【執筆中のつぶやき】
うちのヒロインはいい子なんです。
綺麗で可愛くて、主人公にベタ惚れです。
気立てが良くて、頭も良いのです。
おとなしくて、遠慮がちで、なのに内気というわけでもないのです。
――でも、なんで、思いつく作戦が……。
やはり、メインキャラとなるからには「人とは『何か』違うところ」がないといけないのかもしれません……。
【更新予定】
リュイセンを救出し、〈蝿〉を捕獲する。
この命題の解決への糸口が、まるで見えてこない。
皆が焦燥を顔に浮かべ、沈黙が訪れる……。
そのとき。
細く――、しかし凛とした、鈴を転がすような声が響いた。
「すみません。よろしいでしょうか」
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第六章 天球儀の輪環よ
4.菖蒲の館に挑む方策-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16816452219942110049 (公開時間になりましたら、アクセスできます)
明日、金曜日 20:20 公開です。
※第二部 第六章(本編16話+幕間1話)は、
2021年3月19日 ~ 2021年7月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「メイシア」
メイシアは、ヒロインで、役回り的には「守られる」立場だと思います。
能力的にも「守る」ことはできません。(戦闘力、防御力ともに、ほとんど0)
綺麗で可愛くて、主人公にベタ惚れなんだから、ヒロインとしてはそれで充分……と言いたいところですが、ルイフォンの性格を考えると、綺麗で可愛いだけの子は好きにはならないのです。
「コイツは凄い」と思えるような『何か』がないと、ルイフォンが惚れることはありません。
そんなわけで、メイシアには「聡明」という設定ができたわけですが……。
外見と、口調で誤魔化されているけれど、メイシアは結構、いい性格です。
数話前、ルイフォンが「ゼロから始めよう」と言ったときも、ルイフォンを論破して、「今まで通り」をもぎとりました。
メイシアは、儚くも、か弱くもない、たくましいヒロインだと思います。
周りは絶対に騙されています。
――あー、そういえば、初めのころのリュイセンは「あいつは、そんな可愛いタマじゃねぇ」と言っていた気が……。さすが、理屈ではなく直感で見抜く男リュイセン。
(そして、すみません。
前回のラストで、エルファンが物々しく登場しましたが、彼は空振りでした。
期待させてしまって、申し訳ございません)
【次回予告】
「危険だと思う。俺は反対だ。お前には、安全なところにいてほしい」
それがルイフォンの本心。
けれど、彼女は『ふたり』で行くと言ってくれた。
だから――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第六章 天球儀の輪環よ
4.菖蒲の館に挑む方策-3
よろしくお願いいたします。