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「次話への引き」を頑張りすぎたら、中盤の感動が薄れた!?

【執筆中のつぶやき】

連載小説を書くときは、

『「次話への引き」をよ~く考えましょう!』

――という話をよく耳にします。


そんなわけで、1エピソードのラストは、「衝撃の展開」でしめるように努力しているのですが……。

……どうも、ラストのインパクトのせいで、中盤の「感動シーン」の印象が薄れたような気がするのです。

う~ん……?



【次回予告】

『〈蝿〉をおとなしく連行する方法を提案いたします』

 そして告げられた、メイシアの秘策。
 それは、ミンウェイが要となるものであった。

 しかし、ミンウェイは動揺もあらわに声を上げる。

「どういうこと? 私は何も知らないわ」


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第八章 夢幻の根幹から

  7.岐路で選り抜く道しるべ-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16816927861459518482
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。

※第二部 第八章(本編23話)は、
 2021年12月3日 ~ 2022年5月6日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「ミンウェイ」

今まで知らなかった『父親』のことが明らかになり、ミンウェイは、きちんと向き合いたいと思うようになりました。
「何と」向き合うのかは、あやふやで微妙なのですが、それでも、このまま〈蝿《ムスカ》〉に会わないまま――というのは、駄目だ、と。

相手が、今まで『悪役』を一手に担ってきた〈蝿《ムスカ》〉なので、読んでくださる方の中には、「さっさと、息の根を止めたほうがいい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
それに、鷹刀一族の方針でも、メイシアの意思としても、「〈蝿《ムスカ》〉には、死」なのです。会わないほうがいい――という考え方もあると思います。

それでも、ミンウェイは会いたいと口にしました。

この展開、『デヴァイン・シンフォニア』としては、こうなるべくしてなったと思いますが、別の物語だったら、こうならなかったかもしれません。
「絶対、これが正しい」とは言えないと思います。


そして。
会議で、ミンウェイが、皆が、心をひとつにして、「いざ!」と思ったら……。

リュイセンが反省房に入れられてしまいました……。

(作者としては、いろいろ申し訳なく思っております……)

このラストのせいで、中盤の「感動」が薄れたような……?



【次回予告】

『リュイセンが反省房に入れられてしまって、会えなかったの』

 メイシアからの連絡に、ルイフォンは愕然とする。 
 けれど――。

「まだ諦めない!」

 そして、ルイフォンは、次に取るべき行動を即座に閃かせた。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第八章 夢幻の根幹から

  8.重ね結びの光と影-1


 よろしくお願いいたします。

2件のコメント

  • こんにちは~(*´▽`*)
    どこで切るかというのは難しい問題ですよね~(><)

    どうしても最後の印象が強くなってしまうので、中盤の大事な情報があっさり流れてしまっていたらどうしようかと心配になります(;´∀`)
  • 綾束さん
    こんにちはー!
    コメントありがとうございます!

    ほんと、やはり「最後の部分」が印象に残るんですよね。
    だから、「引き」が重要、ってことになるんだと思いますが。

    でも、複雑な内容って、真ん中へんで出さないと、説明が終わらないよー!
    中途半端なところで終わっちゃったら、理解してもらえない!
    でも、説明終わり! になると、「引き」にならない!!

    なんて、毎度毎度、心の中で叫んでいます(笑)
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