ご無沙汰しておりました。古月です。
気が付けば「後宮武侠物語」を完結させてからもう二年も経とうとしていました。
その間まったく書かなかったのかと言えばそうでもないのですが、発表できていないからには活動休止と思われても仕方のない状態でしたね。
端的に言えば環境の変化が複数重なり、生活サイクルに執筆時間を確保できなくなっていました。
一番大きいのは本業で一段階職級が上がったことでしょう。少人数部門ではありますがマネジメントをする立場になりました。
が、これがまあ肌に合わないこと合わないこと。遠からず元の職級に戻してもらえないか頼み込みます。
加えてテレワークになったことで通勤時間が無くなったことも要因の一つではないかと。あれは今にして思えば貴重な構想と執筆の時間でした。
そんなこんなで書けない期間が長く続いていましたが、このままでは腕が鈍るどころか腐ると思い、今回のKAC2022で勘を取り戻そうとした次第です。
実は去年のKACでも同じことを考えていたのですが、初回のお題を書き上げることができず、出鼻を挫かれた時点で意欲消失してしまっていました。
ので、今回は意地でも第一のお題は書こうとしていました。
幸か不幸か初回のお題は「二刀流」ということで好調なスタートを切ることができました。その後の全11回、ミスさえなければ皆勤賞のはずです。
今回のジャンル内訳は
現ドラ 6作
現ファン 1作
歴史・時代 3作
ホラー 1作
と、現ドラに偏りました。
毎回毎回お題を見て最初に思い浮かんだストーリーが現ドラばっかりだったんですよね。おかしい、私はもっと武侠が書きたかったはずなのに……。
というより、アクションシーンをほとんど書いていない気がします。私はしつこいぐらいにアクション描写をする書き手だったはずなんですが。
ここ二年間武術の練習もサボり気味なのがいけないのでしょうか。余談ですが不摂生が祟って先日ぎっくり腰をやりました。皆さんも気を付けましょう。
今後ですが、剣侠李白をぼちぼち書きつつ、新作長編も書きたいなぁと。逮捕術をネタにした警察小説を書きたかったんですが、それは保留にして武侠モノを書くかもしれません。
期待せずにお待ちください。
それではまた、また遠くないうちに。