し悪しって、ありますよね。
    今回、別に造語と思われてもいいやー、という気持ちもあったので、採用した、という面もあります。劣性と書くよりも、やんわりとした造語を作った、とかに思われるだろうし、と。

    「放浪癖」ありましたね。割と最近、ヴィジュアルノベル版で、そこを読んだのでよく覚えています。
    あの部分、認知症かな、それとも、そんなに年配の感じでもなさそうだから、精神的に不安定(妄想癖のような? で、「呼ばれている」とか言ってふらふらしちゃう)とかかな、と思っておりました。
    「痴呆」は、現代の作品だったら、たぶん、まずいですよね。歴史ジャンルなので、それほど問題はないと思いますが、「放浪癖」でより良かったのではないかなと思います。

    鴉天狗と妖派で呼び方が違うのは、一番はじめだけは確かに、「ん?」と混乱しそうになりましたが、よくよく考えると、それぞれの組織で違った呼び方をしていることにこそ、意味があり、リアルだと思います。ここは雰囲気出ていて凄いな、と感じていました。

    〈蝿《ムスカ》〉は、敵として、メッタメタ(笑 死語ですね)にされることが期待されていたと思います。
    ヘイトをためまくっていたので、そのほうがいいかな、と思ったこともあるのです。
    しかし、じゃあ、誰が手を下す? となると……、メインキャラの誰にもやらせられないなぁ……と。
    そんなわけで、現在の展開です。
    敵ではなくなったような気がしますが、別に味方というわけでもない? そんなスタンスです。あくまでも、借りは返す、という態度で。(かわいくない)

    創世神話は、謎でしたよねぇ。
    何故、一番いいところにそれがある? と。(……批評系の自主企画に参加すると言われることが多かった……。で。そのうち、批評系の企画に参加しなくなりました。我が道を行っている私が、その手の企画に参加するのは主催者に失礼だなぁ、と思って)
    ここに来てやっと、伏線(?)回収。……長かったです。
    初っ端に神話を置くのは意味不明だから、やめたほうがいいのは確かなんですよね。
    ただ、ここに来たときに「初めに書いてあったじゃぁぁん!」と言いたかった。……ただそれだけでした(笑)。

    次回は鷹刀の秘密。
    これも、科学的根拠は……ない……。
    ……トンデモ展開です。

    いつもお付き合い本当にどうもありがとうございます!
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