【執筆中のつぶやき】
今更なのですが、「群像劇」という言葉の定義について調べてみました。
結論:
…………難しすぎてよく分からない……。
たくさんキャラが出てきて、各キャラそれぞれに事情があって、あれこれして……
――というだけでは、定義でいう「群像劇」にはならないような感じ……なんです、よね?
(明確な主人公がいたらダメっぽい?
対立する国Aの国王と、国Bの国王のドラマとかならOKぽい?)
さて、「群像劇」タグの付いている拙作は――
……………………どうするか。
(タグを変更しないと、駄目だろうか?)
小説サイトでは、主人公以外にも重きをおいている登場人物の多い物語も、「群像劇」と呼ばれている……ような気がします。――保証はしませんが。
タグの役割は、作品の方向を示し、検索の効率を上げること……のような気がするので、とりあえずは今のままにしようと思います。
それと……。
拙作は、10話くらいの間、主人公もヒロインも出てこなかったりするのです……。
今回から「本編4話+幕間4話(+あらすじ)」の間、主人公もヒロインも不在です。↓
【更新予定】
〈蝿(ムスカ)〉の潜伏先が見つかった。
それは、ミンウェイにとって、『父との再会』を意味していた。
彼女はひとり、温室に籠もる。
硝子に囲まれた空間は汗ばむほどなのに、心の芯から凍っていくようだった――。
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第三章 紋模様の流れへ
4.硝子の華の憂愁-1
※第二部 第三章は、
2020年5月29日(金)~ 8月7日(金)本編11話
2020年8月14日(金)~ 9月4日(金)幕間4話
毎週金曜日 20:20 定期更新です。
【制作ノート】
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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「ミンウェイの心の内」
新エピソードです。
先週も書きましたが、この先の4話はミンウェイを中心に描かれます。
7/17 4.硝子の華の憂愁-1
7/24 4.硝子の華の憂愁-2
7/31 5.分水嶺の流路-1
8/ 7 5.分水嶺の流路-2 (第二部 第三章 最終話)
この先、幕間4話が終わるまで、ルイフォンもメイシアも出てきません……。
主人公とヒロインの出現率が非常に低い物語です。
前のエピソードで、タオロンとシャンリーが再登場しましたが、シュアンも久々の登場です。
(確か、前回出てきたのは、幕間『三眠蚕の貴公子』のとき。運転手としてほんのちょっと顔を出しただけですが)
……忘れられていないかと心配です……。
先輩の婚約者に会ってきた――と言いながら、どんな話をしたのかは語らずに、とっとと帰ろうとするシュアン。
ミンウェイでなくても気になると思いますので、詳細は第三章終了後の幕間『不可逆の真理』(8/21)で語ります。
今回を含めた、ミンウェイを中心とした4話は、かなり、いろいろ、微妙、です。
「ミンウェイなら、こういう心境になる」「ミンウェイなら、こういう言動を取る」という物語にしたつもりですが、……微妙です。
【次回予告】
「……あんたさ、今、鷹刀の人間と顔を合わせたくないんだろう?」
シュアンの言葉に、ミンウェイの心臓が、どきりと跳ね上がった。
彼女は慌てて無表情を装うが、切れ長の目に浮かぶ動揺は、隠しきれていない。
「あんたをひとりにしておくと、ろくでもないことを考えそうだ」
三白眼が鋭い眼光を放ち、シュアンが告げる。
「問題を起こす前に、心の内を吐いてもらおうか」
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第三章 紋模様の流れへ
4.硝子の華の憂愁-2
よろしくお願いいたします。