鶴崎　和明（つるさき　かずあき）

【作者体調不良のため、次回更新は12/13水曜日を予定しております】 修学旅行、団体旅行、グループ旅行、二人旅……。 様々な旅の形がある中でも、作者が魅せられた一人旅。 その…

～～あなたの晩酌のお供に～～ 三十路も半ばに至り、飲兵衛としての姿が板についた筆者が、酒と肴について自由に語るエッセイ集。 左手に盃を、右手にあてを備えていただき、ぜひ「ご賞味」…

日々の出来事を気ままに綴る放言集。 心に浮かんでは消えるようなあれこれを、時に短く、時に長々と取り留めもなく書き続けながら、どこかおかしな気分を味わえれば。

【不定期更新・随時更新】 鶴崎和下記のお送りする長編小説についての設定資料集です。 公開を主目的とするのではなく、移動先での執筆が可能なようメモ代わりに使用する作品とお考え下さい…

いいわけに始まる、私の言の葉の歴史。

「事実は小説よりも奇なり」と言われながら「歴史は繰り返す、ただし風味を変えて」とも語られる現実。 今起きていることを歴史から見て振り返ることで、定石を抜けようと抗う放談。

幸運と不運に「恵まれた」七という数。

【毎週月曜日更新予定】 冬休みのある日、二条里は昔よく訪ねた神社を訪ねたところ、黄色いリボンの少女に襲われる。霧峯という名のその少女との出会いは、さらに激しい戦いの渦に二条里を巻…

高校生の頃より多種のジャンルを描き続けてきた筆者の文芸観の紹介。 創作に行き詰った方や（いないと思いますが）歌物語などに挑戦されたい方向けに書くことができれば、と思います。

筋肉の行きつく先と生物としての役目と。

深夜の散歩と繋がりを少々。

銘酒の名の起源と私の仕方のない性分と。

祖父の出棺にぬいぐるみを添えて。

本屋で出会う世界と密林の猛威について

鶴崎和明は自称エッセイスト。 しかし、まともに日記というものを書いたことがない。 それなら日々思ったことと出来事と食べたものでも記しながら、好き放題に書いてやろうとキーボードとい…

長崎の食を中心に町の在り方や筆者の思い出を紡いでいく作品です。 「夕闇や　長崎に告ぐ　鐘一つ」 超高齢社会に差し掛かった長崎を前に、その在り方を遺すべく食を主軸に据えて書き連…

日本中が揺れ、世界中から悲しみの声が届く出来事から二日。 それでも、選挙戦は終わり、今また日常に戻ろうとしている。 その前に一つだけ、弔いを兼ねた小文を徒然にまかせて綴る。

安倍元首相のご冥福を、民主主義の無事を祈って――

KAC2022最終回のテーマは「日記」。 しかしながら、筆者は三十年以上の人生の中でまともに日記を付けたことがない。 ならばと日記の代わりになるものに触れつつその本質に臨む。

仕事柄、真夜中に執筆することの多かった筆者であるが、果たしてそれが持つ意味合いは何であったのか、それを端的にまとめたエッセイ。 真夜中の執筆の持つ功罪を追う。

KAC2022の第9回目のお題は「猫の手を借りた結果」。 エッセイ殺しのこのテーマこそ、本当に猫の手も借りたいと思いつつ、猫の手を少し掘り下げます。

ＫＡＣ8回目のお題は「私だけのヒーロー」。 ヒーローの原義に戻り、私の創作したキャラクターから一つの肖像をあぶり出していく。

「サヨナラダケガ人生ダ」と言われるように、出会いの裏側には常に別れが付きまとう。 本当に、わがままが許されないのだろうかと問う短文。

まさかボイロキッチン界の羊の代わりを、彼が務めるとは……。 では、心置きなくいただきます。

またカクヨムさんがコラボされている田原総一朗氏を出汁にやりづらいテーマで我々に挑戦状を叩きつけてこられた。 ならその勝負をエッセイで真剣に受けてやりましょうと遊ばせていただきまし…

