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アシスタントさん、ここの背景、『書いて』おいて!

【執筆中のつぶやき】

 以前、『美味しそうに料理を作る』描写が巧い作者は、きっと料理上手に違いない、なんてことを書いた気がします。

 今回は、料理そのものについて。
 一昔前(?)と比べて、『美味しそうな料理』が出てくる小説が増えたような気がします。
 飯テロ、なんて言葉が流行って(?)ますし。

 みんな、凄いなぁ……。巧いなぁ……。
(美味しいもの食べているのかなぁ……)

 今回、かなり頑張って、「美味しいもの」を書きました。
 さて、「美味く」書けたでしょうか。


 そして、ふと思いました。
「美味しいもの」を書くのが上手な人に、「美味しいもの」のところだけ書いてもらったら……?


 そういえば。
 昔、友人氏の添削をしていた時期に、こんなことがあったなぁ……。


友「公募の締め切りに間に合わない!
 だから、代わりに『ヒロインの家』の背景描写を『書いて』おいて!
 お金持ちのお嬢様風の家! よろしく!」

私「はぁ!? 私は、漫画家のアシさんかっ!?」

 公募で代筆はまずいでしょ!


 とはいうものの。
 友人氏に「見本」を書いてもらうことが、たまにあったりします。

 私の書く「ガラの悪い連中」「紛うことなきモブ」は、「なんで、いきなりそこだけ、【人形】になってんの?」と、友人氏によくツッコまれるのです。

 で、「だったら、どう書けと?(←頼んでいるくせに喧嘩腰)」と言って、見本を書いてもらうわけです。

 もちろん、そのまんまコピペなんかしませんよ!
 私の癖のある文章の中に、他人の文章を混ぜたら、一発で分かります。
(それ以前に、プライドの問題だ!)


「代筆」はNGだけど、「相談」はありかな、とちょっと思ったのでした。



【更新予定】

 ミンウェイお手製の、無添加、無着色、無着香料のよもぎあんパン。
 シャンリー、クーティエ母娘が楽しみにしていた、よもぎあんパン。

 果たしてふたりは、無事、よもぎあんパンを食べることができるのか――?
  

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第一章 遥か過ぎし日の

  4.よもぎ狂騒曲-2

 ――明日、金曜日 21:01 更新

 よろしくお願いいたします。

※第二部 第一章 投稿終了まで、毎週金曜日 21:01 定期更新です。


 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












【制作ノート】
「よもぎあんパン登場」

 前回、リュイセンが忘れた(ことになっている)よもぎあんパンの登場です。
 あの話だけでは、いったい何が起きようとしているのか、まったく分からなかったと思います。よもぎあんパンの件は、こうして繋がるのでした。

 これで、リュイセンの兄の家に、リュイセン、メイシア、チャオラウが集まるわけです。
 しかも、そこにはルイフォンとは確執のある「ユイラン(リュイセンの母)」がいます。
 今までにない、非常に珍しい組み合わせだと思います。
 乞うご期待……。
(そして、ルイフォンはお休み。主人公なのに)

 よもぎあんパンに関しては、第一部の第二章を書いているあたりから、登場させようと決めていました。
 よくよく考えれば、なんでもよかったのですが、ピンとひらめいたのです。季節感を出すのにちょうどいいんじゃないかなぁ、と。
 50万文字も桜の咲く季節をしていたので、感覚がおかしくなっていると思いますが、物語世界での「現在」は5月の初め頃です!
 こどもの日です、端午の節句です。緑色の柏餅がある時期です。
 あの緑色こそが、よもぎなのです。

「メイシアのお使い」は、ミンウェイと料理長が言っている通り、イーレオの指示です。
 さて、イーレオは何を企んでいるのでしょうか……、というのが、ここからの物語となります。

 そして今回は、ルイフォンとリュイセンが生まれた経緯について、チャオラウによる「おさらい」が入っています。
 第一部 第五章と第六章の間にある幕間『青空の絆』=ルイフォンとリュイセンの出会いのエピソードの中で、語られたことを繰り返し言っているだけです。
 ちょっとややこしいので、こうして再度、確認しておかないと、分かりにくいと思ったのです。
(しつこい?)

