• 異世界ファンタジー

09-07M キョウスケ隊セリガー侵入図

カンナギ・キョウスケ一行の移動経路を示す。

アルダ=シャールからコーシュカールまでは船での移動。
コーシュカールからは陸路である。
二月二日にアルダ=シャールを出発してから二月四日までは船中であり、交代で睡眠をとっていたが、二月四日から二月一〇日にセリガーシティー郊外に到着するまでの陸路では、睡眠休憩は取られていない。
キョウスケ自身は睡眠を必要としない体質であるが、他のメンバーはそうではない。
彼女たちはキョウスケの支配下に入っており、ある意味ラリっているため、移動が可能となっていた。
キョウスケの無意識の『命令』と適時の『マナ補給』がなければ、とっくに倒れていただろう。

本文中にもあるが、セリガー国内では住民の移動が頻繁に行われている。
土木作業への住民の動員や、妊娠女性を集めて移動させる、出産が終わった女性を村落に戻す、などなどで、住民とそれを護送する役人・兵士が常時街道上を移動している。
このため、実はキョウスケ一行は悪目立ちしていた。
役人により問い合わせも行われているが、時間的な関係で、表面化していないだけである。

1件のコメント

  • あまりに怪しい集団なので、思わず眼を背けてしまったのかな?
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