• 異世界ファンタジー

07-18M ガーベラ会戦11月8日午前7時頃

 11月8日午前7時頃の状況

 第十一軍は旧街道沿いに進軍している。

 その隊列は渋滞しており、先頭のミッドストン旅団はメハン川に到達しているが、最後尾のクリアワイン旅団は未だ出発地点に留まっている。



 第十一軍は旧街道に沿ってほぼ一直線に並んでいる。

 図では、第十一軍司令部、カンナギ直属中隊が街道から離れているようになっているが、実際には、第一魔道大隊(KJ クテン・ジャニベグ大隊)と同行している。



 トエナ大隊は先頭のミッドストン旅団の傘下にある。

 レトコウ連隊は第十一軍司令部直属であり、実質、クロスハウゼン旅団の連隊の一つとして運用されている。



 騎兵大隊は二個大隊が北側、二個大隊が南側に展開して、側面警戒に当たっている。

 実は、騎兵部隊は大隊単位で固まって行動しており、偵察任務としては不十分な状況である。

 第十一軍司令部からは、分隊単位で広く偵察するよう命令されているが、夜間行動が可能な騎兵がほとんどいないため、分散できないでいる。

 一応、夜明けと共に散開の予定ではある。



 メハン川の線ではミッドストン旅団が攻勢を開始している。



 この時点で、第十一軍司令部は、ケイマン軍の動向をほとんと掴んでいない。

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