俺は伝説の冒険隊を探しに、ベナッサの森にやってきた。 しかし、本格的な探索を前に腹が減っている。 さて、この近くに何か飯屋はあるだろうか……。

「人を笑わせる」と「人に笑われる」との間に立つお笑いの世界。 そのもたらす力を紐解く中で、ひとつの自戒に向かっていく。

霊感や豪運とは無縁の筆者も、ひとつだけ働く第六感がある。 その奥底に潜むものは何かを探る。

推しの多い人生を送って来ました。 作家、キャラクター、出身地と様々な推しに対してきた筆者が、その先にあるものを見詰めなおしていく。

KAC2022の初回は「二刀流」。 では、動画と執筆の二刀流でうまく立ち回れなかった筆者はどう臨むべきなのか。 各界の二刀流からそのヒントを得る。

新型コロナワクチンの副反応が治まった俺は、夜に一人、コンビニで手にした「赤いきつね」にお湯を注いで待つうちに、爺ちゃんと過ごした年末のことを思い出す。 それは無口な爺ちゃんが精一…

食に関するエッセイ、動画を作り続けてきた作者が日々の食の様をつづる百のお話。 名店、自炊、寂寥、失敗……三十余年のなかで見たものを一つ一つ描写する。

【申し訳ありません、最長10月まで休載致します】 なんだかヘッドライトが目のように見えるな―― そう思った日から我が家のデミオは口を利くようになった。 通勤も休日のドライブも列…

【しばらくの間休載させていただきます→次回7/20更新予定】 【火・土　18：30更新】 私こと鶴崎和明が気になったもの、これまで楽しんできたものをそのまま紹介していく一編。鋭さ…

戸﨑享様主催「（週刊カクヨムコラム企画）　３つの質問に答えてあなたの執筆に対するこだわりを教えて」への回答になります。 こだわりを書くなんてこっぱずかしいやと言いながら書き上げて…

【コロナに負けるな夜の街　テイクアウトの裏技】 熊本市の下通にあるお店をテイクアウト（持ち帰り）で食べ歩きます。 同じ店が出てくるのもご愛敬。 世間のコロナウィルスによる自粛と…

【三章開始までしばらく休載→再開時期は改めてお伝えします】 【水・金　19：15更新予定】 　この世界には技令と呼ばれる異能があり、時に我々のような何も知らぬ者へと牙を剥く。そう…

気分に任せて質問系の自主企画に回答させていただきます。 お目汚しをば失礼致します。

KAC2021がいよいよ閉幕する。今回は連続して十作品以上を上梓しなければ皆勤賞をいただくこともままならず、マラソンのような長丁場を走り抜いたときの達成感というものは一入《ひとし…

技令士として一つの到達点である「無属性技令界」を習得するに至った山ノ井は、しかし、それと同時にその先にある自分を思い描くことができず苦しんでいた。必死な思いの先に辿り着いた地平は…

今年で喜寿を迎える爺ちゃんは、ある日、自分の歌声を重ね合わせて合唱にしてほしいと頼んできた。その奇抜なお願いは、爺ちゃんにとって遠くて近い、八月のあの暑い日の想いに繋がっていた。…

「アウグストゥス」という尊称と皇帝としての実質的な権力を得たオクタヴィアヌスは、冷ややかな表情で議場を後にした。権力闘争の末に第一人者となった彼は、しかし、同じように権力を持って…

将棋部員の猛は今日も香子先輩とのはさみ将棋対決に引き分けていた。都合、二十回に及ぶやり取りの中で、香子先輩の陰を追いかける自分を見いだしていく。果たして、二十一回目の勝負の先にあ…

少女は今日も一人でいる寂しさを紛らすために筆を執っていた。その先にあるまだ見ぬ相手を想いながら、日々を羊皮紙に綴り、それを誰かに伝えるべく。

夏休みに帰省した学生の僕は、炎天下でお世話になった「先生」のことを思い返しながら、残されたスマホのあることに思い至る。それは、僕が犯したものの大きさであり、「先生」に負わせてしま…

三八を迎えた新田真平は、ひと月ぶりに行きつけのバー「カントリー」を訪ねていた。そこで、馴染みの井山幸次と顔を合わせたのであるが、何やら浮かぬ顔をしている。そこで話を聞いた真平は、…

拙著「混合文芸概論」では紹介の難しい内容を論じる特論作品。 今回は文章創作を行う上で必要になる直観の鍛え方について論じています。 文章創作に悩まれている方への一助となれば幸いです。

二〇一六年四月に発生した熊本地震から五年。 それを期に転じた走りを思い返す長編詩。 これまでも走り続け、これからも走り続ける。 道が繋がる限り止まらないこの地の物語。

二〇一九年に東北と関東を旅して回った際にまとめた紀行文。 八年越しの思いと一つの時代の終焉との狭間で、見たものや感じたことを徒然に任せて書き綴りました。 三月十一日に東北編を公開…

彼女は外に出るのもすきだけど、おうちですごす時間も大切にしていた。 お家に引きこもることすらできなかった作者への皮肉。