『青空の絆』→
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/1177354054884322415


 おまけ。
 リュイセンの兄は、「幼馴染の剣舞の名手のために一族を抜けた」とあります。さぞ、美しく嫋やかな女性に違いない、と思われそうです。
 しかし、その女性とは、前回出てきた「男装の麗人」シャンリーのことなのでした。


 制作ノートバックナンバー(『小説家になろう』にて検索除外投稿)
第一部→ https://ncode.syosetu.com/n6257du/
第二部→ https://ncode.syosetu.com/n3327fn/



【次回予告】

 リュイセンの兄、レイウェンの家に到着したメイシア。

「この家の人間は、鷹刀とは縁を切った者たちです」
 チャオラウは、彼女だけを送り出し、自分は屋敷に戻ると言う――。

 そして、メイシアを出迎えたのは……。
  

『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第一章 遥か過ぎし日の

  4.よもぎ狂騒曲-3

5件のコメント

  • こんばんは~(*´▽`*)
    こちらにもお邪魔いたします(*ノωノ)

    よもぎあんぱん、すっごく食べたくなりました!(≧▽≦)
    お料理を美味しそうに書ける方も羨ましいですね!
    きっとそういう方は、ふだんからお料理をなさっていたり、美味しいものを食べられていたりするんでしょうね(*´▽`*)

    私はふだんから手抜き料理ばかりなので……(*ノωノ)

    >「ガラの悪い連中」「紛うことなきモブ」は、「なんで、いきなりそこだけ、【人形】になってんの?」

    ……ああああっ、わかりますっ! 私もなっちゃいます~っ!(涙)
    主人公にあっさりやられちゃうだけのモブって、どうしても……(>﹏<)

    私は今は、「ヤンデレ(?)が書けない――っ!」って叫んでます(-﹏-。)
    主要キャラなのに、どうにも病んでる感じ……というか、執着が強~い感じが出せなくて……(泣)

    相談、はアリですよね?(*´▽`*)
    私も悩むとよくだんな様に相談にのってもらっていて……。
    とりあえずヤンデレ案件も相談にのってもらおうと思ってます(*ノωノ)
    どこまで改善されるかはわかりませんが(苦笑)
  • 綾束さん
     こんばんは!
     コメントありがとうございます。

     よもぎあんパン、美味しくできて(書けて)いたみたいで、ほっとしました。
     美味しい料理の描写って、難しいです。
     食べることは基本だから、どんな人でも、それなりに「食」には詳しいから、厳しい目でになるのかな、なんて、とふと思いました。
     よく知っているものが、全然「それっぽく」なければNG、って。
     
     モブ、苦手ですか!?
     同志です!

     そして、ヤンデレですか!?
     確か、旦那様は『面白い小説を書く方法を見つけたい』で登場していましたよね。
    『雇われ医師と傲慢な求婚者』の最後の方で、ヒーローが活躍しない、って指摘されたという。
     あの優しそうで、できる旦那様がついているとは、百人力!
     でもでも、ヤンデレ案件がうまく解決するというのは、どうなんでしょう。(ヤンデレに詳しくないと無理だろうし、ヤンデレに造詣が深いというのも……なんていうか、うにゃうにゃ)
  • 春さん
     コメントありがとうございます。

     よもぎあんパン、美味しくできたみたいで良かったです。
     何しろ、エピソードタイトルにもなっている、今回の主役(?)ですから、やはり美味しくないとね!
     お褒めのお言葉、どうもありがとうございます!

     相談は、本当に有り難いです。
     しかし、たとえ有り難~い指摘でも、「よし、これで完璧だ!」と思ったものにツッコミが入ると、さすがに「ムッ」ときます。いえ、それじゃいけないんですが。
     あぁ、やっぱり、頭が上がりませんね……。

    『青空の絆』、もう随分前に投稿したエピソードですが、覚えていて下ったのでしょうか。ありがとうございます!
     ルイフォンとリュイセン。全然、タイプが違うからこそ、うまくいっているふたりです。良い関係と言ってくださり、嬉しいです。
  • こんばんはー!

    よもぎあんぱんって何ですか!?
    く、まだ読んでいない内に、何だか美味しそうなことになっていらっしゃいますね……!

