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「熊本の夜の街を出歩けなくなったからテイクアウトで食べてみた」の副題②

第16話~第30話について。

第16話「己を知り酒肴を知れば百杯危うからず」
 「孫子」の「謀攻篇」より。「彼を知りて己を知れば百戦危うからず」が元。
第17話 人に良し
 「ミスター味っ子」のアニメ版で出てくる言葉。「人に良しと書いて食」と成すらしい。
第18話 青春の日の思い出
 ヘルマンヘッセ、好きやな自分。(ネタ被りに後で気付きました)
第19話 酒の夢見し
 「いろは歌」より。「浅き夢見し」のもじりだが、私は酔う。
第20話 ここで逢うたも何かの麺
 林家木久扇師匠の花魁より。「ここで逢うたも何かの縁。遊んで行ってくんなまし」が分かるのは少し前の笑点を見ていた人。
第21話 ゆく牛の旨味は絶えずして
 鴨長明著「方丈記」より。しかも元の旨味にはあらず。
第22話 夜の肝酔う躯
 柳家喬太郎師匠の新作落語「夜の慣用句」より。私の座右の銘は「酒に対してまさに歌うべし」
第23話 フランスは食のたまもの
 ヘロドトス著「歴史」より。「エジプトはナイルのたまもの」と内容も合いそう。
第24話 鮒の霍乱 鯰の脚気 麺患い
 古典落語「紺屋高尾」より。本当は「鮒の霍乱 鯰の脚気 恋患い」という言い回し。
第25話 酒肴食われて山河在り
 杜甫の詩文「春望」より。「国破れて山河在り。城春にして草木深し」の名文が滅茶苦茶に。
第26話 祝宴あるいは優雅なる独酌
 塩野七生著「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」より。地獄に行って話をしたい人のひとりがこのチェーザレ。
第27話 おもしろうてやがて哀しき炭火かな
 芭蕉の句「おもしろうてやがてかなしき鵜舟(うぶね)かな」より。鵜飼も篝火を焚くのでぴったり。
第28話 また たまらぬもので呑んでしまった
 モンキー・パンチ著「ルパン三世」の石川五右衛門のセリフより。「またつまらぬものを斬ってしまった」と毎度のように聞くこととなる。
第29話 だけど……閃光のように
 三条陸・稲田浩二共著「ダイの大冒険」のポップのセリフより。メガンテを指すわけではない。
第30話 肉心あれば酒心あり
 ラズウェル細木著「魚心あれば食べ心」より。これも大元は「魚心あれば水心」のもじりであるのだが、こまけぇこたぁいいんだよ。

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