皆様へ
ゴルダナ帝国衰亡記 ~ハーレムはあきらめてください~
ひたすら趣味に走って好きなように書いている作品をご愛顧いただき、誠に感謝しております。
令和六年中も、やはり商業化の話はありませんでしたが、これも作者の才能の限界と半ば諦めております。
繰り返しますが、商業化を拒否しているわけではありません。
商業化の為でしたら多少は書き直しても良いかと考えています。
例えば主人公はもう少しオープンというか、分かりやすい性格にすべきかとも。
根本的に書き直さないと、という話も良く聞くのですが。
現在進行中のセリガー編では男性同性愛が話の重要な位置を占めております。
弁明しておきますが、作者は男性同性愛者に対して含むところは無く、馬鹿にする気持ちもありません。
ただ、それに没頭している人間は、他者から見れば異常に見えるという点に焦点を当てているだけです。
これまでもこの小説では、ロリコンや匂いフェチなどを取り上げてきましたので、特に男性同性愛だけという事もありません。
作者は、男性の異性愛主義者ですが、同性愛者に対して特に含むところはありません。
ですが、強制してくる男性同性愛者は嫌いです。
相手が女性でも強制はダメだと思います。
逆に言えば普通でないから拒否とか排除というのもダメでしょう。
そもそも、この多様化した社会で『普通』とは何かという話にもなります。
私の知人の医師は、当時某大学病院の消化器外科に勤務していたのですが、そこに某芸能人が例によって『肛門病変』で受診し、担当医となった彼は『普通でない行為をしたからこうなったのだ』と断言してしまったのだそうです。
ところが患者のマネージャー兼パートナーから『男性同士の普通の恋愛行為しかしていません』と反論され、更に『先生は男性同士の恋愛は普通ではないと言いたいのですか?』と糾弾されてしまったのだとか。
彼は反論できなかったそうです。
この『男性同士の普通の恋愛行為しかしていません』というフレーズは妙に気に入って本編内で使用しました。
この話はその教室内で問題となりました。
担当教授は大変真面目な方で、次の教授会に『我々は何処までを普通と見做すべきか大学として共通基準を作りたい』と提議し、教授会がカオスになったとかならないとか。
ちなみにこの話を作者が知っているのは件の友人医師が私にその患者の事で相談してきたからです。
「なあ、アナルプラグって何センチまでなら常用しても健康に害は無いんだ?」
「さあ、知らん。
つーか、そんなもん常用する事自体がダメだろう」
「そうだよなぁ」
彼によると、その芸能人患者は肛門が緩くなりスボンにシミを作ってしまうためアナルプラグを使用していたが、アクションを行うと抜けてしまうため、徐々に大きくなっていたのだとか。
それで、何センチまでなら健康に害が無いか聞かれ、分からないと答えたら、「〇〇大学病院でもそんな簡単なことが分からないのですか」と言われてしまい、大学の面子にかけて調べる事になったとか。
「で、何で、それをオレに聞く?」
「だってお前、こーゆー変なことに詳しいじゃないか」
彼は人の事を何だと思っているのでしょうか?
令和七年、西暦二〇二五年は一月六日の月曜日からの投稿となります。
アスカリ君の話が継続します。
アスカリという名前ですが、ヨーロッパのアフリカ探検隊が雇った現地護衛兵士の一般名称が語源です。
主として東アフリカで使われたとか。
ヨーロッパでも使われたことがあるとかないとか。
アカスリではありませんし、アスナとカリンのカップリングでもありません。
それでは、令和七年、西暦二〇二五年も『ゴルダナ帝国衰亡記 ~ハーレムはあきらめてください~』をよろしくお願い申し上げます。
作者 拝