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『デヴァイン・シンフォニア』第二部 第二章 完結いたしました

連載中の長編の 第二部 第二章 が完結いたしました。

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~
 それは、権謀の〈天使〉が紡いだ、機械仕掛けの幻想譚……』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

キャッチコピーは
”天と地が手を繋ぎ合うような奇跡の出逢いは、仕組まれた運命の罠だった――”

このキャッチは、これまでと、これから公開する『第二部 第三章』以降では、だんだんと意味合いが変わってきます。

一見、異世界ファンタジー風でありながら、実は、近未来SFアクションファンタジーの『仕組まれたボーイミーツガール』です。

権謀渦巻く物語ということで、『すべては、必然である』をモットーに、謎が謎を呼ぶ展開の泣かせる群像劇になっております。

王道でありながら、邪道。
邪道でありながら、王道。

どこか既視感を感じながらも、今までになかったような物語。

連載中ではありますが、第一部は完結済みです。

区切りの良い、この機会に、是非、御覧ください。
(と、唐突な宣伝でした)


よろしくお願いいたします。



【更新予定】

「迎えが来ただけよ」

 爆風に短髪を逆立て、少女は言った。
 その背からは、閃光のような光の糸が、あとからあとから噴き出ている。

 ――〈天使〉
〈七つの大罪〉が作り出した、人体実験体。

 それが、私と彼女との出逢い――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理

 幕間
  孤独の〈猫〉


 ――明日、金曜日 20:20 更新 !

 よろしくお願いいたします。



 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












【制作ノート】
「ここから始まる物語」

ラストになるまで名前を出していませんが、エルファンとキリファのエピソードです。
誰の一人称で書かれているのか、少し分かりにくい。不親切かな、と思いつつ、ここは通させていただきました。

第二部 第一章 猫の系譜-2で、語られたエピソードの詳細です。

『猫の系譜-2』→
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054890046647


書き溜めて、寝かしてからの投稿のため、これを書いたのは1年位前です。
今、読み返すと――。
「………………」
なんか、むず痒くなってきます……。
(これ、本当に投稿していいんだろうか。後悔しそうなんだけど。
 でも、この過去があってこそ、のエルファンとキリファだし。
 これの投稿をやめてしまうと、全体の流れの中で、消化不良になるし……)

キリファが若いです。びっくりするほど、若い……。(現在のルイフォンより若い)
エルファンもかなり若いはずなのですが、それほど変わらない気がします。
(年齢を正確に書くと、かなり無理のある設定がバレてしまうので誤魔化します)

『猫の系譜-2』では、〈蠍(スコリピウス)〉が、また何か悪さをしないか心配です、といったご感想をいただきました。
……ご心配をおかけして、すみません。
彼は既に死んでいました。キリファに殺されていました。もう出てきません。
(ネタバレになるので、黙っていました)

おおまかな内容としては、ほぼ「予想通り」なのではないかと思います。
ここは奇をてらっても仕方ない、ということで……。

今回のエピソードで、〈蠍(スコリピウス)〉が『完璧なプログラムはない(云々)』と言った、というような話が出ています。
実はこれ、第一部 第一章「猫の足跡を追って-1」で、ルイフォンが「母さんの受け売り」と言っているのと同じ内容でした。
母さん(キリファ)は、更に師匠である〈蠍(スコリピウス)〉から教えられたことをなぞっていっているのでした。
……誰も気づきませんよね。そんな古い台詞。第一部の第一章ですから……。

『猫の足跡を追って-1』→
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054881136369

#ミンウェイとヘイシャオ(〈蝿(ムスカ)〉)の『捕食者と非捕食者』ネタと同じく、師弟関係を示す言葉のつもり……でした。


第二部 第二章 幕間まで、投稿終了しました。
お読みくださり、ありがとうございます。

この第二章までで、『デヴァイン・シンフォニア計画』の「動機」が、ほぼ出揃いました。
(決定的な「動機」は、まだ明かされていませんが)
そして、「これ以上、主要な登場人物は増えないはず」というところまできました。
推理小説の名探偵なら、この時点で「謎は全て解けた!」と言える……かもしれません。

この物語の目的は、はっきりしています。
『デヴァイン・シンフォニア計画』の決着をつけることです。
第一部では、まったく意味を持たなかったタイトルを、それでも掲げ続けただけのことはあった――と言われるよう、頑張ります。

長いので、気が引けるのですが、できるのなら、お付き合いよろしくお願いいたします。


今回はストックがあるので、お休みなしで、第三章の投稿を開始いたします。
(とはいえ、いつも通り、来週は「あらすじ」です。本編は再来週からです)


よろしくお願いいたします。

2件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)
    月ノ瀬様の一人称、珍しいなと思いながら拝読しました~(*´▽`*)

    こんな感じの出逢いだったのですね~(*ノωノ)

    私は名探偵ではありませんので、どうなるんだろうとわくわくしつつ、第三章も楽しみにしております!(≧▽≦)
  • 綾束さん
    こんばんはー!

    幕間は、いつも一人称なのです。
    でも、普段、三人称で書いているので、幕間の執筆中は、時々、間違えます。
    今回なら、「私は~」と書くべきところを、「エルファンは~」と書いてしまいます。

    この先、タオロンの娘「ファンルゥ」(覚えてらっしゃるでしょうか)の幕間があるのですが、そのときは、無茶苦茶苦労しました。
    何故なら、ファンルゥの一人称は「ファンルゥ」だから……。(笑)
    もう、何を書いているのか分からない……。

    そして、ふたりの出逢いは、こんな感じでした。
    ごく普通の出逢いです。(……え?)
    嘘です。本編で書いた通り、キリファが圧倒的な力を見せた、というわけでした。

    名探偵さんがいたら、私が困っちゃいますから~。
    せっかく、いろいろ隠しているので、どうせなら驚いてもらいたい……(我儘。でも本音)。
    いつもありがとうございます!
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