    料理が美味しい描写だと、本当にお腹がすいて困ります(笑)。皆さん、本当に美味いので、困ります。
    私自身、食べるのが大好きなので、夜中とかに読んだらまずいです。仕事中に、飯テロ(写真)されてもまずいんですけどね(時々ある)。

    代筆は確かに駄目ですが、相談は私も良いと思います。
    友人に、情景描写がとても上手い人がいて、いつも凄いなあと思ったりしていました。
    ……ただ、私とは完全に文章の形態が違うので、全く参考に出来なかったという想い出でもあります(笑)。

    紛うこと無きモブとか、ガラの悪い連中とか、私もワンパターンになるので、本当毎度困ります。
    今アップしている小物も、本当、ワンパターンでしてね……(遠い目)。
    名前を苦し紛れに付けたり、良い想い出です。月ノ瀬さんには、ベガとか言われていましたね(笑)。

    あと、綾束様の書いているというヤンデレが気になるのですが、ヤンデレって一体何なんでしょうね?(笑)
    ヤンデレとして書いたつもりが無いキャラのに、各方面から真っ黒なヤンデレと言われていて、ヤンデレの定義に迷いが生じております(笑)。
    月ノ瀬さんの物語には、……ヤンデレらしき人がいないので(狂ってるっぽい人ならいますが)、ちょっと悔しいです(?)。

    近いうちに、続きを読みに来ます!
    く、よもぎあんぱん。楽しみです!
  • 和泉さん
     コメントありがとうございます。

     よもぎあんパンは、「美味しいもの」です!
     第一部の間、ずっと桜の咲いていた拙作ですが、やっと、よもぎの季節(……春ですね、よもぎも)になったので、よもぎの入ったアンパンが出てくるのです!

    #桜が3月末から4月の初め。
     よもぎが4月から5月。
     ――と、思って書いていたんですが(架空の国なのに季節がまるきり日本)。
     …………よく考えたら、和泉さんの感覚だと、桜って3月末ではない!?
    (お住まいからすると、桜が咲くのって、もっとあとですよね)
     し、しまった!
     ええと、この物語の舞台は、北緯35度くらいということで、お願いします。
    (そもそも、地球上であるという保証がないんですが……。架空の国なので)

     和泉さんが美味しいものをお好きなのはよく分かります。
     第十三位のご飯、凄く美味しそうですから!(ただし、男性が担当の場合に限る)
     屋台もすごかったですよね。(ボリュームも)
     アップルパイとか、オレンジパイとか……。
     オレンジパイ、オレンジパイ、オレンジパイ、オレンジパイオレンジパイ…………。
    (……思い出してしまったっ!)


     文章の形態が違うから、参考にできない。あぁ、分かります。

     友人氏に、
    「(私の文章に)似せて書いてみたよっ!(←ムチャクチャ自信ありげ)」

     と、渡された文章も、頑張って似せた努力は分かるけど、でも、全然違う!
    (そして、やたら、クサイ……。私のイメージって、そうなのかっ!?)
     ――ということもありました。

     名前なしの、その場限りのようなキャラは難しいですよね。
     ありきたりだと、いまいちだけど、キャラが立ってしまうと、それはそれで問題……。

     え、ベガじゃないんですか? 第一位の聖歌騎士。
     ここまできて別の名前だったら、かえって気になります!

     ヤンデレ。和泉さん、立派にヤンデレ書きですよ。
     いえ、私もヤンデレの定義はよく分からないのですが、でも、彼はヤンデレだと感じてしまう……。
     クラリスも、ヤンデレだったのかなぁ?(オレンジパイ、オレンジパイ……)

     私はヤンデレ書けないですねぇ。
     というか、私のかなり致命的な欠点なのですが、前にも言った気のする「サイコパス的なキャラは書けない」件。
     友人氏に言われたのですが、「キャラクターが全員、まっすぐすぎるんだよね」、なのです。
     うーん。
     でも、これは性分だからなぁ。
     ヤンデレは、和泉さんに任せることにします。

     よもぎあんパン。
     とても重要なアイテムなので、「よもぎ狂騒曲」というエピソードタイトルまでできました!
     第一章の転機となる、キーパーソンです!(大嘘です!)
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