もう、仕方ないからWindowsペイントでやるだけやってみた。
これまでノートなどに、大まかに描きためていたが、小説なのでどうにかして文章で分かってもらえるように表現を続けてきた。
しかし、草原のような特徴の少ない広域を言葉だけで理解してもらうのは、なかなか難しい。
分かり易さのために、だいぶ稚拙だが地図を作製した。
※以下、説明
東西南北は地図の上が北。
アベルはリグニア内海を船で北上。
のち亜人界リッタゴンから内陸を北西の方角に進む。
モルケナウ族の勢力圏を通過して北方草原へ至る。
グルガン山脈から発する大河ネトは、そのままマカダン藩国の本拠地ジュバイラ近傍を流れてリグニア内海に注ぐ。
大河ネトは旧来、マカダン藩国と北方草原の境界であるが厳密な国境というわけではない。
付近は係争地となる。
占領した要塞というのは、アベルやロペスが皇帝国へ戻る最中に攻撃した要塞のこと。この時はディド・ズマの配下であるフォーグ・ベルナルが戦死。数千人を捕虜にした。
グルガン山脈の西側から南はディド・ズマ勢力圏。
さらに南は中央平原。
スターキ氏族は北方草原でも最も北部を生活拠点にしている。
スターキ氏族本家から枝分かれして遊牧中だったところウルラウに協力したのがルスタール。
スカーフェイスの習慣があるため顔に大きな傷がある氏族。
結果的にユーリアン氏族は、今や北方草原の中部から南部までを勢力圏にしている。
打倒したヌバト族の生活圏も併合したような状態。
南のマカダン藩国は草原地方とモルケナウ族のいる森林地帯へ侵略を仕掛けている。
つまりユーリアン氏族の周囲は敵か、敵ではないにしても味方でもない勢力に包囲されているのであった……。
というような感じです。
凄く適当な地図で恥ずかしいのだが、専門的なデザインソフトを使いこなしてカッコイイ地図を作るのは、やっぱり大変すぎる。
今後ともたぶん無理。
ちなみにカクヨムは本文中にイラストを貼れない作りになっている。
やはり、苦心検討の末に現在の形になったのだと思う。
あくまで小説サイトであるから小説の表現のみに絞った、ということだろう。
イラストが何枚も貼られてしまうと小説サイトの意義や魅力が損なわれるという考えかもしれない。
これは私の想像だけれど。
そのうち皇帝国ハイワンド方面~中央平原~王道国あたりの地図も作れたら作ります。
それでは。