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主人公の立ち直りの早さ――作者の構想と読者の理想の温度差

【執筆中のつぶやき】

主人公には、さまざまな困難が待ち受けているものかと思います。
(ジャンルに依るとは思いますが)

そして、主人公がどん底に陥ったとき。
さて、どのくらいで浮上させるか。

やはり、主人公がどん底だと、読んでいる読者は辛いと思います。
だから、早く浮上させてあげたいのですが、凄い事件があっても、主人公がケロッとしていたら、共感してもらえない気もします。

そして、作者と読者の感覚は、結構、違うようです。
友人氏に読んでもらった感触からすると、読者は作者が思っているよりも早く浮上を願うようです。

さじ加減が難しい……。


現在、主人公が落ち込んで立ち直るところです↓
立ち直ることが「格好いい」になれば、よいのですが……。
(「格好いい」になれば、見せ場なんですが……。でも、たぶん、そうならない)



【更新予定】

 草薙家に身を寄せたルイフォン。
 鷹刀の屋敷からの迎えが来るまでの、束の間の休息。

「馬鹿たれ! なんて辛気臭い顔をしていやがる」

 シャンリーの言葉が、心にしみる……。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第六章 天球儀の輪環よ

  2.残像の軌跡-1
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16816452218745881247
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。

※第二部 第六章(本編16話+幕間1話)は、
 2021年3月19日 ~ 2021年7月9日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












【制作ノート】
「シャンリーとルイフォン」

落ち込みまくりのルイフォンです。
よく考えたら、「リュイセンが死んだかも?」というときに、リュイセンの兄夫婦の家に行くのは、ルイフォンにとってしんどかったかもしれません。(他に選択肢がなかったのですが)

とはいえ、ルイフォンにとって、草薙家は距離のある存在でも、シャンリーたちにとっては、ルイフォンは「可愛い弟」です。不器用に慰めています。

『デヴァイン・シンフォニア』は、決してライトな話ではありませんが、前向きな話であるように務めています。
そんなわけで、主人公であるルイフォンの性格は、わりと前向きです。
そのため、今回、ルイフォンの立ち直りが早い!

今の章の初めから、いいところのなかったルイフォンですが、次回から少しずつ、盛り返していきます。(たぶん)



【次回予告】

 鷹刀の屋敷からの迎えが来たと、レイウェンが呼びに来た。
 荷物をまとめるルイフォンに、彼は柔らかに微笑む。

「その目……キリファさんにそっくりだよ」

 レイウェンの言葉から、ルイフォンは自分のあるべき姿を思い出す――!
 

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第六章 天球儀の輪環よ

  2.残像の軌跡-2


 よろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • 今は『無双』が主体で、落ち込むどころか掠り傷を負う事すら忌避される風潮ですからな。
    かく言う僕も主人公がダラダラウジウジしているのは好きじゃなかったりします。
    負けイベント→特訓or復活イベント→復活!の3話構成くらいが一番読みやすいと思っておりますわw
  • ちありやさん
    こんばんはー!
    コメントありがとうございます。

    今の流行りは「俺Tuee」なんですよね、やはり。
    流行に遅れまくっていて、無双の魅力は今ひとつ分からないのですが、ウジウジが鬱陶しいのは感じます。
    やはり、主人公には夢と憧れがあるのかなぁ。理想のヤツであってほしいと思います。

    3話構成がいい感じ、ですか……。
    (しまった。4話かかっている。ははっ、誤差のうち!
     ……あ。「いいとこ見せる」までだと、もう一つ先だ。えっと、じゃあ5話?)

    大丈夫だ! うちの主人公はチート(※)だから!

    ※チート:狭義には、コンピュータゲームにおいて優位に進めるための(バグ等を用いた)不正行為またはハッキング行為のこと(by ウィキペディア)
     つまり、クラッカー(ハッカー)である、本作の主人公はチートキャラ。
  • こんばんは~(*´▽`*)
    ほんと、匙加減が難しいです……(><)
    「銀狼は~」の時、クライマックス前に、これでもかとトリンティアを酷い目に遭わせてしまったので、読者様も辛いだろうなと気が気じゃありませんでした……(><)
    でも書いてしまいましたけれど(><)

    >読者は作者が思っているよりも早く浮上を願うようです。
    なるほど……っ!Σ( ゚Д゚)
    もう少し、気をつけるようにします(;´∀`)

    ルイフォンの復活、楽しみにしておりますね!(≧▽≦)
  • 綾束さん
    こんばんはー!
    コメントありがとうございます!

    さじ加減が難しくて~~~。
    実は、今投稿しているあたりは、4話くらいまとめて前後入れ替えたり、全面書き換えたり、むちゃくちゃ大変でした。
    でも、ルイフォンの復活は、すぐそこです!
    (とはいえ、完全復活するには、リュイセンの件、メイシアの件がスッキリするまで掛かるので、まだ先なのですが、彼らしさは取り戻しますので!)

    そして。
    トリンティアちゃんが、可哀想でした!!!(思い出し泣き!)
    あれは、毎日投稿で、しかも、最後の方は数話まとめてだったから許されたような気がします!
    (あ、いえ、それはちょっといいすぎですね。でも、読んでいる最中は、そのくらいの気持ちでしたよ~。けど、夢中になるってそういうことですよね)

    でも、そう考えると、更新が早ければ、逆に効果的なのかも。
    だって、続きが気になってしょうがない。とにかく、落ち着いた状態になるまでは、って思って、かじりついちゃう。

    あ。今更ですみませんが、カクヨムコン中間突破おめでとうございます!!
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