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岷山隠棲、第六節を公開しました

「白鶴楼」はともかく「鳴春閣」は字面的に直接的過ぎやしないかなー、なんて今さら思ったり。

はい、「第六節 驍舵主の行方」を公開しました。

実のところ今回はあまり解説するところはないかなぁと。
なにせ羅錦威が夜の街中を駆け回って乱闘騒ぎを起こすだけですからね。

そういえばその乱闘騒ぎで、羅錦威が圧倒的強さを見せることに違和感を抱いた方もいらっしゃるかと思います。
そうです。「第三節 中天幇会」にて、羅錦威は丸太を打ち折った辛悟に「感服仕った」と発言し、それがために「二流三流の輩」と評されているのです。

――二流三流の輩が強すぎやしないか? と、なるはず。
考えられる可能性としては三つあります。

一つ。羅錦威は確かに二流三流の腕前で、その弟子たちはそれよりさらに劣る雑魚である。
二つ。辛悟らがずば抜けて強いだけで、羅錦威やその弟子たちは決して弱いわけではない。
三つ。羅錦威も本来は辛悟らに並ぶ一流の武芸者だが、幇会滅亡のショックで心身共に弱体化している。

で、真相はと言うと。
実はどれでも構いません。読者のご想像にお任せしようと思います。結局のところ、それは話の内容に対して影響することではないのです。
……まあ、四つ目に「作者が深く考えずに書いたからそうなった」もあり得るのですが(ボソッ)。

次回、辛悟による考察が行われます。乞うご期待!

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